SWK / スズキワークス久留米 SWK プレミアムスポーツ ECU  

【再レビュー】(2022/01/10)
ECU書き換え後に約1000km走行しました。
エンジンが1000-3000回転はノーマルより燃料を絞っているのか失火しているのかアクセルに対して踏んでも反応しない場面がありターボラグの様な遅れ感じます。
ターボに過給圧が掛かり始めた3500回転くらいから急激に立ち上がりノーマル比よりも馬力/トルク共に向上していることが分かります。
ただ常用する低回転域がもたつくので高速で6速低回転で100km/hで走ってる状態から加速したい場面や登り勾配になった場面で5速に落とす必要があったり使いにくさを感じていました。何よりフラストレーションが…

対策としてハイスパークイグニッションコイルを入れたりすれば低回転域のもたつきも無くなるかもしれません。
低回転域でアクセルを踏み増しする場面が増えて結果的に1.0km-1.5km/L燃費悪化して使い難くなりました。

とりあえず試しにモリドライブのエンジンコートをエンジンオイル交換時に添加しました。
結果として低回転域でもアクセルレスポンスが著しく改善して燃費もノーマル状態より僅かながら良くなって常用ユースでもスムーズに反応してくれるようになりました。

モリドライブのモリブデンを入れて500kmしか走行していない為、エンジンオイル5000km使用後の性能など様子を見てみたいと考えています。
ZC33Sは直噴エンジンでブローバイガスにオイルが混じるので吸気バルブにカーボンが蓄積しやすいので有名です。
モリブデンを使うことで吸気バルブにベトベトのオイルが付着して更にカーボンが蓄積しやすくなることを予想しています。(あくまで想像です)
吸気バルブの様子を見ながらオイルキャッチタンクの追加なども視野に入れて対策が必要かもしれません。

1000km走行後の個人的な見解としてはイグニッションコイル、オイル添加剤、スロコンをSWKのECUとセットで導入するのであればSpec1はノーマルより扱いやすい点火マップと言える気がします。
(当方のZC33SはAT仕様で吸排気系は全てノーマル状態です)

メーカーが設計した条件を何か一つ変更すれば他の部品も最適化しなければならないのは当たり前の話なので不満はありません。
その過程が改造する楽しさだと思うので。
スズキが設計したノーマル状態が絶妙にバランスされていたことはよく分かり勉強になりました^_^