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整備手帳の記念すべき200回目の投稿はアップグレードしたサウンドシステムの全体像です。
良い感じに仕上がったので、組み上がった構成をまとめておきます。
システム図は拡大して見てくださいね。
いきなりこのシステムを構築したのではなくて、これまで純正ナビRNS510をベースに作ってきたシステムが元になっています。各機材はこれまでの整備手帳で書いてきた作業の積み上げでできています。
音源からDSPまでフルデジタルで音声信号を扱い、各スピーカーはそれぞれ独立してアンプから駆動させることでDSPから細かくコントロールすることを可能にしています。
さらに後部座席でも良い音で聴けるようにリアスピーカーも駆動させています。
再生可能な音源はハイレゾに加えてマルチチャンネル録音の音楽も鳴らすことができます。デジ像とFire TV StickからDTSとDolby Digitalのマルチチャンネルによる映画やライブ映像、サラウンド音源を鳴らすことができます。ハイレゾもいいですけど、音に包まれるサラウンド音源もとても良いです。
機材は車内にコンパクトに配置して、ラゲッジスペースをオーディオ機材で占有することなく、車の実用性と音質のちょうど良いところでバランスをとっています。
スピーカーはワーゲン純正DYNAUDIOをそのまま使用しています。純正DYNAUDIOスピーカーは単体販売のDUNAYDIOエソターに比べると若干コストカットされている部分はあり、ツイーターはもうちょっと頑張って欲しいと感じることもありますが、純正の見た目は崩したくなかったのでスピーカーは交換していません。今回のシステムで純正DYNAUDIOスピーカーは性能限界まで鳴らしきったかなと思います。
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ナビはクラリオンNXV897D。
今デジタルアウトプットがついているナビはクラリオンしか残っていません。他のメーカーはデジタルアウト付きカーナビを作るのをやめてしまいました。
事前テストではデジタルトランスポーターとしての性能は十分で、デジタルオーディオをやるならこのナビは隠れた名機です。ついでにルート変更や寄り道の設定がやりやすくナビとしても悪くないです。
このナビからデジタル出力を直接DSP PXA-H800へ入れています。
カーナビ本体でハイレゾ再生できるのでデジタルプレーヤーいらずですし運転中の操作も楽です。加えてこのナビはCarPlayもできるので、CarPlayもデジタル出力できる点もメリットがあります。CarPlay接続の音質の仕様は不明なのですが、Amazon MusicやApple MusicがCD品質の配信を始めたので期待したいところです。
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ナビへの電源線にアモルメットコアを挟んでおきました。
この手のアクセサリはデジタル機器の電源に入れると効果があります。理論的には交流成分が減衰するのでアナログ音声ラインには使わないようにしています。
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ナビNXV897DからDSP PXA-H800へのデジタル接続ではS/PDIFからTOSLINKへ変換するDDコンバータiPurifier SPDIF 2を経由しています。
DDコンバートとデジタル信号のジッター除去を行い、高音質化に貢献しています。
DDコンバータ用のUSB電源は超低ノイズ電源を使用しています。これは取り付け前の実験で効果が非常に高かったためです。
安いDDコンバータも電源をしっかりさせると音の粒が安定します。
iPurifier SPDIF 2は低ノイズ電源を使用する前提の機材であり付属品は100Vコンセント用のアダプタしかありませんので、今回車載するにあたり、この電源が役に立っています。
なお、電源で最も効果が高かったのはHELIX CAP33です。CAP33でオルタノイズを減らしてからさらに機材の直前でノイズ対策をすると完璧です。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1482781/car/1087521/10750125/parts.aspx 5
アンプが2台あるのでゲイン調整はパソコンからUSBオーディオI/F経由でデジタルでDSPへテスト信号を出して、テスターでアンプ出力の電圧を計測して正確に合わせます。
ゲインを揃えながら過大入出力で音が歪まないようにボリュームを調整します。Rockfordのアンプには1KHzサイン波を入力すると自動でクリップチェック機能が立ち上がり、波形がクリップしていないかLEDチェックランプの色で結果が表示されます。このチェックランプの動作は正確で、歪み計測計SMDと遜色ない計測結果を表示することが海外のオーディオショップのYouTubeで紹介されています。
マルチスピーカーなので、耳で行う調整の前に計測で揃えておくことが重要です。
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必要な部分は周波数特性を計測しておきます。
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計測結果をソフトウェアで解析してEQの基本値を決定します。
スピーカーが全部で10個もあるので、計測で値を揃えてから耳で最終調整します。EQは各スピーカー独立で調整を追い込むことで運転席という右側に偏った位置に座った場所でも良い定位と位相感で聞こえるようになっています。
定在波が出てしまう部分はリアスピーカー用に使用しているminiDSPでFIRフィルタを組んで位相が狂わないように補正をかけています。
PXA-H800の機能もフル活用します。マイク計測とFIRフィルタの一種であるImprintEQによる音場補正と、RoadEQの調整を行います。
RoadEQはマイクで走行中の車内の騒音を録音しながらリアルタイムで補正をする機能です。うまく調整ができると走行中でも気持ちよく聴けるようになります。
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