伊豆半島 道の駅制覇ツーリング

10月8日土曜日、この日は天気予報では曇りだったので富士山は諦めて伊豆半島の道の駅スタンプラリーで空白になっているところを制覇しようと、伊豆方面へ向かいました。

伊豆半島の道の駅は、東伊豆と南伊豆は制覇しており、行ってないのは西北方面の4ヶ所です。
まっすぐ向かってもツーリングコースとしてつまらないので、小田原からR135で真鶴を経由して海沿いを伊東へ向かいます。

伊東の道の駅マリンタウンで休憩したあと、冷川峠を通って伊豆半島を横断。
道の駅月ヶ瀬に向かいます。
↑画像
冷川峠の頂上。
この苔むした景色が結構好き。

…が！　この道の駅月ヶ瀬は新しくて綺麗なんですけど、たしかシイタケ推しの道の駅。
そんなとこには僕は用はないので、ツレがスタンプを押したら速攻で出掛けます。
僕はバイクから降りもしませんでした。
月ヶ瀬からR136と西伊豆スカイラインを通って戸田へ向かいます。
目指すは道の駅くるら戸田。

西伊豆スカイラインを通ると若干の遠回りですが、ここは景色優先で！

↑西伊豆スカイラインから見える戸田湾
湾曲した先っぽにある諸口神社(もろくちじんじゃ)に行ってみたくて。

手前にある道の駅くるら戸田でスタンプを押してトイレ休憩をしたあと、神社に向かう前に昼飯！とリクエスト。
そうだ、まだ食ってなかった。忘れてた！
この時点で13時40分。
近くに深海魚の天ぷらを食わせてくれる店があると次男が言うので、行ってみる事になりました。
くるら戸田からバイクで4分。
魚重食堂です。
戸田港に面した通りにあって、駐車場は店の裏手になります。
バイクの利用客が多いようで、バイク専用駐車枠がちゃんとあります。
こういうの嬉しいですね。


↑この日のメニュー。

初めて来たからやっぱりここは深海天丼(1600円)でしょう！
使う深海魚はその日の漁によって変わるそうですが、この日は「ヒメ・スミクイウオ・メギス・本エビ」でした。

本エビ以外は姿の想像もつかない深海魚ですが、味の方はみんな白身の美味しい魚でして、まったくもってゲテモノではありませんでした。
ホッとしてがっかり！？

食後はさっき上から見た諸口神社へ向かいます。
駐車場にバイクを止めようとしたところ、次男のスポーツスターからガソリン漏れ。
キャブのオーバーフロー用パイプからガソリンがバシャバシャとダダ漏れしてます。
次男は真っ青になってましたが、僕は自分のバイクじゃないので割と冷静（笑）
原因に何となく心当たりがあったので、エンジンが冷めるまで諸口神社を観光してくる事にしました。
次男も観光に着いてきたけど、帰り道の心配で景色なんて見る余裕は無かったそうです。

本当はこの湾の向こうに富士山が見えるハズなんですが、曇り空のせいでこの日はまったく見えず。
ええ、見えないのは分かってましたから今回は負けではありません。

でも見えたらよかったな…

さて駐車場まで戻ってきたので、スポーツスターのキャブを見てみます。
原因はフロートが故障して浮いてこないでガソリンがタンクからガンガン流れてきてオーバーフロー、だと当たりを付けていたのでとりあえず外からドライバーの柄でキャブをコンコン叩いてみます。
いろんな角度であちこち叩いてみましたが、結局漏れは止まらず仕方が無いのでフロート室を開ける事にしました。
フロートが浮いてこない原因は、リンクが細い針金で出来ているんですが、これが何かの拍子に引っ掛かって浮いてこなくなる。
またはフロートがイカレてガソリンが入ってしまい浮力が無くなる。
の2点が考えられますが、ハーレーではリンクが引っ掛かって浮いてこない、という症状をたまに聞くので、たぶんそれだろうと思ってました。
これだったら運が良ければ外からキャブをコンコン叩いて直る事もあります。
2番目の理由だったら出先ではどうしようもないのでロードサービスに電話するしかありません。

でもここで問題。
プラスネジ4本で止まっているのは形式が違えど僕のケイヒンバタフライキャブと同じなんですが、スポスタのCVキャブは手持ちの工具では狭くてドライバーが入らない！
手前2本は何とか外したものの、奥の2本がドライバーが長くて掛からないんです。
工具箱に持ち合わせてたマルチツールに付属していたドライバービットが何とか入ったものの、途中でビットをドライブスプロケットの隙間に落としてしまい、その後の走行に不安が！

で、無事に外したフロート室ですが、見た目ではフロートの故障は分からなかったので、フロートをカチャカチャ動かして動作確認をしてまた組み直します。
組んだあとに、みんなでお祈りしてからガソリンコックを開けてみたところ…

無事に直りました！
ああ、よかった。

これで一安心と思いきや、さっきドライバービットをスプロケの隙間に落としたのが気になります。
ドライブベルトに咬んだらベルトが切れるかもしれないリスクはありましたが、工具が無くてスプロケカバーの取り外しは断念。

↑上から覗き込んで、ビットを探してるツレ。
と、何を手伝ったらいいか分からなくてウロウロしてる次男の図。

切れたらそれまで、と次男に言い聞かせて走り始めました。
まあ、走れば振動で落ちるだろうと思いまして。

そんな訳で、道の駅の残り2ヶ所を回るには時間が遅くなってしまいましたのでR136から三島でR1に乗り換え、箱根越えで帰ってきました。

伊豆方面の道の駅、中途半端な位置にある2ヶ所が残ってしまいました。
ま、そのうちまた行きます。