
近頃、FFのツーリングラジコンにハマッています。
ちょっと前、ロングツーリングを再開しかけたんですが、コロナウイルスがオミクロンにアップグレードしてきて(しなくて良い!!!)、周りの状況が良くなる感じがしないので、何百kmも移動するチェックポイントラリーなるサバイバル遠征は全部取り止めています。
なので、その遠征費はラジコンのチューニング代に変わっています。
ただ、狙ってみたいスポットは随時探ってまして、グーグルマップ上にはフラッグが各都道府県に増殖しています。それらの地点にいつ走って行けるかは見通しが立っていません。
行きたい場所、走ってみたいルートはまだまだたくさん増えますね♪♪♪(酷道とか?メインストリートから外れた場所狙い)
ウイルスの心配が無くなったら、次は陸奥湾をゴール地点にしたチェックポイントラリーを狙ってます。今のうちに、通過していくチェックポイントを設定しておくつもり。
取り敢えず、ラリー計画は置いといて、ラジコン趣味に浸ります。
走らせながら、どんどん弄っていくうちに、ラジコンカーがどんどん実車に近いイメージの挙動になっていって、マシンコントロールをするのが楽しくなってきています。
今、ドリラジが人気ですが、自分はスピード感が楽しめるツーリングカーで、かつ、市販車を再現したボディの載るシャーシに凝ってます。
ツーリングカーは、スピードが出ますので、プロポのトリガーの引き具合と、ステアリングの丁寧な操作が求められます。
けど、頭では分かっていてもアクセルがトリガーに変わってしまうと、スロットルの緩めるタイミングが難しく、ステアリングもついつい回し過ぎになりがちでなかなか早く走れないもんですね。
実車も含めて、運転がうまくなると思ってたまに「REV SPEED」を読んだり、付録のDVDを観たりして走りを研究してますが、よく出てくるワードに「BS」「CP」があります。
「BS」とは、ブリヂストンの略称ではなくて「ボトムスピードポイント」の事で、「CP」とはクリッピングポイントの事です。
CP(クリッピングポイント)は、クルマを走らせるのが好きな方は誰でも知ってそうな感じですが、BS(ボトムスピードポイント)は普通のドライバー位だと何それ?と言いそうです。
今、パイロンを使って、スラロームとホームストレートを繋ぐようなレイアウトで練習してますが、パイロンに合わせて減速する時、どこでトリガーを戻してステアリングを切り始めるかによって、失速したり逆に大してスピードを殺さずに曲がってって、次のパイロンに向かっていけたりします。

パイロンの少し手前で減速を終わらせて、曲がれる速度に合わせてステアリングを切りながらCPを狙い、CPを抜けたらスロットルをジワリと開けつつステアリングを戻していく・・・。つまり、CP付近で減速やステアリング操作をしていては間に合わない。
それがなかなか難しいんですよね。

ただ、理論理屈は分かっているので、たまに素早く曲がって駆け抜けていけたりする瞬間なんかもあったりして、実車さながらに走っているマシンを眺めるユトリまでできつつはありますが。
んまぁ、パイロンを曲がる時には、トリガー緩めかつ、ステアリング操作もグルグルせずにチョイ曲げが理想だから、うっかりパイロンまで寄り過ぎちゃうと大回りか、ステアリング切り過ぎでプッシングアンダーで失速します。
ラジコンの屋内サーキットで、コースがカーペット敷きだった場合、プッシングアンダーを出そう物なら強大なグリップが効きますので、簡単に横転したり(ラジコン界ではそれをハイサイドと言うらしい)前方倒立回転(バク転の逆)して派手にクラッシュしたりします。
なので、CPに到達する前に減速は済ませて、ステアリングは切り始めてないとダメっつぅ事になる訳です。

GRヤリスのボディが載るMシャーシは、イーグル模型のアクティブブレーキセット(TT-01E用となっています)のローターのみを使っていますが、特に走行に支障は無いです。オフセットも、元々のハブの厚みと同じ位なのでホイールの出幅が変わらないのが良いです。

自分が使っているFFのラジコンカーは、タミヤのファインスペックというベーシックなプロポなんですが、ヤリスボディが載るシャーシの方は、「YEARレーシング製」のスポンジタイヤ付きのステアリングに取り替えて、微妙なステアリング操作を狙っています。

元々の凸凹した、かつ、奥に行くに従って太巻きになっているステアリングだとステアリング操作時に凸凹が引っ掛かり、切り過ぎやきらなさ過ぎになってコーナーがスムーズに抜けにくい欠点がありますが、スポンジタイヤ付きのステアリングホイールにすれば微妙なステアリング操作がやりやすくなり、次のパイロンにスムーズに向かっていけますね。
ただ、弊害あり。YEARレーシング製のステアリングパーツは、皿ビスを自分で用意しないと駄目だし、穴にスペーサーを噛まさねば台座が潜りすぎて回らなくなる、かつ、うまく台座が付いた時に付属の小さなビスでは、被せるホイールがガッチリ留まらない。はたまた、左側に目一杯止まるまでステアリングを回しちゃうと、サーボが誤作動を起こしてニュートラル位置に戻されるトラブルが起きたり・・・とか、メタメタな所もあったりはしてます。
まぁ、ステアリングを目一杯回す動作は、走っている時は実車もラジコンも好ましくないので、あんまり支障は出ないかとは思います。

ガッツリ走り込んだら、メンテナンス。(※清掃作業は外でやっています。写真は部屋になっています)
↓使うのはこれです↓

ハケとダスターとパワーズのマジッククリーナー、バイザーくすみ消しです。バイザーくすみ消し以外は、全て走らせた現場で作業します。部屋が汚れるからです。

まず、ボディをシャーシから外して、それらをダスターで隈無く砂埃をシッカリ飛ばし、その後はタイヤを外して入り組んだパーツの隙間をハケで掃除します。これだけで凄い綺麗になります。

更に、サーボやスピードコントローラーのメカ付近もダスターで埃を飛ばしながらハケで掃除します。掃除しないと、故障しやすくなると思います。

タイヤの脱着する時に、清掃作業中はシャフトを留めているピンが抜けやすくなります。自分は、脱落防止にグリスを塗ってとめちゃってます。
それらの清掃が済んだら、タイヤの埃をダスターで飛ばし、パワーズのマジッククリーナーをタオルに吹き付け、タイヤを綺麗に拭き取ります。こうすると、綺麗になるだけではなく、タイヤの柔軟性を維持しやすくなり、状態が保てます。同様に、ホイールも拭きます。
そもそも、何でそんなに綺麗にするのかというと、ラジコンのパーツの多くがプラスチックで出来ていて劣化しやすい為にそれを防ぐのが目的なのと、電子部品の故障を防ぐ為。後は、帰宅後のメンテナンスを部屋でする時にあちこち汚さない為です。
ボディは、ダスターを外側と内側を隅々まで吹いて埃を飛ばしたら、パワーズマジッククリーナーを布に含ませてゴシゴシやらずに軽く拭きます。特に、内側のタイヤ周りや、外側のリヤバンパー周りは埃だらけです。ダスターをシッカリやります。
帰宅後。

普通のアスファルト上で走行させているので、新しい場所でも若干ウネリがあってシャーシ下側をガリガリするケースもあるので、自分はマスキングテープで下回りを保護してます。
路面の凹凸で引っ掻いた場所を新たにマスキングしなおします。

最後の仕上げは、走行中に付いた小キズや、埃を拭いた時に付いてしまった微細なキズをバイザーくすみ消しで消しちゃいます。今は、バイザーくすみ消しは販売されていない商品のようですが、ポリカボディの小キズには、あれこれ試した中ではこれが今のところ一番効果あります。
特に、一番目立つガラス部分やルーフの黒い部分の小キズ取りは効き目が分かりやすい。
最後に。

大事に使っているラジコンカーは、大きめの作業道具箱にしまって保管します。周りの方は、ラジコン用のピットバッグを使用されているようですが、材質がペナペナで高価なマシンを破損しかねないと思ったので、これにしてます。
自分は頻繁に走らせるので、タイヤを外したりショックを外したりしてません。グリップタイヤを元のタイヤに入れ換えてしまうようにしてます。
中はこんな感じです。

「E.Yazawaタオル」は、輸送中の傷防止に被せています。プロポは、写真では剥き出しになっていますが、しまう時は袋に入れた上で中に入れて、車体やプロポの傷を付けなくしています。
やれやれ。
次の週末は・・・。
三度目のコロナワクチン接種日が入るので(また待たされるのか・・・)、どこにも行かない予定。
面倒臭いなぁ。
ファイザー製が良いのか?モデルナの方が接種して暫く経てば良い結果になるのか?報道の内容は人を悩ませる。
結局自分は、接種予約をする時に「無難?」と思ったファイザー製に決めちゃいましたが、結果は如何に・・・。
クスリってわからないものね。どれをやっても、副作用は出るとは思いますけどね。