
いや~ 死ぬかと思いました。
まさか、こんなことになるとは・・・。
話が長くなるので、この続きを読む方はご覚悟を!
(ついでに“タイトル”も過去最長となりました。)
そもそものきっかけは
“Junoaなオフミ”告知でした。
過日の
“新潟オフミ”は、私にとって消化不良でした。
せめて
「“釜めし”だけでもリベンジしたい!」
そして
「雀さんに会いたい!」と思い参加表明したのです。
でも、参加表明のあと「雀さん」の
“夢、ついえて・・・・”の記事が投稿されました。
正直、悩みました・・・。「こんなときにわざわざ行くなんて・・・」
でも、「なにか少しくらい励ますことができるかもしれない」と思い参加することにしました。
一緒に参加された「TOSHI_JDさん」「ともろ~さん」にもそんな思いがあったのではないかと思います。もちろん「ともろ~さん」には、別の本来の目的(“Junoa”のオーディオスイッチ製作協力)がありましたが・・・。
“Junoaなオフミ”のレポートは「ともろ~さん」にお任せします。(笑)
まあ、とにかく少しは「雀さん」元気になられたようでよかったです。
今回の私のお話はこれからです。
「雀さん」「TOSHI_JDさん」「ともろ~さん」とお別れしたのは、たぶん午後6時近くだったと思います。その後、私はまっすぐ帰還する予定でしたが、自宅に辿りついたのは、なんと翌日午後3時30分!!21時間以上をかけての約330km帰還となったのです。
皆さんと別れた後、少し飛ばし気味で「関越自動車道」に入りました。“小千谷IC”あたりから何やら雨が霙混じりになりはじめました。このときは、外気温は「1℃」でした。その後、さらに走行すると完全に雪になりました。それでも、路面状態はそれほどでもなく、速度は落としましたが快調に走行していました。
さらに雪は激しくなりはじめ、外気温は「0℃」「-1℃」「-2℃」と徐々に低下。いつの間にか、路面は真白状態・・・。「こりゃノーマルタイヤじゃヤバいぞ」と思いつつ、「“関越トンネル”さえくぐり抜けられればなんとかなる!」と車を進めました。もう、
“DSC”は作動の繰り返し状態・・・。とうとう
外気温「-3℃」に!
でも、塩沢石打PAで「チェーン規制」のための検問実施となり、一般道へ強制的に降ろされました。そのころには、積雪5cm以上になっていました。仕方無くナビルートを一般道に変更しました。けれど、完全にノーマルタイヤでは限界状態でした。
無茶を承知のうえで「何とか今日中に帰りたい!」の思いで走りました。それでも、何とか“湯沢”まで辿りつきました。そのころには、おそらく積雪15cm程度でした。さらに先の峠越えを無謀にも試みましたが、限界でした。もう、坂道を登ることができなくなりました。初めて“DSC”を解除して
“DTC”に変更。やっとの思いで、“JR湯沢駅”まで戻りました。
一瞬、上越新幹線は動いていましたので、車を置いて帰ろうとも考えました。けれど、また車を取りに戻ることを考えると躊躇しました。そして、1泊することを決意しました。「今からホテル空いているかな?」と思いつつ電話したら、駅近くのビジネスホテルが空いていました!
幸運にもホテルが空いていたのでよかったのですが、空いていなかったら車中泊で凍死していたかもしれません。なんせ翌朝までに20cm以上の積雪がありましたから。
翌朝もまだ雪が降っていました。「関越自動車道」は“チェーン規制”のまま。
ホテルを午前9時30分にチェックアウト。「国道17号」で峠越えを再挑戦。無謀でした・・・。
「傾斜6%の坂道」の途中でスリップそしてスピン・・・。
死ぬかと思いました。幸い対向車も後続車もなく、なんとか路肩まで車をもって行くことができました。
雪も吹雪状態で、もう完全に動けなくなりました。
外気温は「-4℃」。「このままここに居たら凍死する!」と思いつつ、「ガソリンも半分以上あるしバッテリーも大丈夫」「仮眠用の羊毛毛布もある」「水は・・・。雪がある!」でも「食糧がない!」なんてことを考えていました。そこで思い出したのが、画像の
“かき餅”でした。「TOSHI_JDさん」に昨日いただいたものです。
この“かき餅”が私を落ち着かせてくれました。“かき餅”をかじり冷静になれました。路面状態がよくなることを待つことにしました。約2時間待ちました。そして、坂道に再挑戦。今度は最初から“DTC”オンで路肩から脱出成功!
この後も、しばらく雪道は続き、苗場スキー場のそばを抜け、カウンターを当てドリフトしながら
“三国峠”を越えました。まあ、崖から落ちなかったのが奇跡かもしれません。未熟な私の運転技術を、我愛車君はしっかりサポートしてくれました。ありがとう130i君!!
峠を越えると、嘘のような青空でした。外気温はぐんぐん上昇「13℃」に。月夜野ICから「関越自動車道」に入り無事帰還することができました。すぐに我愛車君を早くゆっくり休ませてあげたかったのですが、あまりにも無残に汚れていたので洗車してあげました。気持ちよさそうでした・・・。
いや~、本当に長~い道のりでした。
いい思い出になりました!(でも二度とは絶対イヤ!)
ここまで読んでくれるのは「雀さん」「TOSHI_JDさん」「ともろ~さん」くらいかなあ?
本当にありがとうございました!!
Posted at 2007/11/19 20:37:53 | |
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“オフミ”参加記録 | クルマ