はい、納車帰りにそのまま○○山へ、という事だったんですが、小雨が降り出したので、急遽、シッポを巻いて引き返しました😩情けない😩
私は趣味クルマは基本、週末のみ動かしますので、次のチャンスは1週間後となります。それまでに、出来る予習、イメトレに励みましょう🤭取説も熟読しちゃいましょうか😙しっかし、オーナーズ・マニュアルキットには、〈サーキット走行の前に〉なんてゾクゾクするよーなパンフもあったりして、この車の出自が如実に判ろうか、というもの。
そんなこんなで、夜、寝る間も惜しんで昼寝してww、予習万全で土曜早朝5時のアラームに起こされたのでした🕰️
気温は3℃と低くタイヤ空気圧はTPMによると、前1.9k 後ろ2.1k程度。ド冷間とはいえ低過ぎと感じましたが、CUP2の特性をまったく知りませんので、このまま出発します。
10km程度の走行のうちに、水温,油温,油圧を上げていきますが、ここでも前カレラとまったく違うことを発見しました。それは油圧で、冷間ならまだしも、油温が90℃近くになっても4bar.程度あります。前カレラですと,せいぜい2bar.程度のところを、です。オイルポンプの圧損は馬鹿にできず、1bar.下げるだけで(リリーフバルブを早く開けるだけで)数%の燃費改善に繋がるとか(諸説あります)。GT3では回転を上げると当然ながら更に上がり5bar.を超えてきます。なぜこんなに違うのか?想像でしかありませんが、やはりカレラはどうのこうの言ってもGTなので、いや,それよりユーロ7基準値クリアのため?とにかくNAを捨て、ターボ化してしまうなどと(イヤ,それはそれで素晴らしいターボなのですが…)遮二無二環境対策しないとメーカーとして生き残れない状況になっているのでしょう。
閑話休題w
GT3系はギリギリのところで許されたポルシェのワガママなのでしょう。高圧の油圧も高回転下での油膜切れ対策であって、冷却対策のはず。こんなところも、「ああ、コレはGT3なんだなぁ」と一人ニヤけてしまうのです。
山裾の住宅街を抜け、コーナーを10程抜けると、常識的に踏み込んでもよろしい環境となります。
私のテリトリーはこの子に気に入ってもらえるでしょうか。私はこの子を手懐けることができるでしょうか。
新婚初夜を思い出します❤️いざ❗️
最初の一本はタイヤの様子見です。CUP2は結構温度に敏感らしく、また、乗ったらすぐに解るほどの、サイドウォールの高い剛性感を持ちます。グリップが上がらず攻め込めば、唐突な挙動を示すことは明らか。慎重に温度を上げていきます。
Uターン場所でクルマを回す時、一旦下車してタイヤ温度をチェックします。TPMによる内圧は前2.4k 後2.8kと少し高目なのでチョイ抜きしました。
ですが温度は測れません。掌センサーの出番なのです。
フロント温度があまり上がっていませんが、まあ許容範囲でしょう。リヤ温度はずっとは触れない程まで上がっています。コチラは狙い通り。
引き返し、2本目に突入します。さあ、チェックだ。
タイヤの素晴らしさは予想を上回ります。P -ZEROを10とすれば、グリップ13、コントロール性10、耐ヘタリ12といった感じでしょうか。峠レベルでは必要十分ではないでしょうか。注文してるCUP2Rの出番はあるのか??
兎に角、絶対グリップが高く、クルマ側の特性が顔を覗かせる領域まで攻め込まねばなりません。但し、マージンはしっかり取ります。納車→廃車ではシャレになりませんから(笑)。
ブレーキを残して向きを変え、如何に早くスロットルを開けていくか、というセオリー通りの走り方なのですが、GT3は、よりスロットルを早開け出来てしまいます。フロントが逃げる感覚もありませんし、トラクションコントロールが介入した感じもありません。リアステアなのか、VSCなのか、はたまた電子式LSDのおかげか、クルマはグングン前へ前へと加速していきます。
ブレーキも素晴らしいのですが、耐フェード性はネズミ鋳鉄と変わらないかな?
セラミックのおかげで冷えた状態での食い込み、コントロール性は今まで感じた事が無いものでした。
一昔前のカーボンブレーキは公道では使えない、なんて事はもうありませんね。素晴らしいです。
そんなこんなで2本目も終わって、いつものタイヤ圧とG-FORCEセンサーの最大値の確認をします。
何とビックリ!GT3の力を余裕を持って残していたにも関わらず、加速G、コーナリングGとも、今までの最高値を記録しています。
Gが掛かっていれば絶対速い、なんて事はないんですが、ひとつの指標には成り得ます。
こりゃ、今後が楽しみだわい🤪
Posted at 2024/02/05 16:17:31 | |
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