林道 竜口夫婦川線 ダート区間(奈良県宇陀郡曽爾村)2018.5.12
投稿日 : 2018年05月17日
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ツーリングマップを開くと名張市の南にダート表記を見つけた。どうも約1.5kmの荒れたダートという事だが、林道も舗装化が進む昨今、果たして未舗装区間は残っているのか。
今回は近くを通る幼児があったので、ついでに立ち寄ることにした。
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名張市街地を離れ、奈良県道784号を南下すると「林道 竜口夫婦川線」の黄色い看板が目にとまった。ここが入り口のようだ。
県道から林道を見る限り、「荒れた」とは程遠いように思える。しかし、これが罠なのだ。
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峠に向かって上る道は、走り出して間もなくゴツゴツとした大きな石が露出してくる。
進めば進むほど、川底のような石とも路盤とも言い難い岩のような物が地面から顔をのぞかせる。
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峠手前の傾斜がキツイ区間からは、轍以外の部分に苔が生えているのが標準的な光景になる。
地面は窪みは数を増やし、単に路肩に寄せられて撤去したであろう倒木が道幅を狭めてくる。
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峠を越え下りに転じてから、この竜口夫婦川林道を「荒れた」と言わしめる原因となった区間がある。それも2か所だ。
これが1つ目。
道路幅は広いものの、地面が洗い流されて縦に2本大きなスジが出来てしまっている。路肩側の溝は相当に深く、タイヤを落とすと抜け出せないように思う。
真ん中の溝はそこまで深くないので、この上を通りクリアする。
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2つ目のはここだ。
まず、私の嫌いな笹薮が横からせり出してきている。次に路面には満遍なく苔が生えてあまり四輪は通らないというのが、容易に想像できる。
心配になって、降りて道の状態を確認したのだが、水分を含んだ地面と苔の組合わせは実に滑る。
引返そうかとも考えたが、歩いてすぐの場所から舗装路面が復活しているのがわかった。
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恐ろしく慎重に下り、舗装路面が見える所までやってこれた。
もし仮に、反対側から侵入して先程の区間に遭遇したら引き返していたかもしれない。急峻で狭くスリッピーな登りを単独で行って帰れなくなった洒落にならない(私は自他ともに認めるビビり)
実際、二輪のタイヤ跡は各所でモガいたような痕跡を残していた。
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舗装が復活したものの、快走というわけではなく、舗装が剥がれてボコボコになっていたり、落葉が積もった場所も何か所かある。気を付けながら走ればあっという間に、獣害防止用のゲートに到着。
ゲートの張り紙を読んでみると、材木や石材を盗まれるケースが多く、また野生生物による被害が多いため閉門した。と書いてある。
開けて出たらちゃんと閉めて林道の捜索は終了となる。
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