S510Pジャンボ　ブレーキフルード交換

初めての車検の時にディーラでブレーキフルード交換だけしてもらいました。前回（2回目の車検）の時は交換せず、ということでブレーキフルード交換します。
ABS無し、衝突安全機能なしなのでフルード交換少し安心ですが、命に係わる作業です。
気を付けて行います！
まずはスロープで前輪だけ上げます。
後輪は上げなくても何とか交換できそうなので。

次に、運転席の風吹き出し口上のカバーをあけ、ブレーキフルードリザーブタンクの蓋をあけ、ダイソーの注射器型スポイトで出来るだけ古いフルードを抜き取ります。んもって新しいフルードをこぼさないように小型の漏斗を入れます。
そして、新しいフルードを出来るだけ満タンに入れます。
今回は、二人抜きでやりました。

まずは一番遠い後ろ側から。
S510Pは後ろのブリーザボルトは左側だけにしかありません。
確信は持てませんが、リジッドだとどちらか片側だけなんでしょうかね。
ブリーダボルトに8mmのメガネ（オープンやモンキレンチは絶対に使わないほうがいいです。少なくとも私は絶対に使いません）をかけ、次にブリーダホースを付けます。
メガネの締める緩めるを繰り返すのでかけなおさないで済む最大限振れる角度の位置に取り付けましょう。

ブレーキペダル踏む→ボルト緩める→ボルト締める→ブレーキペダル戻す→ブレーキペダル踏む→ボルト緩める、、、を繰り返します、時々リサーブタンクのフルード量を確認して、切らさないよう適宜補充します。

続いて前に。
左前からやるべきを右前からやってしまった、、まあ大丈夫でしょう。

排出したフルード。
実は交換する前と色があまり変わってなかったです。

というのも恥ずかしい話、数年前に開封したフルード（もちろん蓋をして保管）が結構残っていたので、最初それから使ったのですが、交換してもフルードの色の違いが分からなかったです。
開封したフルードだけでは足りなかったので、新しい缶を開けたのですが、そしたら透明感が強かったです。
仕方ないので、リザーブタンクのフルード抜きからやり直しました。
大丈夫な気もしたんですが、命に関わる部分なので、安心安全を得るために。

使用したフルード。
モノタロウのDOT4です。
W202もこれを使っています。

最後にブリーダボルトを規定トルクで締めます。
8.4+-1.4N・mですが、ビーム式トルクレンチの目盛りが5N・m刻みなので、10N・mで締めました。

プリセット式は50N・m~のものしかないし、正確さではビーム式だと思っているので、ビーム式を使いました（目盛りがざっくりなのであまり意味がないかもしれませんが）

プロは手トルクで正確に締めることができるかもしれませんが、ド素人の私にはとても無理です。
レンチの長さが違うだけでも同じ力かけてもトルクは変わってくるし、ましてやそれが適正かどうかなんて分かりません。
使える部分は素直にトルクレンチを使うことにしています。

体感は変わりませんが、やろうと思っていたことなので少しすっきりしました。

次回以降は必ず未開封のフルードを使用することにします。
39993km