
さっき久々に自分のブログを見たら、S204のリコールの記事が先頭に出てきて、随分昔にUPした記憶があり最近のブログがトンでしまったのかと焦りました(^^;
よくよく考えてみたら、ここのところ整備手帳しかアップしていなくて、ブログは本当に久しぶりでした・・・
みん友の皆さんのブログは拝見して、イイねやコメントはちょくちょくさせて頂いていたのですが、生活環境の変化で時間的余裕も減ってしまい、リアルで皆さんにお会いして遊ぶことも激減。
毎日片道2時間15分の慣れない電車通勤に、緑豊かな環境から仕事中は見慣れない都会の風景、社屋の非常階段から高輪ゲートウェイ駅の工事進捗を眺める日々。仕事の中身も変わって疲労困憊でございます。
少し前の高輪ゲートウェイ駅周辺。
割と最近の工事進捗度。
直近では羽田新ルートの飛行機が上空を飛んだり。
よく見るともうギアダウンしてる。
エキシージは元気です!
そんな中、クルマはたまに乗ったり掃除したり、息子のエッセの足回りを弄ったり、少しは遊んでおります(整備手帳でご存じと思いますが)。
エキシージは今回はほぼノーマルで乗ろうと思って購入したため、整備と内装や電気系の気に入らないところに手を入れて満足して、たまのドライブでストレス発散に役立ってもらってます(^^)
さて、タイトルの「機械式が好き」。
クルマもアナログなのが好きで、964から何に乗るか、、好みもそうですがメカニズム的にもなるべく電気的介入や複雑な制御の無い、シンプルで構造の簡単な車が良いと思っていたのでロータスになった訳です。
それでもスロットルが電動だったり、少し不満はありますが今時の車じゃやむを得ないですよね。
そして車と同じ位好きなアイテムが時計。
興味の無い方は読み飛ばして頂ければと思いますが、時計も色々な駆動方式があって、昔からあるのは機械式、その次に電池で動くクオーツ、最新ではソーラー式に電波受信する電波時計。しかもソーラーで普段使っている限りは電池切れ無し。機械式時計はもつものでも1週間位しか持ちません(平均的には2日程度)。
時計も機械式のものが一番好きです。精度で言ったら間違いなく最新の電波時計ですが、年に1秒も狂わない電波時計が時計本来の機能としては最高でも、味気ないと思ってしまいます。
一日数秒の誤差が精一杯の機械式時計。何が良いって電気を使わずゼンマイの動力でテンプ(振り子)を動かし、その往復運動でタイミングを計って時間を計る。原始的な構造ではありますが、金属の部品と摩耗防止の軸受けルビー、歯車で動力を伝達して針を回す・・・最初にこの発明をした人って何て偉大なんでしょう(^^)
詳しい設計は分からなくても、機械の振り子が動いて歯車を回す様は、どうやって時計が動いているか直感的に分かります。
でも、電気は目に見えない。
電気がモーターを回しているのは頭で理解できますが、電気の流れは肉眼では見えないんですよね。
クルマも一緒。ハイブリッドや電気自動車が最先端で、時代の要請でこれからどんどん増えて、更に走行性能も効率も航続距離も伸びて、普段使うのには電気自動車の方が良くなる時代はもうすぐ来るのに、やっぱり原動機が動力源の車が好きなんです(いや、もう趣味趣向ではなく時代の要請でもなく、現時点でもハイブリッドやEVが実用上素晴らしいのも分かってはいますし、もちろん否定はありません)。
燃料がシリンダーに送られ、空気と混合されて圧縮燃焼、圧力を受けたピストンがコンロッドを介してクランクを回し、ミッションで減速されてタイヤが路面を蹴る。
その様が目に見える様に理解できて、機械(エンジン)が生き物の様に動いて車を前に進める。エンジンはパワー生むと同時に咆哮を上げ排気をし、熱が生命力を感じさせてくれる。
電気は、生命を感じさせてくれないというか、私の中では冷たいイメージなんです。
機械式時計と言えば…
最近(と言っても2年前位)時計を買いました。先日、MAKOTOさんのブログを拝見していて同じシリーズの時計をお持ちで驚きました。それ位マイナーなドイツ製の時計です。
リメスと言うブランドのエンデュランス2、1サウザンド(1000m防水)のダイバーウォッチです。非常に数が少なくなかなか見かけませんが、取り立てて高価な時計ではありません。イックラーと言う時計ケース(入れ物ではなく時計本体のガワ、車で言えばシャシーかな?)専門のサプライヤーが作ったインハウスブランドで、ドイツとアメリカと日本でしか正規販売されていないそうです。例えるなら、車体専門サプライヤーがエンジンその他のパーツを仕入れて、オリジナルのシャシーに載せて自社ブランドの車を限定販売した、みたいなブランドです。イックラーはブランパンとか超一流ブランドにケースを供給していて、品質は折り紙付き。
大体1000m級のダイバーズはゴツくて大きいのですが、この時計は本体ケース径が約41.5㎜、厚さが約12.5㎜と普段遣いにも問題の無いサイズで、この大きさでこの防水性能を達成しているのは流石ドイツ製品と言ったところでしょうか。
時計と言えばスイス製ですが、日本も世界に誇るセイコーがある様に、もともと機械作りと品質に拘るドイツも良い時計を作ります。で、時計の価格はもちろん高価なものは手に取ると素晴らしい作りをしていますが、基本有名ブランドの時計は名前代が大きく価格に乗ってますので、こう言うマイナーなブランドでも非常に作りが良くて、名前代が乗らない分コストパフォーマンスが素晴らしい掘り出し物がたまにあります。
それを言ったらクルマもかな?
高級車・高級ブランド車は装備の充実度や仕上げの違いは大きいでしょうが、鉄やアルミ等の使っている素材はあまり変わらないでしょうから・・・、、まあカーボンその他の高価な素材を使っている場合もたまにありますが、やっぱり名前代が大きいですよね、多分。
それから、随分昔・・・もう15年以上前に買ったアンティークロレックス、Ref.1501。
当時10万円位で購入した高価なものではないのですが、日本ロレックスでオーバーホールして(今は古すぎてパーツ欠品で受け付けてくれなくなりましたが)、日差+10秒位で調子よく動いています。ロレックスは製造番号で生産年が特定出来ますが、この時計は1967年製。かれこれ50年以上昔の工業製品です。
※ちなみにロレックス社の創業者はドイツ人で、創業地はイギリス。現在はスイスの半官半民企業になっていますが、ルーツにドイツが関わっています。
機械式の時計や車が好きなもう一つの理由に、修理が容易で長持ちするということがあります。
このロレックスと同年代の旧車が元気に走っているのも、バッテリーとインバーターとモーターではなく、エンジンで動いているから、と言う理由が大きいと思います。
電気部品は世代交代が早く、ピストンやギアみたいに簡単にワンオフで同じ仕様のパーツが用意できない。多分、製品寿命が来たら廃棄するしかないでしょう。
エキシージも、多少の電気化されたパーツはありますが、基本的にシンプルな車です。パワステすらないステアリングから、路面のうねりをダイレクトにキックバックされると、馬の手綱を握るのはこんな感じかなと思ったり。そう、同じ視点で言うと息子用に買ったエッセ!スロットルはワイヤーだし電子制御も無いし、軽くてシンプルで速くないけど面白さはロータスと同等!(言い過ぎ)。クルマの本質を思い出させてくれます。
歳をとると若かりし頃への憧憬で、昔のモノが懐かしく良く感じられるといいますから、そう言う理由も多少はあるかも知れませんが、やっぱり体温を思わせる温かみのある機械式のモノに、私は愛着や親近感がわくんですよね(^^)
Posted at 2020/02/16 16:21:28 | |
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