幸田アタック　2本目で0.6秒タイムアップした訳

だってパパの命令だったんだもん。

今日はパパから貰った写真を使って、僭越ながら解説させて頂きたいと思います。

写真をご覧ください。場所はゴール直前のディパーコーナー1個目付近で、左が0.6秒タイムアップした決勝2本目、右が1本目のほぼ同じ場所で撮られた写真です。微妙に場所が違うのは、パパの老眼のせいなので、本人の歳に免じて許してあげて下さい。

この写真の位置から10メートルほど行ったところにパイロンがあり、そのパイロンを左前方に見ながら進んでいるところです。そしてそのパイロンの場所で左に曲がっていくコースになっていました。

1本目の左側写真はそのパイロンに向かい直線的に進入し、パイロンでの旋回スピードを多少落としても、距離で稼ぐ作戦でした。写真で見てもコース中央より向かって右寄りを走行しています。


で、2本目の走行前に監督であるパパからの指示は、「コース幅をアウト側一杯に使って（写真向かって左側）距離を多く走っても良いから、左コーナーの旋回スピードを最大限に上げる事」、でした。

私は小さい時、母よりより、「道草はダメよ」、と教えられていたので、遠回りはマフサキ家の家訓に合わないと抵抗したのですが、却下されました。なので仕方なしにパパ監督の言付けに従う事にしましたが、家訓に欺く行為に自分自身、自己嫌悪感に襲われました。

左コーナーのパイロンから更に10メートル進んだ所に、右コーナーのパイロンが置いてあったのですが、コース取り変更の効果はその右パイロン通過後にしっかり現れました。

1本目アタックの時は、その右コーナ-を一瞬アクセルオフしただけで、すぐアクセル全開して通過しましたが、2本目アタックの時は、通過スピードが相当上がっていたらしく、ずっとアクセルオフしたままで、アンダーを軽く感じながらその後のゴールラインを通過しました。

なのでもう少しでゴールアウト側のパイロンを蹴っ飛ばすところでした。


やっぱりパパは私に危ないことを命令したのでしょうか？
今夜は悩んで眠られそうにありません。