
少し前のこと、プリウスを借りました時の話を
前回、ちら乗りさせて頂いた赤いプリウスは素晴らしくエモーショナルレッドでございましたが、今回お借りした車両はトヨタの新しい白、プラチナホワイトパールマイカです。
新しいと言いましても、出て3年ほど経ちますでしょうか、まあ3年なら十分に新しいそれがカラーの世界でもございます。自動車の色というのはキャラクタ、メーカーのアイデンティティを感じたりもできる部分でもありまして、BMWのアルピンホワイトなどは実に20年以上、同じ色がつかわれていたりもします。
このあたり、トヨタの白といえばホワイトパールクリスタルシャイン(code:070)と言う定番ホワイトがありながら、何故にプラチナホワイトになったかと勘ぐりますと、一時期大騒ぎになった070問題(塗装不良)の影響なのかと思ってしまいます。確か最初に変わったのが先代プリウスの後期になるタイミングで、その後、CHR、カローラと続いたかなと。
余談ですが、86系はスバルの白でホワイトクリスタル?WRXやレヴォッグの白と同一のものだったり、でもアルファードは最後までクリスタルシャインを使い続けまして、070問題と向き合った存在に歴史は繰り返すのか繰り返さないのか私の知った事じゃありませんが、当時、プリウスの白を見比べた感想といたしましては、プラチナホワイトは無機質な感じで、クリスタルシャインのほうが暖かい感じ。まあ、だからどっちというほどでもありません笑
それよりプリウスは終盤、ツーリングセレクションブラックエディションという特別仕様車が発売されまして、ブラックエディションといいつつボディカラーは白が選べるという、プラチナホワイトブラックエデションが面白いかなと。
話を戻しまして、お借りしたプリウスは2月登録、ほぼ第一陣で納車された車、距離は1万6千キロ、タイヤを確認しましたところ、激しい運転をされた形跡もなくメラメラしながらスタートです。
先代と違って、乗り降りに最初は頭をごっつんこするかも知れませんが、乗ってしまえば傾斜したフロントガラスにも慣れ、視界が悪いとか運転いにくいと感じる事は返却まで一度もありませんでした。恐らくガヤルドが運転できればプリウスも運転できると思います(同じくらいの傾斜角かなと)
このあたりは、先代プリウスが頭上空間が広大でしたので、乗り換えの方は違和感圧迫感半端ないのでご注意を。スーパーカーなら納得できてもプリウスなら納得できないなんてこともあるかも知れません。ちなみにスーパーカーだと思ってプリウスを捉えますと、頭上スペース場合によってはヘルメット被ると当たるんじゃないかと思います。この辺り、デートカーと捉えると、ディズニーランドに行って耳付のキャップを買ったら帰りも被ったまま車に乗りたいところですが、キャップの耳があたるんじゃないかと心配にもなりますので、今度のプリウスはストイックに一人で乗る車なのかも知れません。
我家のISCも頭上はもっと狭く、髪の毛がルーフにたまについてるくらいなのですが、いつでも天井があけれるぞ!って思えれば救われるところもありますので、現行プリウス購入の際はOP費用も高くないのでサンルーフ付がいいかもですね。
結局、私が進むべき道はシエンタなんだと思います、あれに乗って車中泊グッズ積んで日本を旅したい、できたら幸せなんだろうなと思います。アクアはそういう私の中にある心を目覚めさせてくれた車でした。
そんなことを考えながら、用賀まで渋滞気味の一般道を走って、リッター21.2キロ、この時点で先代より燃費悪い気が、、。
東名高速に乗りますと、渋滞にはまりますが、ここで運転支援(自動速度設定?)を入れますと先代後期も進化度は大きかったですが、それよりさらに運転が上手になってます。
例えるなら先代後期が免許取り立て初心者が頑張って運転してる感覚なら、新型プリウスの運転支援は60歳の個人タクシー運転手くらい運転上手。先行車との車間保持、その際の加減速だけにとどまらず、直線もカーブもしっかり真ん中を走ります。白線のどちらかに寄って、大丈夫かな大丈夫かなと、あの感覚が全くなくなりました。あのヒヤヒヤが好きって人にはつまらなく感じるかも知れません笑
これだけ上手に走ると、気も抜けてきて、居眠りやわき見運転が絶対増えると思います。ちょっと自分も意識遠のいた状態で走っていたような気もします。
ちなみに私の場合、ハンドルはタマゴを握るように優しく握る癖がついているらしく、ハンドルを握れと、何度も何度も注意されましたが、30年近くそれできてますからね、どうしてもタマゴになってしまうみたい、後半はアラームでたらすぐにハンドルゆする癖ついてます笑
運転支援にもう少し話をしますと、進化はトレース性だけでなく、状況を判断してコーナー手前で減速を明確に行うようになり、今までのセット速度をキープして、曲がれるか曲がれないか的な感じから、なんの不安もなく驚異的な進化を感じました。
どんな制御なのでしょう、タイヤが減ったり銘柄が変わったらコーナリングフォースの発生タイミングが変わったり、アライメントだって同じじゃないですから、そういう変化あってもしっかり走るのでしょうか?でないと危ないですよね、とすれば目標Gみたいなのもあるてますかね、そんな気しました。
足柄右ルートをいいペースで走った感じ、先代プリウスに似てる感じの味付けですが、フロントがしっかりして応答性が高く正確になってるのは間違いなく、ペースは相当高くいけますが、代わりにタイヤかブロックがよれます。リアからは感じないので、フロント剛性をあげた弊害ですかね。右ルート後半スリップコントール?ついてもバランス失わないのは安全性高いなと、ナンチャッテ٩( ᐛ )و
話を運転支援に戻しますと他にも割り込みされても、うまく減速するし、後方に車が接近すると、お知らせもしてくれて、この運転支援は現在、どの車種までついているのでょう?
以前のやつだと、不要と思いますが、このタイプはあるに越した事ないどころか魅力の一つと思いました。
新東名に入ってもいいペースで走ると15に近づきます。先代はいいペースでも20を切るかくらいだったので差があるです、パワーがある分、使ってしまうとか、リミッターが先代より9キロ上にあるとか、要因はありますが、途中、雨にうたれて思ったのは、空気抵抗がよくないのかも知れません。
フロントサイドリア、雨粒の動きをみて感じました笑
サンルーフ付で雨の中を走りたいですね、想定では結構流れるんじゃないかと。ドイツのセダン勢は空気抵抗が素晴らしくよいですが、天井とリアは雨粒じっとしてたりします。
リアバンパーの汚れ方とかでも見える部分ありますが、巻き上げが控えられているのは、処理がいいのですかね、一般的にはルーフのピークが後ろすぎるように思いますが、なんか成り立ってるのでしょうか。
名古屋到着時で18.5キロ、先代より燃費落ちてます。
夕食は久しぶりに人生餃子に(*^^*)
アポロを眺めながら食べれる、皿台湾は絶品です。
ホテルに着いて仮眠してからいなべラリーステージに行くつもりが、目覚めたけど身体が起きれず。翌朝はプリウスの開発に途中まで携わってたという方に疑問いろいろぶつけましたが、明確な返答もなく、ただボンネット開けてプリウスレクチャ受けました笑
神戸に向かいます。レクチャの効果で30キロ到達!
ただ、燃費運転すれば一時的によくなるだけで、最終的には落ちます。先代モデルからの買い替えで距離走る人は、なんとなくモヤモヤすると思います。神戸に入り、持参した旅行本が古くて使い物にならず、思いつくパワースポットに寄ります。
頭の良さに、勉強できる機会があって、親の協力、周りの協力があってみたいな、一つ何かがよければではなく、いくつかの複合的な要因が導かないと今どき行けるものじゃないかなと。パワーある子が集まる場所なのでパワースポット笑
手を合わせて拝んできました笑
ここで知り合いと合流、灘の話をしましたら、大学も行くかと。南京町にあるぎょうざ大学。
東大、京大、ぎょう大、まぁわりと言いやすいです。
人気店のようでそれなりに並びましたが無事に校舎に入りまして注意しなければいけないのは、お店の人を呼ぶ時に、すみませんとかではなく、
「入学手続きお願いします」と大きな声で言うことですね
美味しくいただきまして、卒業いたしました!
余談ですが、お店の人とのやりとりで楽しみたい方は、表参道の「ともだちがやってるカフェ」もオススメです。
その後は知人と別れ、プリウスの走りを体験しようと芦屋ドライブウェイへψ(`∇´)ψ
速そうな車が来るのを待って、「キタ!」って追っかけましたが、プリウスいけるです。ブレーキでABSが効きやすいのと、作動中、舵が切れなくなる(アンダーになる)特性?以外は、コーナーの立ち上がりがよくてスピードがのるので、走れる車になってます。スリップランプが点灯しても、パワーが絞られきらずアンダーになりつつも加速していく、この制御は、トヨタも変わったですね。昔のは制御入ると速度がっくし落ちてましたから。ただどんなに速くなっても、アクセル踏んでウィーンって唸るあのゴムが間に挟まってる感じはスポーツカーにはなり得ないかなぁと、シフト無しが許されるのってケーニグセグくらいじゃないかと思います。GRバージョンで疑似cvtならまた違う?
そんなこんなのドライブで、お土産に購入した淡島たまねぎが助手席を転がって汚したとかそんな話もありますが、楽しい運転でした(๑˃̵ᴗ˂̵)
夜ご飯は洋食屋さんです。昼は知り合いがせっかく連れて行ってくれましたが、餃子続いてまして、前日は人生餃子でしたし、前々日も御殿場で餃子食べてましたから、やっと神戸を感じられる食に(๑>◡<๑)
神戸って洋食屋さんのイメージでしたので、なんか嬉しかったです。
翌日、再び知り合いが来てくれまして、オススメな洋食屋さん、今度は洋食続くんかと笑
こちらはまたえらい美味しかったです、ビフカツ。それよりさらに知り合いの食べてたビフテキ一つもらったらやばい美味しさありまして、これ食べに神戸来る価値あるとまでは言えずとも、神戸きたらまた絶対食べたいビフテキとなりましたです。お見事!
で、帰りは三宮駅周辺でパン屋さんケーキ屋さんチラッと寄って真っ直ぐ帰りました。
最後は首都高です。このあたり首都高を走らずして何も語れないかなと。まだ現行フリウスが走ってる?のを見たこと
がなかった為、めちゃ新鮮でした。他の人達も同じ感覚だったかと笑
それがいいペースで行けるのですが、その分、ブレーキがきつくて、強く踏む度にチッカチッカ四灯でちゃうあれはなんとかならないものかと。走り屋みたいで恥ずかしい。首都高でわかりましたが、接地性というよりブレーキ方向のグリップが足りなくてABSが作動しちゃう感じでした。コーナーも姿勢は安定してるけど、タイヤのグリップは高くないです。力があって加速もするので特に感じやすかったのかもです。そのままガソリン空になるまで走って終了。
終わってみれば1200キロ、よく走りました。通算平均でリッター19キロくらい。プリウスという名前から、イメージとのギャップが最後までありましたが、別の車と思えばよく走る感はあります。ただ、個体差?なのか初期ロットだから駆動系からの高周波な音が気になったり、乗り心地が悪いシチュエーションがあったり、気になるところもあって、逆に先代プリウスのいいところを再確認できた気もします。
スポーツ性ならカローラスポーツとかあると思いますし、まぁ借りた車での感想ですから、欲しい!ってならず特にキャンセルした身としてはある意味これでよかったかなと(*^^*)
このあたり赤いプリウスだったら印象はガラッと変わってたかも知れませんので話半分でお願いします。
最後までお読み頂きありがとうございましたm(_ _ )m