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おちゃけんのブログ一覧

2020年02月16日 イイね!

機械式が好きなのです

機械式が好きなのですさっき久々に自分のブログを見たら、S204のリコールの記事が先頭に出てきて、随分昔にUPした記憶があり最近のブログがトンでしまったのかと焦りました(^^;

よくよく考えてみたら、ここのところ整備手帳しかアップしていなくて、ブログは本当に久しぶりでした・・・


みん友の皆さんのブログは拝見して、イイねやコメントはちょくちょくさせて頂いていたのですが、生活環境の変化で時間的余裕も減ってしまい、リアルで皆さんにお会いして遊ぶことも激減。
毎日片道2時間15分の慣れない電車通勤に、緑豊かな環境から仕事中は見慣れない都会の風景、社屋の非常階段から高輪ゲートウェイ駅の工事進捗を眺める日々。仕事の中身も変わって疲労困憊でございます。

少し前の高輪ゲートウェイ駅周辺。



割と最近の工事進捗度。



直近では羽田新ルートの飛行機が上空を飛んだり。
よく見るともうギアダウンしてる。



エキシージは元気です!



そんな中、クルマはたまに乗ったり掃除したり、息子のエッセの足回りを弄ったり、少しは遊んでおります(整備手帳でご存じと思いますが)。
エキシージは今回はほぼノーマルで乗ろうと思って購入したため、整備と内装や電気系の気に入らないところに手を入れて満足して、たまのドライブでストレス発散に役立ってもらってます(^^)




さて、タイトルの「機械式が好き」。

クルマもアナログなのが好きで、964から何に乗るか、、好みもそうですがメカニズム的にもなるべく電気的介入や複雑な制御の無い、シンプルで構造の簡単な車が良いと思っていたのでロータスになった訳です。
それでもスロットルが電動だったり、少し不満はありますが今時の車じゃやむを得ないですよね。

そして車と同じ位好きなアイテムが時計。

興味の無い方は読み飛ばして頂ければと思いますが、時計も色々な駆動方式があって、昔からあるのは機械式、その次に電池で動くクオーツ、最新ではソーラー式に電波受信する電波時計。しかもソーラーで普段使っている限りは電池切れ無し。機械式時計はもつものでも1週間位しか持ちません(平均的には2日程度)。

時計も機械式のものが一番好きです。精度で言ったら間違いなく最新の電波時計ですが、年に1秒も狂わない電波時計が時計本来の機能としては最高でも、味気ないと思ってしまいます。

一日数秒の誤差が精一杯の機械式時計。何が良いって電気を使わずゼンマイの動力でテンプ(振り子)を動かし、その往復運動でタイミングを計って時間を計る。原始的な構造ではありますが、金属の部品と摩耗防止の軸受けルビー、歯車で動力を伝達して針を回す・・・最初にこの発明をした人って何て偉大なんでしょう(^^)


詳しい設計は分からなくても、機械の振り子が動いて歯車を回す様は、どうやって時計が動いているか直感的に分かります。

でも、電気は目に見えない。

電気がモーターを回しているのは頭で理解できますが、電気の流れは肉眼では見えないんですよね。


クルマも一緒。ハイブリッドや電気自動車が最先端で、時代の要請でこれからどんどん増えて、更に走行性能も効率も航続距離も伸びて、普段使うのには電気自動車の方が良くなる時代はもうすぐ来るのに、やっぱり原動機が動力源の車が好きなんです(いや、もう趣味趣向ではなく時代の要請でもなく、現時点でもハイブリッドやEVが実用上素晴らしいのも分かってはいますし、もちろん否定はありません)。

燃料がシリンダーに送られ、空気と混合されて圧縮燃焼、圧力を受けたピストンがコンロッドを介してクランクを回し、ミッションで減速されてタイヤが路面を蹴る。
その様が目に見える様に理解できて、機械(エンジン)が生き物の様に動いて車を前に進める。エンジンはパワー生むと同時に咆哮を上げ排気をし、熱が生命力を感じさせてくれる。
電気は、生命を感じさせてくれないというか、私の中では冷たいイメージなんです。

機械式時計と言えば…

最近(と言っても2年前位)時計を買いました。先日、MAKOTOさんのブログを拝見していて同じシリーズの時計をお持ちで驚きました。それ位マイナーなドイツ製の時計です。



リメスと言うブランドのエンデュランス2、1サウザンド(1000m防水)のダイバーウォッチです。非常に数が少なくなかなか見かけませんが、取り立てて高価な時計ではありません。イックラーと言う時計ケース(入れ物ではなく時計本体のガワ、車で言えばシャシーかな?)専門のサプライヤーが作ったインハウスブランドで、ドイツとアメリカと日本でしか正規販売されていないそうです。例えるなら、車体専門サプライヤーがエンジンその他のパーツを仕入れて、オリジナルのシャシーに載せて自社ブランドの車を限定販売した、みたいなブランドです。イックラーはブランパンとか超一流ブランドにケースを供給していて、品質は折り紙付き。

大体1000m級のダイバーズはゴツくて大きいのですが、この時計は本体ケース径が約41.5㎜、厚さが約12.5㎜と普段遣いにも問題の無いサイズで、この大きさでこの防水性能を達成しているのは流石ドイツ製品と言ったところでしょうか。



時計と言えばスイス製ですが、日本も世界に誇るセイコーがある様に、もともと機械作りと品質に拘るドイツも良い時計を作ります。で、時計の価格はもちろん高価なものは手に取ると素晴らしい作りをしていますが、基本有名ブランドの時計は名前代が大きく価格に乗ってますので、こう言うマイナーなブランドでも非常に作りが良くて、名前代が乗らない分コストパフォーマンスが素晴らしい掘り出し物がたまにあります。

それを言ったらクルマもかな?

高級車・高級ブランド車は装備の充実度や仕上げの違いは大きいでしょうが、鉄やアルミ等の使っている素材はあまり変わらないでしょうから・・・、、まあカーボンその他の高価な素材を使っている場合もたまにありますが、やっぱり名前代が大きいですよね、多分。

それから、随分昔・・・もう15年以上前に買ったアンティークロレックス、Ref.1501。
当時10万円位で購入した高価なものではないのですが、日本ロレックスでオーバーホールして(今は古すぎてパーツ欠品で受け付けてくれなくなりましたが)、日差+10秒位で調子よく動いています。ロレックスは製造番号で生産年が特定出来ますが、この時計は1967年製。かれこれ50年以上昔の工業製品です。

※ちなみにロレックス社の創業者はドイツ人で、創業地はイギリス。現在はスイスの半官半民企業になっていますが、ルーツにドイツが関わっています。



機械式の時計や車が好きなもう一つの理由に、修理が容易で長持ちするということがあります。
このロレックスと同年代の旧車が元気に走っているのも、バッテリーとインバーターとモーターではなく、エンジンで動いているから、と言う理由が大きいと思います。

電気部品は世代交代が早く、ピストンやギアみたいに簡単にワンオフで同じ仕様のパーツが用意できない。多分、製品寿命が来たら廃棄するしかないでしょう。

エキシージも、多少の電気化されたパーツはありますが、基本的にシンプルな車です。パワステすらないステアリングから、路面のうねりをダイレクトにキックバックされると、馬の手綱を握るのはこんな感じかなと思ったり。そう、同じ視点で言うと息子用に買ったエッセ!スロットルはワイヤーだし電子制御も無いし、軽くてシンプルで速くないけど面白さはロータスと同等!(言い過ぎ)。クルマの本質を思い出させてくれます。



歳をとると若かりし頃への憧憬で、昔のモノが懐かしく良く感じられるといいますから、そう言う理由も多少はあるかも知れませんが、やっぱり体温を思わせる温かみのある機械式のモノに、私は愛着や親近感がわくんですよね(^^)
Posted at 2020/02/16 16:21:28 | コメント(12) | トラックバック(0) | 時計 | 日記
2019年10月26日 イイね!

W204リコールのご案内

W204リコールのご案内昨日帰宅すると、MBからリコール案内の封書が届いていました。

2年前位に、同じく封書で例のタカタのエアバッグ関連のリコール予告のような連絡が届いており、助手席エアバッグが対象なのでリコールするが代替部品の準備に時間がかかるため、リコール作業可能になったら再度連絡すると通知されていました。

なので、やっとエアバッグ交換か~必要無い気もするけど・・・
位に考えて封筒を開けて中を見ると。



油圧カムシャフトアジャスタのリコール


あああ・・・

これは半年位前に、エンジンの始動時異音で16万円以上かけて修理した、そのものではないですか!

確かに結構壊れるとWebでも情報がたくさんありましたし、中には5万km位で壊れている方もいらっしゃるようなので、9万km以上もったうちのはラッキー程度に思っていたのに~(T-T)

ちなみにIN/EXの2個あり、私は壊れたIN側しか交換しない節約修理だったので、今回は両方とも新品対策品にするという事なら無意味ではありませんが・・・

あと半年早ければ、あの16万円の出費はなかったのに~

もう壊れて修理代痛かったですよ!
かかった費用返してくれないかなあ、ホントに・・・


※当時のテスター記録と修理明細、領収書が全部出て来たので、ディーラーに行って下手にお願いしてみました。ディーラーさんが悪い訳じゃないので。ディーラー担当さんは、そりゃそうですよね~と理解を示して下さいまして、メーカー日本法人のサービス担当に掛け合ってくれるとのことで、結果が出たらまたお知らせします。感覚的には50/50かな・・・


その後…追加で整備業者さんが部品を仕入れた時の納品書か領収書(品番と数量が分かるもの)を追加で提出要求があり、業者さんにお願いして仕入れ伝票の写しを頂き提出しました。取引上の守秘の関係で部品問屋さんの名前と部品原価は伏せてありましたが、それで大丈夫でした。

リコール作業は無事完了しましてその後本日確認したところ、一部油脂類以外はパーツ代と工賃を全額返金すると回答がありました。10日前後で振り込みしますとの事で、支払った額の90%位戻って来そうです。まだ振り込み前なので油断出来ませんが、途中経過報告です。

※11/15に良い意味で予想に反し無事、全額返金されました(^^)
Posted at 2019/10/26 09:01:11 | コメント(7) | トラックバック(0) | S204 | クルマ
2019年08月31日 イイね!

空中分解

空中分解先週の事です。

暑くて仕方がないのですが、たまには趣味車も動かさないと・・・と思い(乗れば楽しいのですけどね)、下道~東北道~鹿沼周辺をぶらっとしてまた高速で佐野藤岡~地元と、100㎞位走りました。

帰宅して車庫に入れ、カバーをかけていたら・・・

無い!

給油口のキャップが無い!!
(タイトル画像はキャップ紛失を発見後、ゴミや水分侵入防止に、失意の中タオルを突っ込んだところ)

給油口の中に水色のプラスチックのパーツが残骸で残っていて、外側がキーシリンダーごと無くなっていたのです(T-T)

悪あがきして、飛んで行ったキャップのアウターとキーシリンダーを探しに出るも、こんな時に限って高速込み100㎞も乗っている。
もう無理だな、運よく見つかってもどうせ傷だらけだろうし下道だけ探すか、と出かけましたが、結構道路って石とかゴミとか落ちてて走りながら判別できやしません。よそ見は危ないし・・・

諦めて3㎞位走って自宅へ引き返す途中の信号待ち、交差点角の砂利の駐車場にそれらしき物体を見つけ、近くに車を止めて確かめると、何という奇跡!!

見つかりました!!!





が・・・キーシリンダーが抜けかけて、中の金属プレートと小さなスプリングが飛散していて使えません。
それに想像通り傷だらけでした。

見てみると青いパーツの先端に欠けたらしい黒いプラスチック片が残っていて、さらによく見るとそのプラ片には接着剤で補修した形跡が。
そう言えばキャップを閉めるときカタカタしていて、明らかに緩い気がしたのですがロータスだしこんなものかと余り気にしていませんでした。
思い起こせば、エリーゼの時は気にならなかったよな、、と。

Webで調べれば結構出てくる、同じ様に給油口キャップが壊れて困っている方の情報(^^;
どうやらこれも持病みたいなもので、前オーナーの時破損して修理し、使っていたものが再度壊れたということでしょう。

セルフではないGSで店員さんに壊された事例も多い様ですが、このキャップの構造を見ると非常に壊れやすいのが理解できる設計で、爆弾みたいなものです。
手荒に扱った可能性も否定できませんが、壊れたタイミングはたまたまの可能性もあるかも、と思ってしまうチャチさ・・・

簡単に説明すると、キーシリンダー先端が水色のインナーキャップの中央に勘合していて、キーを回すと水色の部分が回って爪がロックされます。
例えると、コマの中心軸をつまんで回す様な感じなので、回すときにロック部の摩擦が大きいと中央接続部に大きな負荷がかかり、プラスチック製なのでねじ切れる様に割れる、と思われます。

そしてパーツの価格を調べて、前オーナーが何故新品にしなかったのか分かった気がしました。

ロータスの燃料キャップ、キーシリンダー込みで約5万円!!!

高すぎる・・・アウターはアルミ削り出しっぽいけど、こんな部品が5万円・・・
それに価格以外にも、キーシリンダーまで買ったらIGキーとドア、給油口キャップが別鍵になるのは何だか嫌な感じです(むしろ便利ではあるかも知れませんが)

困り果てて色々調べていると、みんカラユーザーさんの中に、社外キャップを加工した記事を発見。

JINJINGさん
https://minkara.carview.co.jp/userid/247624/profile/

対処についてメッセで問い合わせをさせて頂くと、丁寧なお返事と合わせて「車両を入れ替えたので、パーツだけ残っています。お譲りできますよ」とのありがたいご厚意を頂きましたm(_ _)m





エリーゼパーツのFUEL Surround(BLACK)に、NCで削り出したワンオフアダプター+鍵付きエアロキャップを組み合わせた、めちゃくちゃカッコいい燃料口キャップ~
しかも耐久性も純正の比ではありませんよ~(^^)

お住まいが比較的お近くだったので、直接引き取りに伺いましたら、なんとガレージには991GT3RSが・・・!!
エンジンをかけて下さって、独特の排気音と金属音の奏でるサウンドに、それだけでシビれました!!
実物初めて間近で見た・・・純正でドライカーボンのボンネットにFフェンダー、車体色のロールケージ、もうモノが違います。
いいなあ~

>JINJING 様
当日は色々とご親切にありがとうございました。
お仕事柄の工業系の裏話等々、色々なお話も伺えて非常に楽しかったです。
キャップのほかにもおまけまで頂いてしまい恐縮です。
本当に助かりました。
また是非宜しくお願い致します!

そして取り付け。





ヘックスボルトを外して付け替えるだけ、と思いきや燃料キャップの周囲のアルミ製パーツとボディ間にパッキンが挟んであるのですが、このパッキンがコルクパッキンで接着してあり外せない。
仕方なく型紙作ってたまたま家にあった1㎜のゴムシートでパッキンを自作し、代用にしました。

こんな感じ。





ちょっと雑ですが付けたら見えませんしね〜
取り付けはあっという間ですが、コルクパッキンがボディに固着気味で、ボディを傷つけず剥がすのに少し気を遣いました。





これで車両側のリカバリー&グレードアップは完了しましたが・・・
やっぱり純正も手元に欲しいなあ、と思いヤフオクを徘徊していると。

おお~神は見捨てていなかった!
中古で1個だけ、出品があったのです。
壊れやすいパーツだけに高くなるかなと心配しましたが、数千円で落札できました(と言うより競合しなかった)

え?
中古買ってもキーが使えないだろうって??
Webを徘徊していて合わせて得ていた情報の真偽を確認してみます。



噂は本当だ、、手元のキーで給油口キャップの鍵、問題なく回りました(笑)
Posted at 2019/08/31 11:43:07 | コメント(9) | トラックバック(0) | エキシージS | クルマ
2019年07月28日 イイね!

バースデーウォッチ

バースデーウォッチ今回は車と全く関係ない話題です。


皆さんのブログを見ていると、男の趣味で車好きの方々に同時に愛される趣味として、腕時計愛好家が多いと感じます。

車好き=時計好き

こんな通説もよく耳にします(^^)
機械モノと言う共通点があるせいだと思います。


車の世界も機械式(燃料&エンジン)から電動式(バッテリー&モーター)に移り変わって行く最中で、環境にも機械としての完成度も高くなるのに車好きはエンジン車を愛してやまない様に、時計好きもクオーツ(電池式)よりゼンマイ(機械式)を愛好するという現実。
時計の機能で言っても、機械式は良くて日差±何秒。クオーツは桁が変わって月差±数秒~高級品では年差±数秒、電波時計ならほぼ誤差は無いと言うのに、それでも機械式のテンプの鼓動と音が良いなんて、車好きも時計好きも「変態」は共通項かも知れません(笑)


私もかつてサラリーマンと並行して、趣味と実益を兼ねて中古ブランド時計のブローカーの真似事をしていたことがありました。

古物商の免許も取った位で(これを持っているとなかなか便利で、業者市場に入れたり中古車購入の際に業販扱いにすると取得税の免除が受けられたり、多少メリットがあります)、珍しい時計や自分では買えない高価な時計も目にしたりして、なかなか面白かったですが、今はネットオークションやら全盛で一億総商売人みたいになってしまい、面白みがなくなってやめてしまいまいたが・・・

そんなこんなで、自身の所有物としての時計も有名どころも含め一時期は10本以上所有していましたが、今は売却したりして少なくなりました。腕時計自体は相変わらず好きですが、それなりの時計は高価ですからね~(^^;

ただ、人気のある高級時計は購入する時高価でも、処分する時それなりの価格で売れるのと場合によっては買った時より価値が出て儲かったりしますから、トータルで見たら割とお金のかからない趣味だと思います。


さてさて、タイトルのバースデーウォッチ。


腕時計でも高級品やアンティークは、所謂「機械式腕時計」というジャンルのものが多いです。このあたりはご存じの方の方が多いかも知れません。
機械式腕時計の最も良いところは、適切なメンテナンスさえしていれば何十年でも、それこそ子供や孫に受け継げるくらい長持ちすることではないでしょうか。

だから、ある程度の歳になって、自分の生まれ年と同じ年代の時計を買ってみよう!と言う発想が出るんですね。
私はビンテージものでも、外観の傷や劣化も限度を超えると「味」として愛せないのと、機械物は古くても日常使用に耐えてほしいと思っているので、あまり古すぎるアンティーク時計はさほど興味がなくて、’80年代以降の、車でいえばネオクラシックあたりが好みです。ですが、自身のバースデーウォッチとなるとそのラインをやや超えて来ます。

そんな時、ヤフオクを眺めていて目に止まった時計。



IWC R814A Cal.8541B

クッションケースと呼ばれる’60年代~’70年代に流行った独特のフォルム、ぷっくりとしたカーブを描く強化プラスチックの風防ガラス、ステンレスメッシュのミラネーゼブレス、それでいて直径36~37mmと丁度良いサイズ、ビンテージ感あふれる時計です。
デザイン的にも、仕事で使っても違和感なさそう。




IWCは、スイスでもドイツ語圏にある時計ブランドで、歴史もありその格はかのロレックスより上と言う声もある名門です。
生産の機械化や規格化をいち早く取り入れ、品質の向上に寄与したメーカーですが、いかんせん宣伝下手でロレックスやオメガなんかと比較すると一般の方々の知名度が低く、時計好き玄人好みの地味なブランドイメージになっています。


目に止まった時計、製造は1970年位で、自社製ムーブメントを搭載したアンティークです。
アンティークのブランド時計をヤフオクで購入するのは、多少目利きができる方以外はリスクも高いのですが、価格的には掘り出し物もあってなかなか楽しいです。

画像はピンボケですが、まずまず綺麗そうです。
何より良いのが説明を見ると、今年3月にオーバーホールと磨き仕上げをしています。
明細の画像もあり、費用は伏せてありますがゼンマイ交換・リューズ交換・ひげゼンマイの偏心修理・ポリッシュ仕上げと記載があります。
これ、結構費用かかっているんじゃないかな?しかもまだ4か月しか経ってない。

個人出品でスタート価格が4万円台半ば。希望落札も8万円台と、未整備で程度がそれなりのものの相場よりかなり安いです(アンティーク時計は相場があって無いようなもので、業者さんだと同じモデルが25万円以上で売られていたりしますので、相場感覚は大切ですが見る方によってはそれだけの価値もあると言うことでしょう)。
相場だとボロボロガタガタの革ベルト仕様でも8~9万円、綺麗なもので10数万円~と言ったところでしょうか。

誰か入札するだろうな、この内容なら即決で売れてしまう可能性も高いな、とウォッチしていたのですが、何故か誰も入れない。出品者さんの評価が悪くはないけどまだ少ないのと、画像があまり綺麗じゃないせいかな・・・なんて考えながら終了10分前に入札すると、何と開始価格で落札になりました。

届いて見たら・・・





仕上げ済みでめちゃくちゃ綺麗です。誤差(日差)も計ったら+10秒/日程度と流石O/H上りたて。オーバーホールの明細も送られて来ましたが、伏せられていた費用を見たらなんと86,400円!
4か月前に落札価格の倍の費用をかけて整備して、この値段で手放しても良いなんて非常に良心的な出品者さんですが、この整備費用を公開した方が高く売れたんじゃないかなあ・・・


オークションは売らんかなで詐欺まがい(本当の詐欺も昔より減ったとは言えまだある)の出品でバッタものを掴まされる危険がある反面、こう言う掘り出し物に巡り合うこともあるので、楽しいです。

初めてのバースデーウォッチ、いい買い物ができて嬉しいです(^^)
Posted at 2019/07/28 12:34:14 | コメント(7) | トラックバック(0) | 時計 | 趣味
2019年07月21日 イイね!

クルマの楽しさの原点

クルマの楽しさの原点息子の練習用&当面の足車として買った、ダイハツ・エッセカスタム。

マニュアル免許を取るので最初は5MT車に乗ってみたい、との息子のリクエストに応え、手頃なMT車を探すもMT中古車が軒並み高い!
既に3台のクルマがあり、4台目ともなると保険・税金その他の維持費を考慮しなくてはならず、息子の進学費用に教習料、その他諸々を支払った直後で車両代もそうは出せない状態(^^;

最近の車は商用車やスポーツ車でもATや2ペダルが主流で、’80~’90年代のスポーティー車のMTなんか、中古価格がプレミア化していてとんでもないプライスタグが付いているものばかり・・・



そんな時に見つけたダイハツ・エッセカスタム5MT。
この車もマニアックな人気があって、元々は小洒落た安価なシティーコミューターとして登場したのですが、兎に角シンプルにコストをかけない設計が軽量な仕上がりを生み、当時新しかったトルクフル・パワフルなKF-VEエンジンと5MTの組み合わせがサーキットで速い!と車好きの目に止まったらしい。
今でも極上中古車は70~80万円と新車時と遜色ないプライスが付けられていたりします。

でも、10万kmオーバーと言う事もあり、オークション仕入れで最低限の整備で販売している個人店で見つけたこの個体、10万円以下・・・
KFエンジンはハズレるとオイル喰いやらピストンスラップ音やら酷いと聞きますが、ダメなら載せ変えと覚悟を決めて購入。

でも、無事故・無修復でボディーカラーが黒、そして5MTと言う事もあり、私が買った後も問い合わせが多かった模様。探している人結構多いんですね。



引き取りし乗り出して見たら、エンジン・車体とも走行距離を感じさせない状態で、特にエンジンはオイルフィラーから覗いたエンジン内部は銀色でオイルの焼きつき茶色も無く、オイル消費も全くない。何より冷間始動時からメカノイズが非常に小さく、同等走行距離の通勤車・ソニカとは比べ物にならない静かさです。トルク感もあり、これなら暫くエンジンも大丈夫な感じです。


そしてこのエッセ、乗ると面白いんですよね(^^)
足はフニャフニャ(フロントすらスタビが付いていない)、パワーはNAの660ですが、けして速くはありませんが速く感じてしまう軽快感。
アクセル・ミッション・ステアリング、シンプルな構造と軽い車体がこんなに楽しいなんて、500馬力のエンジン+モーターにツインクラッチで0-100km加速3秒の最新型スポーツカーと比べる土俵ではないけれど、運転して楽しいだけならエッセだって負けないかも。

失礼ながら、MTとは言えたかが軽自動車と、少し見くびっていたところがありました。
維持費と価格が売りの経済車でしょ、とナナメ上から見ていましたが、軽自動車が楽しいって乗って見て今さらながらに見直し、そう言っていた方々は皆、私なんかより車とその楽しさを良く理解している、純粋な本当の車好きなんだなと思った次第です。

走っているうちに思い出しました。
車の免許を取ってすぐ、車を運転したくて軽トラすら楽しく感じて、AE86を運転させてもらった時の感動、先輩が峠仕様で乗っていたKP61の隣でワクワクした事、大学の同級生が乗っていたZCエンジンCR-X Siの速さ、親戚の年の離れた従兄弟が乗っていたオイルとガソリンの匂いがするフルチューン鉄仮面DR30への憧憬・・・

車とかエンジンとか、値段や世間での人気や他人の目とかの見栄やステイタス、そんなイロメガネなんか全く関係なく、車そのものが好きで楽しくて仕方が無かった、車やバイクを純粋な目で見ていたあの頃のこと。

エッセを運転すると、何故かそんなことと共に昔の事まで思い出させてくれます。
車の楽しさって、こんな感じだったよなあ。
運転して、遠くに行けることが嬉しくてたまらなかったな。
小排気量だからかバイクに通ずる楽しさもあるし、シンプルさは旧車っぽいところもあるなあ。


※最近写真撮ってなくて、季節感の無い古い画像で失礼します


雨も多いし、チョイ乗りにエキシージは億劫だし、気軽に足の様に使えてしかも運転が楽しくて燃料食わないとなると、非常に便利でエキに乗っていなくてもストレス解消になって最近ホントに重宝してます(^^;

そんな事を思い出させられたり考えたりしながら、息子の練習用&足として買ったエッセ、自分で好きな車を早く買ってもらって、息子のお下がりを狙うと言う思っても見なかった展開になりつつあります(笑)
Posted at 2019/07/21 11:04:37 | コメント(9) | トラックバック(0) | エッセ | クルマ

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「[整備] #Cクラスステーションワゴン アイドリングストップ機能キャンセル https://minkara.carview.co.jp/userid/1495455/car/2197132/8325022/note.aspx
何シテル?   08/09 13:57
おちゃけんです。既に40を過ぎ(・・・と言っていたら50を過ぎました)、家族と7匹の猫に囲まれながら余裕もない中で車遊びを楽しんでます。弄繰り回したポルシェ96...
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