
これまでのヴィッツG'sでのツーリングを振り返ります。

・・・そもそもこのクルマ・・・
☆彡日本のあらゆる峠を駆け抜ける為に買った車両です。
ハンドリングの良さ+昔のコンパクトカーに近い小振りなサイズ+ノンターボの良燃費なツインカムエンジンは、市街地から高速道路、スーパー林道のような狭いルートもスイスイ駆け抜けやすいだろうと思っての購入でしたので、かなり割りきった選択してました。

↑2012年瀬戸大橋にて。買って、その年の夏に四国を目指した。
・・・向かったのは讃岐(うどん)、龍馬像、道後温泉、瀬戸大橋、倉敷・・・。

2015年、関宿にて。
関宿の中にあるカフェ「ウーノ・ヴォーノ」のティラミスが美味しかったですね♪

↑2016年、神戸にて。「日本最短国道」。
溶けるような、暑い暑い夏のツーリングでした。

↑2017年、だったかな?古峯神社の大鳥居にて。
予想だけど、クルマが通る場所に立っている大鳥居の中では、ここが一番最大なのでは?と思いますが。

↑↓2017年、八溝山にて。

↑殆どの区間が砂利道や荒れに荒れまくったアスファルト道路で、これぞ正に酷道と言える酷いルートでした。下回りのスパッツ、ガリッと当てちゃいました。
随分、あちこち走りました。
長年、ヴィッツで長旅とツーリングを重ねてきてブレーキペダルとアクセルがかなり減ってきてペダルが踏みにくいので、新品に交換しました。

ペダル交換前。無意識に、ヒール&トゥをしてるのが分かります。方減りしてました。

ペダル交換後の写真。ペダルの踏み心地が甦りました。
一気に走りやすくなりました。
また出掛けたくなりました。

出かける前に、カーショップで持ち込みオイルにてオイル交換です。
持ち込みのエンジンオイルは、いつも使っているモービル1のアルティメットパフォーマンス0w-40。
このオイル、長い航続距離を連続走行・アイドリング休憩など過酷なコンディションからエンジンを守ります。

夜、雨嵐の中を旅に出るべく出発します。
今回目指すのは、糸魚川方面。
近頃は、片道300km台なら日帰りの段取りが多くなりましたね。色々な場所を短期間であちこち探訪したいのと、リアルタイムで移動するのを狙っているから、いちいち宿の予約も取らなくなっています。チェックインとチェックアウトの時間の縛りが自分にとっては面倒だったりしてます。夜、「眠って起きたらすぐ走り出す」というのを狙うから、あまり綿密な計画も立てずにいきなり「ドン」って感じで出掛けてます。
つまり、そこが「旅」と「旅行」の違いだったりするかもしれない。
天気予報では、14日だと北陸方面が晴天に恵まれてカンカン照りの空で、内陸から太平洋側が台風雨だから、迷わず北陸方面を狙っています。
今回の狙いは、日本海側の市場で大ぶりな岩牡蠣を食べられたら食べてくる事でしたが、予想以上にうまくいきました。
真夜中に、豪雨の中を出発します。台風の雨雲から向こう側に駆け抜けていく感じです。
ガソリン価格の高騰から高速道路代を浮かすべく、半分位はワインディング~峠を走ってから高速道路にのって向かいました。
途中、高速道路までの山岳コーナーでは、下り道が川になるほどの水溜まりがあちこちあり、コーナーを曲がる時にフロントが滑りそうになる事がしばし。タイヤも結構減ってきてますかね?ズルズルいってペースがまるで上がりません。
ゲリラ豪雨の悪天候は、糸魚川に近づくまでほぼ連続。
全然気が抜けませんでしたね。
明け方、段々と雨が小振りになっていって、糸魚川では快晴になります。

早朝、糸魚川に到着。積雪地によく見られる、縦に設置されている信号機があちこちにあります。道路にはスプリンクラーが埋設されていて、積雪の凄さを想像させます。
着いたらまず、ガソリンを満タンにします。
原油価格、この辺りは東京都内と変わらない位でした。
それでもリッター価格が高いけど、中仙道辺りのガソリンスタンドよりはかなり安い。
ガソリンを満タンにして、窓拭きをしたら朝市をやっている市場を目指します。

今回は、能生(のう)にあるマリンドリーム能生を狙いました。
鮮魚市場、というよりもカニ市場の印象。自分は、こういうのは初めてかな?
店の前のテーブルで、カニが食べられるようになっています。殻入れやカニハサミと箸を使えるから、簡単にバラして食べられる。

今日の朝食は、紅ズワイガニが2杯。良いですね朝ガニ!!
3,300円のカニを頼んだら、1杯はサービスで2杯になっています。
食べ終わると、カニの汁で手がヌラヌラになります。
殻入れを返却したら、お手洗いに急行。
もう1品、そうそう。夏が旬の岩牡蠣を食べるのを狙っていたんですよね。
市場を練り歩いて、岩牡蠣を扱っていた店を遂に見つけました。

サイズは3種類。
迷わず、一番大きいサイズの岩牡蠣を買って食べる事にしました。

絶品でした。
これぞ、「海のミルク」と言わせんばかりの味。
んまぁ、岩牡蠣一つが「1,500円」だったから、沢山買い集めて白いご飯と一緒に食べる・・・のは厳しかったけど、濃厚で美味しかったから良しとします。
食べ終わると、全身汗まみれです。
朝飯のカニと岩牡蠣を食べ終わっても、時計はまだ9時になってません。
満足感と、朝一到着の朝市訪問にちょっと眠気を催したので、昼までクルマで仮眠・・・。
ヴィッツ純正のフロント3面のウインドウシェイドが、溶けるような暑さを凌ぎ、エアコンの効き目をアップさせていました。

市場の場内アナウンス
「今日は、気温が高いので、熱中症に気を付けて下さい」
・・・・・・??!目が覚めた。クルマの外気温度計は38℃の表示。ボンネットで目玉焼きが出来るだろう。
・・・暑いから、暑さ対策をしろってアナウンスで、起きてシェイドを外したら、駐車場はズラリと駐車待ちの長い列になっていました。
やっぱり、海鮮の店は朝一、朝市訪問も朝一に尽きますね。
楽しかったのが、カニを食べた後の手洗い行列がトイレに出来ていた事かな?

早く入りたい、市場来場者のマイカー軍から逃れるように、溢れかえった駐車場を後にしました。
いゃぁ。
何と言うキレイな青空。
何と清らかな海沿いの景色。
雨嵐の中を越えて、北陸方面までクルマを流してきた甲斐がありましたね♪♪♪
・・・う~ん・・・。
BGMは、山下達郎のアルバム「Big wave」なんかが良さげな感じですね♪
・・・雑踏から逃れて、海沿いの道で一休み。
・・・・・・買っておいて、クーラーボックスの氷で冷やしておいたコークのペットボトルを保冷タンブラーに注いで、飲みながら海を眺める。
いい旅夢気分・・・。
次は。
安曇野の方へ戻る方向に走ります。
・・・どこまでも続く 長いワインディング
・・・軽やかに駆け抜けていくドライバー
そうだ。
単線があるから、ここで撮り鉄をやってから安曇野に戻ろう・・・。
そう思い、表通りから裏通りの線路沿いの田舎道に入って、撮り鉄スポット探しを開始。
で、うまく撮れたのがこの写真・・・

・・・プァァァン~~カタンコトン、カタンコトン・・・
田舎だから、線路沿いの道は柵が無い場所が数多く点在していて、無理に望遠レンズをセットしなくても普通に撮り鉄可能な感じです。
走ってきたのは、大糸線という2両の短い列車。
短いから、子供の頃に遊んだプラレールみたいで可愛らしく見えました。
さてさて。良い写真が撮れたら、近所の邪魔にならないうちにまた安曇野に向かうべく走ります。
夕方、安曇野に到着。
汗ばんだ身体を流したくて、マップから日帰り温泉を検索します。
檜湯の宿「松伯」が良さげな感じだったので、狙ってみました
。

まるで、高原別荘地の中にあるような温泉宿。
早速入ります。
日帰り温泉は700円。
温泉の温度が少し熱いけど、銭湯のグラグラ煮立つような痺れるような熱い風呂じゃないから、シャワーを浴びて身体を温めてからなら普通に入れる感じですね♪
湯船に入っちゃうと、これがちょうど良いんですよね。
風呂上がり、着替えてロビーに戻ろうとしたら、案内表示が見当たらなくて、戻る廊下を間違えて客室のある廊下を彷徨っちゃったりしてましたが、何とかロビーに戻り、温泉宿を後にしました。
安曇野を越え、諏訪に入る頃からまた雨嵐が再開。
甲府からは滝のような雨嵐が復活。
残念ながら、台風はまだ通過し終わってなかった・・・とわざわざ思って走ってました。
前後ワイパーフル稼働、ガラコの効き目を有り難く思いながら、ゆっくりゆっくり帰りました。
今年は、プリップリの大きな岩牡蠣を食べるのを狙っていたんですよね。成功しました♪♪♪
次は、飛騨の「こって牛」にて牛寿司を食べるのを狙う予定です。