今日のブログネタはロレックスですが、我が軽トラの新車価格より高いデイトナとかスポーツモデルとかは出てきません、そもそも持ってませんし。(笑)
これはref6427という手巻きです。1970年代ですね。
こちらはref1003、自動巻きになります。これも1970年代です。
似てますね。(笑)
この時計2つに共通しているんですが、ベゼル(ガラス周りの縁のことね)に特徴があります。
別のロレックスとさっきの6427とを並べてたんですが、左の6427にはベゼルに刻みが入っています。(ロレックスではエンジンターンドベゼルといいます)
ロレックスは成金時計的なイメージが強いですが、実はメンテナンス体制もかなりしっかりしていて、結構古いモデルも受け付けてくれます。
最近は分かりませんが、以前のロレックスの古さに関するメンテナンス受付基準は、同一の機械を積んだ時計を製造しなくなってから20年だか25年まではメンテナンスを受けるとなっていました。
分かりにくいので、同じAという機械と積んだ異なるモデルB,Cがあるとします。
んでもってモデルBは1970年に製造中止、モデルCは1980年製造中止とすると、モデルB,Cとも遅くに製造中となったモデルCの1980年から数えて20だか25年は受けてくれることになります。
これはかなり良心的です。
国産は基本的に製造中止してから部品供給を保証するのは7年です。
超高級時計などは永久修理受付(会社誕生当時の時計からメンテナンス受け付けます、なければ部品作ります)というところもありますが、数十万、下手すりゃ100万以上の修理代を請求され、庶民にとっては現実的ではないです。
それと比べるととても良心的ですね
ただ、ロレックスも製造中止してから未来永劫メンテナンスは受けてくれません。
また、ロレックスは基本的に保守部品を外部に供給しません。
なので、ロレックスのメンテ受付が終わるとちと切なくなります。
腕のある町の時計屋さんなら部品が摩耗していなければオーバーホールしてくれるのですが、部品が摩耗していた場合が厄介です。
中には部品入手ルートを持っている時計屋さんもいるのですが、正規よりも部品の値段が高かったり、部品によっては入手不可だったりします。
ということで、以前から予備部品の確保に努めてまいりました。(笑)
これは昔のパーツセットです。大分昔にイーベイで入手。
他にもちまちま集めました。(笑)
歯車によっては構造上摩耗しやすいものもあるので、そういう歯車は出来るだけ集めました。
しかし、古い時計の場合、内部部品もさることながら外装部品は更に厳しいです。
ということで、文字盤
ケース
そして、一番好きなエンジンターンドベゼル
刻みがないベゼルなら旋盤を使えれば頑張って頑張って頑張れば何とか作れると思いますが、この刻み(5分ごとに刻みの無い部分があります)があると難易度が一気にあがります。
ですので以前は必死に集めました。
多分私が生きてる間の部品は確保できたと思います。(笑)
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Posted at
2020/05/16 21:52:58