Brembo取り付け奮闘(備忘録)
| 目的 |
チューニング・カスタム |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
12時間以内 |
1
先日装着したブレンボ。
基本的なブレーキ周りの取り付け方法は、他の方がアップされているので割愛して、私は取り付け時にちょっとしたハプニング?懸念点?
がありましたので備忘録として。
今回は、友人のガレージをお借りして、2~3時間で完了するつもりだったのですが、実は12時間もかかっちゃいました(^^;
一人でやってたら、へこんでましたね|д゚)
2
■トラブル①
リアはローター交換のみなので、キャリパーブラケットつけてローター交換のポン付けのはずが、交換用のローターが新しい分、パッドの開き幅が狭く入りにくい…
油圧だけなら、押し込めばどうにかなるのですが、電子ブレーキを装着しているこやつには通用しません。
※写真は、電子ブレーキモータを外したもので、ピストンが外れていなければ真ん中の軸にトルクス差し込んで回せばピストンが出たりはいったりします。
パッドを叩き込めばどうにかなりそうだったのですが、電子ブレーキを開閉すればどうにかなるのでは?!と思ったのが間違いでした…。
キャリパーを外したまま、電子ブレーキを動かすとどうなるか。
通常パッドがローターにあたり止まるべきものが、外した状態だとそれがない!
そうなると延々と電子ブレーキのモーターが延々と回り、その結果、ピストンを押すスクリューシャフトが外れてしまうんです。
もちろん、車輌側も警告がでまくりますので、エラーリセットも必要に((+_+))
こうなると、出っぱなしになったピストンは簡単には戻りません(^^;
ちなみに、Dではテスターで電子ブレーキを開いてから作業するそうです。
もしパッドの開きが足りない場合は、前述したように電子ブレーキのモーターをキャリパーから外してトルクスで出し入れができることを後から知りました(笑)
ただ、私のようなバカなことをして、ピストンを押すスクリューシャフトが外れてしまうと、キャリパー分解でしか復帰できなくなりますので注意して下さいね。
万が一、私のようになった際は、下記の手順でピストン分解して対応を。
1. 電子ブレーキのモーターを外す(トルクス2本)
2. モーターのシャフトが入る部分がCリングで止まっているので、マイナスで外す。
3. 反対側からピストンを引き抜く ※この際にピストン内にあるブレーキフルードがたんまり出てくるのでご注意を。
ここまでくると、構造がわかりますので外れたスクリューシャフトを組みなおすだけ。
但し!組みなおすのには少しコツがいります。
まず、ピストン以外のものを先に組み込みます。ここまでは簡単。
その後、ピストンをブッシュに邪魔されながら挿入していくのですが、これが厄介。
結局、手袋した状態では細かな感覚がわからなかったので、素手で10分格闘しました(^^;
※当たり前ですが、素手や肌にブレーキフルードが触れた際は速攻で大量の水で流してくださいね。
私は、そのまま作業を続けたために、手がボロボロになり、1週間たってようやく一皮むけてもとに戻りました。
3
電子ブレーキ機構(一部)
ウエスでつかんでいる部分にピストンを押す、ヘッドがついています。
4
■トラブル②
ピストントラブルを解決し、ようやく取り付け完了!とおもいきや。
ん? パッドとロータのハブにクリアランスがないような… というより、あたってる('Д')
5
一難去って、また…
ということで、パッドの台座をサンダーで削ってるのがこの写真(笑)
サンダーと共に奮闘中(*^^)v
6
削った部分の錆止めはこやつで。
レクサス色にそまっちゃったかも(^^)
加工後でもクリアランスは1mmないですが、1週間ほど走った感じでは干渉はなさそうです(^^)v
ちなみにパーツレビューでも少し書きましたが、フロントのキャリパー外周とホイール内側とのクリアランスも
1mmあるかないか… こちらもいまのところ干渉なさそうです(^^)v
7
■ローター重量
新品ではないので多少の誤差はありますが、下記の重量差となりました。
フロント:12.2kg(純正 350mm) → 13.9kg(ブレンボ 405mm) +2.7kg
リア : 7.4kg(純正 330mm) → 5.3kg(ブレンボ 370mm) -2.1kg
総重量は若干重くなっていますが、キャリパーはBremboの方が軽いので±ゼロですかね。
バネ下の軽量化を兼ねたい時は、ローター径を380mmくらいがお勧めです。
8
取り付け完了後にブレンボ2台並べてみました( ̄▽ ̄)
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