
あれは3月15日の事
315→サイコーな日。
思いつきで言ってるんじゃないですよ、メールアドレスにしても、車のナンバーにしても。運を呼び寄せるってのは、そういう積み重ねがあってこそと思います。
ガラス交換を終え、清々しい気分の私。日常に例えるなら、時間をかけて仲良くなった女性と初めてのドライブをいい感触で過ごし、送った帰り道くらいの清々しさが確かにあった。
まぁ、そんな状況で帰宅するでしょ。メールする時に、今まで通りの距離感でメールするか、初ドライブしたし距離感縮めたメールにしようか悩みますよね。
相手の気持ちより近づいたらキモいし。かと言って会う前と同じじゃ壁をつくる事にもなりかねない。
難しいですよ、女性との関係って。
さて皆様なら、初ドライブ後のメールなんてします?問いかけ笑
という訳で、そんな清々しい気分の中、ふとみんカラを覗きますと。Nlogセリカ様の納車式に立ち会って下さいましたMaha GoGoGo!様、辰巳にいらっしゃると言う何シテルを発見いたしまして、洗車を慌てて辰巳へ。慌てないと帰っちゃいそうなんですもん笑
つい昨日まで私が横浜に住んでると思ってたjohnny@m6gc様もいらっしゃるとの事。
決して誘われた訳ではありませんでしたが、お邪魔しちゃいます笑
間に合ってよかった。
難しい会話に、コネクティッドなんとかが通信するというのはわかりますが、はて、何に使われる?質問しようかどうしようか悩んでおりましたら、、、
そういえば、ひっそりさんの車はあの地味なやつですか?
少し離れた場所に停めてましたが、気付いてくれたんですネ!
8万キロ走行してますけど6万5千キロくらいにしか見えないって言われるんですよ~さぁ乗って乗ってと、お二人を乗せドライブへ。
johnny@m6gc様、ジーンズで乗っちゃってすみませんと、高級車的な扱いに嬉しくなったり、Maha GoGoGo!様から筑波サーキットにくるならレタスも近い、いやブロッコリーは先にあるとありがたいお話も頂きながらドライブを終え、M6グランクーペ様への相乗りチャンスを目前にして、明日は朝早いという理由でやっぱり帰っちゃうMaha GoGoGo!様。短い時間でしたが、楽しかったです、今度、ステレオ聴き比べしてみましょう。ありがとうございました!
GOGO様降りられますと同時に辰巳閉鎖のアナウンス、残念。
しかし、ここでミラクルカットイン。
この後、どうします?とjohnny@m6gc様。
乗りたい笑
口には出せませんよ、でも精一杯目で合図を送ります。
では、他のパーキングへ移動しましょう。
やった!伝わった!
移動中、後ろ姿に惚れ惚れ走行してますと、湾岸線でげそ様とぷーたろ様を発見。
今日はSL様で走っているのかぁと。あえて、挨拶無しで抜かします笑
某所に到着。
ここで、げそ様、ぷーたろ様と合流。
そしてjohnny@m6gc様より、皆様どうぞ!とのありがたいお言葉を頂戴します。
いやいや、そんな図々しい言いながら、気が変わらないうちに早く乗らなきゃと。スマートキーだからキーの受け渡し必用ないんだけど、キーを受けとって気持ちが更に盛り上がる笑
席に座りますと、ぞろ目で私を迎えてくれますM6グランクーペ様。
スルスル走りだしますと、遠慮無しにいっちゃって下さいと。
遠慮じゃなくて緊張してるんですけど笑
そして少しペースがあがりますと気付くのはM5ともM6とも違う乗り味。
こちら、M5.Alpina様がサーキット試乗された際、大分乗り味が違うとおっしゃられてまして、どんなんかなぁと思っておりましたが。なるほどと。
最高にエレガントな外見に溢れるパワーを余裕に使えれば充分ですし、それでよし、最高な車なんだろうなと思ってましたけど。アクセルを踏んで行きますと男らしさ感じます、、。
ワオ!
めっちゃ速い笑
こちらサーキットがどうなのかとか、ニュルのタイム計測した事あるのかとか知りませんが、間違いなく速いなと思います笑
タイヤを更にスポーツカップにしてもついていけそうなくらい、ボディーに足まわりの許容も大きい。
いや、速さなんていうのは一部分の顔ですから、本当はもっと奥深いところに注目したいのですが、私にはうつわ超えてる、雰囲気からやられてますから。
でも記念に感想書いちゃいます笑
これは想像が入りますが、電子制御デフが挙動をかなり細かくコントロールしてるなと。
ハンドルの切れ角がゼロ、もしくは横Gゼロの時には、左右の回転差をかなり敏感に受け入れてお尻のフリを許さない。
前後の回転差に反応するというよりも、一瞬の左右差に対して判定して直進を優先させる。
スリップランプがついても全く直進性は失われません。イニシャルトルクあって、さらにカム角大きい感じなんです。
続いて、ハンドルの切れ角がある時、コーナリング時は、Gセンサーとヨーの判定基準に向かう電子制御デフらしさがあり、これがパワーを絞るというより車を前に押し出す感じが凄くあります。かといって押し出しアンダーにはならない。フロントはスーッと入る。
ハンドルの重さ加減を感じる限り、フロントがラインを食いついて離さないのとは違う、これ、もう少し皆さんが日常で使う言葉でわかりやすく言うとOSM、オーバステアモーメントの発生のさせ方が実に素早くスムーズです。
モーメントタイム中の重心点がまた凄くいい。
そして、一般的にはプッシングアンダーを誘発するコーナでも、フロントのトレースが全く失われず、ランプが騒がしく点灯しながら明らかに前に出ていく感じがそこに。
これは凄まじい!
加速減速Gを踏まえた気持ち読み取り判定のターゲットレベルも高いんだと思います。瞬発力のあるエンジンに最新駆動系の制御ですから、電子制御デフは選ばれるべくして選ばれた気がします。
保守的な方にとっては制御が車の意図する方向に入るという事で、嫌がる気持ちはよくわかりますが、機械式では温度変化による作動レスポンスの変化や、街中からサーキットまでという状況まで追従させるとなると辛いですから。
私はこのMデフに大きな価値があると思いました。
また今後はこのMデフが味付けの一つになるのではないでしょうか。
というか、この制御、応用的にサーキットに合わせたらポンとタイムも上がるかも知れません。
タイムアタックモードでスリップアングル許さない、パラダイスモードでスリップアングルは許すけどある程度からは制御入るとか、いろいろな未来がある。私らの世界でいう夢がある。
昔だとこれがタイヤの性能変化にどこまで対応できるかという議論をしていたのでしょうが、過去の話なんでしょうね。
そんな事を感じて、いやレーンアシストの振動すら細かいなんて感じつつ、某所へ戻ります。
興奮も束の間、続いては、げそ様の300SL本国オーダー1989年製最終物を運転させて頂きます。
以前、一般道を少し運転させて頂き、あの時は四人乗りだという事を実感できませんでしたが、今回は四人しっかり乗り込んでます笑
ここでびっくりしたのはその居住性。よくこのスペースに四人入ったなと笑
昔の宇宙船、帰還ユニットはこんなんだったんだろうなと。酸素が不足してくる感じとでもいいましょうか。
ただ、四人の一体感は他のどんな車より感じられます。その空間に味があります。
こんな車でまだ子供が小さいうちに家族で旅ができたら、それは素晴らしい旅になるんじゃないかと思いました。
走行性能に関しては、首都高の流れを自然とリードできるだけでなく、切れのいいオートマの変速、切り始めから抵抗感のない滑らかなパワステフィーリング、燃焼とパワーの関連を感じられるエンジン。これは流石というより何十年も前にこういう車がすでにあったという驚きのほうが大きかったです。
という訳で、某所に戻り余韻を楽しむ時間はありませんでしたが、お付き合い頂きました皆様、楽しい時間をありがとうございました!!!