
エキシージSが届いて1週間が経ちました。
新しく車を買った時、買う前の試乗とか買ってから最初のドライブと、2回目以降の乗った感じが結構変わることがあります。
やっぱり車の購入時や納車最初は舞い上がっていたりして、色々なバイアスがかかった印象になって、自分でも正確に愛車のことが把握できていないのだと思います(^^;
まず室内の印象はエリーゼ111Rと殆ど同じ。
各部のデザインは111Rが希少な現行内装だった事もあり、全くと言っていい程同じです。ステアリングに至っては全く同じ。
しかしながら、111Rが赤の本革シート&トリムだったのに対し、購入したエキシージSはグレーのファブリックなので良く言えばスパルタン、悪く言えば質素。
ですが、クルマの立ち位置から考えれば軽くシンプルに、は付加価値とも言えます。中古で出回っている個体も九割方はオプションのプレミアムパックが付いており、標準内装のものは少なくこれはこれで好みです。他には樹脂の素材感が違うのと、ハードトップなので天井周りが異なります。
高速を含めて50km位ドライブして来ました。
初乗りで気になったスロットルですが、やっぱりワイヤースロットルと少し違う様です。2ZZエンジンの111Rは電スロではありませんでした。実は趣味車の電スロ車は初めてだったりします。
足車では乗っているのですが、AT車だからか特に違和感を感じた事はありませんでした。エキシージで言うと、ヒール&トウの時にスパッと踏むとワイヤースロットルみたいにパンと回転が付いて来ない。かと言って踏み込みを深くするとフケ過ぎてしまう…
今日その辺りを考えながら乗ったのですが、回転合わせの時にコツと言うかクセと言うか、足裏に一瞬タメを作る様な感じで軽く力を入れて、間髪入れずに必要な分だけ更に踏み込む様な動作をすると合わせ易いです。
電スロはやっぱり電気信号に変換してからサーボモーターで駆動する分、若干ダイレクト感に欠けるのかも知れません。なまじエンジンのレスポンスが良い分、スロットルの動き始めのラグが違和感として感じられるのでしょうね。これが吹けの良くないエンジンなら電スロのデメリットは隠れてしまい、感じないと思います。この辺りがアナログとデジタルの微妙な違いだと思います。
ステアリングはエリーゼの頃からですが、パワーアシストの無い剛性感たっぷりのフィーリングで大好きです。路面の感じがインフォメーションとして手に伝わり、その分荒れた所でキックバックも大きく入りますが、他では味わえないものだと思います。素晴らしいではなく大好きと表現したのは、パワーアシスト付きでも剛性感も正確さも兼ね備えた良いフィールの車がありますので…
操作感では重さはエリーゼよりは手ごたえがありますが、据え切りでも964のパワステと同じか軽い位で問題ないレベルです。
もう一点初乗りで気になったミッションですが、シンクロとか基本的なメカニズムの問題で入り難いのでは無く、どうもリンケージのクセの様で、乗っているうちに自然にコツを覚えたのか、余り気にならなくなりました。元々3〜2のダウンだけが気になるところだったので、慣れだろな、とは思っていたのですが、、
クラッチは操作は容易ですが、普通の車からすると重めでしょうか?
ハテナマーク付きなのは、私はMT車はスポーツ車か改造車ばかりで、強化クラッチに乗ったりしていたので感覚がズレている自覚があるからです(^^;
たまに軽とかコンパクト車のMT車に乗った時、フニャフニャのクラッチを踏むと気持ち悪い上に壊れているのかと思ってしまいます。
足回りは意外や良く動くしなやか系の足で、乗り心地もそんなに悪くありませんでした。エリーゼ111Rの方がスパルタンな位です(111RはエキシージS1.8のサス&ショックに換装していたこともありますが)。おそらく上屋の重量が増した分だけ、抑えが効いているんだと思います。エリーゼの軽さはやっぱり衝撃的なレベルで、V6エキシージとは体感としてすぐに違いが分かるレベルです。
高速の合流のループも流石の旋回力で、重量増とパワーアップをタイヤのサイズアップでカバーしている関係で、エリーゼと同等のパフォーマンスですがコーナーリングの感じは普通っぽくなっていると思います。ここはエリーゼ、エキシージS2の方がエキサイティングだと思います。
加速はやっぱり中間のトルクとレスポンスが武器ですね〜(^^)
引っ張った時はターボみたいなレブリミットに近づく程に吹けが速くパワーが出てくる感じではなくて、大排気量NAみたいなフィーリングです。特にスーパーチャージャーの独特な音とかはありません。少しキーンと金属音ぽいサウンドがあるだけです。
パワー、加速は昔乗っていた空冷ポルシェターボ改をベンチマークにしてしまうので何ですが、普通の感覚で言ったら滅茶苦茶速いです(^o^)
ハッチゲートのガラスから見える、ハロップのメカニカルコンプレッサー。
カタチで非日常を表現した様なスタイル。
特に後姿が好きです。
と言いつつ、初めて見た時はナンダコリャと思った記憶があります。
S2のエリエクのデザインがとにかく好きだったのと、軽さこそロータスのアイデンティティと思っていたので…
さて話はガラッと変わって、我が家のニューフェイスの紹介です!
ようとかげちよの2人が養子に出て(ご近所様なので良く見ていますが)5人になっていたのですが、諸事情で3人増えてしまったのです(。-_-。)
それでは…
自由すぎる男、「うずまき」(通称:うー、うず)。
嫁の友人が嫁の「ネコは最高」布教活動により、生まれて初めて猫を飼う。
そして今迄猫と触れ合った事の無いその友人に、衝撃の事実が判明する。
「猫アレルギー」。
どうしても同居の叶わなくなったその方から、託された自由すぎる男。
彼は全く空気を読まない。
忖度などありはしない。
全てを遊びに結びつけ、イタズラを怒る飼い主にじゃれつき甘噛みする、その口が大変臭い(;´д`)
図体の大きさと精神年齢の低さがキュートな新人であります。
おおらか過ぎる男、「ふうた」(通称:プー、プップ)。
ここ5年ほど自宅の庭に出入りしている「しめじ」(通称:しー)。
彼女は定期的に子供を紹介しに連れて来る。
お客様におもてなしの食事を与えてあげるのだが、やがて毎日連れて来るようになり、最終的に放置して行った。
その息子、プーは極めて大らかな男である。
家に入れて約1年、一度も怒った事がなく、他の猫にちょっかいを出されても絶対にやり返さない。
かと言っていじめられる訳でも無く、他の全てのネコ達と仲が良いのである。
今まで飼った猫で最も性格が良い奴であり、ありふれた柄であるが可愛さ抜群だ。
人見知り過ぎる女、「ちさこ」(通称:ちー)。
プーの妹(姉の可能性もある)だが、稀に見る気の小ささで、未だに私以外の家族は満足に触る事すら出来ない。
その臆病さのエピソードがある。
飼い始めに避妊の為病院に連れて行き、処置が終わり引き取りの際に先生にボソッと言われた一言。
「稀に見る気の小ささで、キャリーケースを開けた瞬間に逃げられて捕まえるのに処置の10倍時間がかかりました。」
料金割増になるかと冷汗ものでしたが、大丈夫でございました。
実の兄貴(弟かも知れない)のプーにいつもくっついていた為、一緒に飼い猫の道に入れたのであります。
しーには養育費を請求しているが、未だに支払う気配はない。
只今我が家はリアル猫カフェなのであります。
多分家族の中で私を一番大事に思っているのは、ネコ達だと思われます。。