
その筋では有名な方です、誰だか判ってしまうかもですが、私からその方の名前を挙げるのは問題もあると思いますので、仮名を使わせて頂きます。O塚様笑
最近はモータヘッドな雑誌でお見かけする事が多いのですが、あの雑誌がほんと似合うお方。
夜のストリートで見かけようもんなら、怖くて近寄れない。クリクリとした眼光は、まさに眼力で缶コーラーを爆破できる数少ないファイター。パンッ!シューッワー。
いえ、M5好きなら一度は目にした事ある、あのセパンブロンズなM5に乗られていたあの方。

あの方がE60M5を降りた時には、全国にいるE60M5乗りM5好きな方は落胆し、中古価格も下がった、そんな影響あるお方。
私も勿論、遠くからO塚様の存在を知ってました。応援もしていた。みんなの分まで頑張って~。
どこかの雑誌でのゼロヨン計測した時、ウェットが残念でした、悔しい。そんなあの方が降りたと知らされた時は、いえ、車屋さんですから事情は一般の人より複雑です。仕方ないと理解はしていても寂しかった。。。
E60M5を盛り上げた一人、本当にそう思います笑
まぁ、これで昔々のyonecha様に、ディーラー高いし~なんて言われた時に、強くオススメした訳ではありませんが、O塚様のところなんかはどうでしょ。言わせてもらったくらい。
ちなみに私、利害関係は全くありません、上下関係はあるけど(私は下)笑

実は今まで、隠してましたが、昔、奥さんだってお店に行ったことあります笑
いや、実は昔の店舗時代に、O塚さんのお店で今の奥さんと知り合ったんです!!!
そんなわけない、言い過ぎた笑
という訳で、ここからはイメージ画像も入ります、話半分で笑
あれは先週末でしょうか。。。
ゆういち様、ゆういち様の弟様、げそ様、私とで4人。静かでマッタリ写真をパチリとしていまして。大黒で何やってるという話は置いておいて笑

元気そうなお姿を見た瞬間、でた言葉が
おかえりなさい!O塚さん!
私は嬉しかったですよ、M5に乗って走ってるんだと。
好きじゃなきゃ、また買わない、あの方、レアな車、好きなんだなぁと笑
その姿をひとめ見れただけでも、嬉しい。私は遠目で良かった、良かったんですが。
ゆういち様、ウオオオオオ叫びながら走っていった笑

まぁ、私は目の前にしたら、乗り込んじゃってましたけど笑
そして・・・。
O塚さんに一言、お願いします!と。
という訳で、日本一M5に乗ったO塚様の運転で、夜のドライブへ。しかも車輛はなんとM5ツーリング。ミラクルです笑
大黒を出て、最初のジャンプをやり過ごし、その後、すぐにね、旋回中ですよ羽田分岐もまだきてないのにアクセル踏むの笑
うぅぅぅぅ、滑ってますぅぅぅ
滑り出しも復帰も、挙動穏やかでしっかりノーマルM5と似てる挙動。というか、怖いですから!
これ何履いてるんですか?すぐにタイヤ聞いちゃいました。
コンチ5だそうです。
その後、車は幸浦ラインへ。そっち高速ステージですけど、、。
あのラインは道がいいですよね、なんて思うかもですが、速度によりますから。。。
ちなみにジェットコースターは安全でも怖いでしょ、安全とわかっていても、怖いもんは怖い、ひゃーっ!やめて~!
と言いたいところでしたが、ここで自分がしなければいけない事はひゃーっと雄叫びをあげる事じゃないんだと。みんからの皆様を代表して、M5ツーリングの感想を書く事なんだと。OKです、斬らせて頂きます。あくまでも個人的感想なので、本当のフィーリングはO塚様に聞いて下さい笑
まず、ツーリングボディ。セダンボディと比較すると、実際に運転した訳ではないので、感覚的なものは鈍感になっていますが、助手席からだと、違いわからない笑
525Mスポ同士だとワゴンは高速コーナー中、大きめの入力入るとブワンってボディ後ろ全体に拡がって、重さを感じる気がするのですが、あの重さというかラグを感じるあれがない。なんでだろう?ボティの感想はそれくらいです笑
ちなみにM5ツーリング、パノラマサンルーフついてます。私はワゴン時代、これがめちめちゃ好きだった。この乗り味ならツーリング、ありです!って、売ってないけど。もしかしたら足回りがいい仕事をしているからでしょうか。
そう、この足回りがよくてよくて。
私、スタビで調整が好きではないタイプです。路面限定ならわかるんですが、ストリートでは、やはりいいダンパーが第一かなと。セッティングがどうのこうのと言う前に、高級なダンパーからかなと。動きの為にコストかけてるダンパーは動きが絶対に違うから。
微入力といっても、ゆるいウネリ、素早く細かいのとかありますが、このJRZ?どちらの動きも最高にいい。よく動くし素早く動く。吸収力半端ない。ショックもいろいろ吸収するってことは熱を持つということでもありますが、こんな吸収してて大丈夫なのか心配になるくらい、動いて吸収、それを感じました。
私がまだ痩せてた頃、1990年代、初めてオーリンズを味わった時のあの驚きを思い出しました。
あの感動ある人ならもう一度、似た感動味わえる気がします笑
とにかくスムーズに動いてる感じで、入力がドンでもゴトンでも、トン、ストンとあたりがマイルド。
途中、バネレートを教えてもらいましたが、ノーマル知らないから、それが固いのか柔らかいのかもわからなかったんですが(笑)、柔らかいバネなんですかね?そう感じた。ロールするしないでなく乗り心地がいいから、そう感じましたです。
難しいですが、それでもロールを控えてるのは、スタビじゃなくて、ダンパーの伸び側を強くしてるのかなと。スタビで控えてると、路面とスピード的にユサユサありそうなシチュエーションでも、まるっきりユサユサなかったです。
いい悪いなら間違いなくいいです。というか、気持ちいい、そう感じられる足回り。そのスポットがまた広い!細かい入力もゆっくりうねる入力も、とにかくフラットに姿勢が保たれ、これだけ姿勢いいとO塚様も踏んじゃうので
ひゃーっ!
しかし、これだけフラットなら、路面の悪い横浜新道最速になれるんじゃないかなと笑
まぁ、セッティングとかはレーサーが二人いれば好み違いますから、どうこう私的にはないです。
走ってもらった域、さらに上があるなら、フロントのバネをもう少し固いほうにして、減衰もあげれるか。ピッチングはするかしないかギリギリまで固くするのもファイター的にはありか?いえ、もう少し下のドライブ領域なら、少しリアの縮みを弱く、伸びも弱くしたい。
なんて、ここで自分の愚かさに気付きます。
違う、そうじゃないんだと。
このセッティングはM5の美点が一回りもふたまわりも大きくなってるんじゃないかと。
サーキットスペシャル、ステージ限定スペシャルじゃない、沢山乗ってM5を見てきたからこそのセッティングの方向じゃないのかと。足回りかえて、M5とは違う挙動を目指すのではなく、M5のいいところがさらに魅力的に感じられる、そんなセッティングと感じました。
O塚様はサーキットを走ってますし、情熱的な話も聞いてたので、そっち系の方向なのかと思ってましたが、大きな誤解でした。
あの足回りはノーマルM5が好きな人でも、もっと好きになれるセッティングかなと。フラットで、接地感大事にして、ストロークで車を感じられる。欠点を無くしたというような言い方をしてたかも知れませんが、いえ、今乗ってる人達は欠点も好きになってますから、そこはいいの笑
で、帰り道に思ったんです。
日本一M5に乗ったO塚様、あの方に希望を言えば、経験踏まえていろいろなセッティングにしてくれるんじゃないか、出来るんじゃないかと。見栄を張らず、走る速度域やシチュエーションを上手く伝えられれば、最高の素材でM5の味わいをもっと堪能できるんじゃないかと。
O塚様に足回りの面倒を見てもらうと、ほら、M5乗りの御守りみたいな方、その方の仕上げるオートクチュール、最高じゃないですか!
タイヤ一つかえても、多分ベストはかわります。実際、ベストじゃなくてもあのダンパーなら十分以上の喜びがあるはず。全くこれは文では伝えられませんが。あの足回りは間違いない。
私が、言い切り笑
何もんなんだよって笑
そうですね~もしポルシェが家にあったら足回りはT本さんのところ、そう浜田山の住宅街のあそこでつくりたい、そう思ってるようなやつ。これで通じます?
ごめん、通じる自信ない笑
素材は大事。でも、足回りは人も大切。
そういう世界を知るのも面白いかなと思います。どんな車でもとは思わないし知らないです、でもM5はあの方で間違いないんじゃないかなと笑
そういう私、もう一台、M5をおかわりできたら、お願いに行きます。
いや、フルノーマルも一台は必要なんです。勝負に勝って声かけられたときに、なんだ、サスがいいのか、パワーあるのか、あれ言われるのが嫌いなんです。ムッ!
ノーマルですけど、何か?あれ言って相手が戸惑う瞬間が好き笑
M5って凄いねぇって言われるように頑張ってるんです、コツコツと。。。
タイヤが何気にノーマークだったんですが、よれないし良かったです。PS2とアドスポを混ぜた感じ?癖ないですね。
他にもブレーキ効きます。噛みついて離さない感じ。パクッ!
値段とかも知らずですが、基礎力あれば後はフィーリングや効き味はパッドですね。このへんも素材がまずいいもの、そこからです。初期から効くのがいいのか、コントロール性重視なのかとか。拘るならブレーキ屋さんに乗ってもらってパッドをつくればね。
話それました、感想をまとめます。
嬉しいドライブでした。何よりそれが一番。車がどうとかより、やっぱりO塚様の運転で横に乗せてもらってドライブしてもらった、これに尽きます。走る場所も決めてるのか成行なのかわからないくらい勢いよく走る!それも大好きなM5で走ってくれるんですから、感動です。ずっと記憶に残るんじゃないかと思います。
O塚様、本当にありがとうございました!
お連れ様、げそ様とゆういち弟様、長い事お待たせしてすみません、お許しを。
横須賀まで行っちゃうのかと思うくらいだったんです笑
という訳で、日本一M5に乗ったO塚様の横でドライブをした嬉しい一日、結局これゆういち様が辰巳に来られなかったら大黒はなかったと思います。
ゆういち様も、ありがとうございました!