最新欧州車試乗記（ＢＭＷ３編）

３夜連続でお送りする最新欧州車試乗記も本日で最後です。思い起こせばゴルフのＤＳＧの出来の良さにビックリし、ベンツセールス氏の侮辱的応対に憤慨し、と我青春（か？）も色々ありました。しかし、私のガイシャ歴は何と無謀にも１９８５年に分不相応なＢＭＷ３１８iＡの新車をこの○城○イヤルで買った事に端を発しているのでした。今、いつもアルテッツァがお世話になってネッツさんの真向かいでーす！

やっぱりＢＭＷを知るモノはまたＢＭＷに戻るのでしょうか？

と言う事で今回試乗したクルマはＢＭＷ３２０iです。スペックは４気筒DOHC２０００cc、150ps、20.4kgmと至って平凡な６速ATで価格は４１１万円です。

０６年モデルはディスチャージヘッドランプがオプション設定でしたが、０７年モデルでは標準装備なり、更に０８年モデルではコンフォートアクセス（８．６万円）とポプラウッドトリム（５．９万円）が付いて価格据置と言う嬉しいお話です。

スペック的に期待をせずに試乗を開始しましたが、３５００rpm以下では矢張りトルクの細さが気になりクルマ全体が重たい印象です。騒音と振動は我ヴィッツと較べると（またか！）随分レベルは高い感じでベンツと同じレベルです。３５００rpmを超えて５０００rpmまでエンジンを回すと気持ちイイＢＭＷサウンド（クゥォーン）が久し振りに聞こえて来て中々です。まあ、加速は胸のすく加速とは行きませんが、エンジン音の良さでこれまたちょっと心をくすぐられてしまいました。乗心地はベンツよりちょっと硬めと言ったところでしょうか。

試乗を終えてセールス氏から０７年モデルの在庫であれば０８年モデルより１５万円余分に値引き出来ますと言われましたが、「オプションで付ければ１５万掛かるので一緒」と指摘すると、「あれ、ホントだ？？」と妙にご納得のご様子でした。

このセールス氏、後日手書きの「ご来店有難う御座いました」のお手紙を送ってくれて、「買うならこの人」と思わせるやる気が気に入りました。

クルマといい、セールス氏といいＢＭＷかなァと思わせる試乗でした。

さあ、来週はレクサス店だァ～！