Ｒ31スカイライン、いい時代だったかも。

秋晴れだった先週の週末に
洗車して買い物に行った所で
目に留まる車が、R31スカイライン・・・

「史上最悪」なんて言われた７代目スカイラインですが
個人的には嫌いじゃないです、レースでも活躍しましたし。

色々な仕様が沢山有りましたよね。

モノフォルムシート・イタルボランテを装着１０００台限定｡
【ＧＴＳニスモ】

イタルボ装着なんて、当時らしいですよね、流行ってましたもんねイタルボランテのステアリング。

【GTS-R】新車車両本体　\3,400,000
※付属品、愛車セット（オリジナルバック・ウォッシャー液・CRC556・ガラスクリーン・クレポリメイト・軍手・ワックス・ハンドポリッシュ・セーム皮・ビニールバケツ）
別途：エアコン＋\234,000、・BBSアルミホイール（シルバー・ホワイト・プラチナ）は各\225,000
ステンレス製のタコ足、ギャレット製大径タービン、前置きインタークーラー、
オイルクーラーなどのパーツを装備で武装し専用バケット風１体型シート、
イタルボランテ製のステアリングホイール、シフトノブを装備した８００台限定
<低速トルクが無く、今となってはシグナルGPでムーブやワゴンＲに負けるって話も（遠い目）

（確かにRB20DETはR32になっても低速トルクが無いと思いましたし）
が５０００回転からの加速は楽しいとか、
リミッターをカットをしてやると２４０kmぐらいまで、加速するって話も。
ヨーロッパでもGTS-Rがレースに出ていて、日産に勢いを感じますよね。


日本初の公認チューンド・コンプリートカーとして登場の
【トミーカイラＭ３０・M20】新車価格\5,800,000

M30はＧＴ－Ｓ（Ｒ３１）を使用し、エンジンブロックを輸出仕様３リッターのＲＢ３０に変更、
サスペンションも変更でＮＡながらベース車両から３０ＰＳアップの２４０ＰＳを発生。

当時、改造公認って中々取れなかった時代背景が有りましたからね、L20をL28に載せ変えなんて
したら、車検の度にマフラーから何からノーマルに戻す必要が有りましたしね。

オーテックＪａｐａｎがチューンした200台限定【Ｒ３１　ＧＴＳオーテックバージョン】
昭和６３年 限定２００台・新車車両本体　\4,500,000（警察立会いの元で抽選www）

エンジンベースはＲＢ20ＤＥＴに米国ギャレット社製Ｔ25タービン、空冷式インタークーラー、
ステンエキマニ、ＧＴＳ－Ｒには無いステンレス製エキゾーストアウトレット。
それに加えフロントブレーキ熱容量向上。
　４ＷＡＳ（４輪アンチスキッド）Ｒ３１の自慢のハイキャスはﾚｽ装備。
ボルクレーシング製３ピース１５インチ鍛造アルミホイールを装着。
ＧＴＳ－Ｒ同様イタルボランテ製ステアリングホイール。
オーテックジャパンによるスペシャルメイド、この内容で\4,500,000はトミーカイラＭ３０が\5,800,000
ですからねぇ～・・・・・・・高い！が秒殺で完売（汗）
ＧＴＳ－Ｘツインカムターボが\2,700,000
　　　　　　　　　　　GTS-Rが\3,400,000
ＧＴＳオーテックバージョンが\4,500,000
　　　　　 トミーカイラＭ３０が\5,800,000
ですか・・・・・・・景気も良かったんですよね・・・・

「日本一速い男」星野一義が前期型の４Ｄｒをベースにチューンしたコンプリートカー
【インパルＲ３１Ｒ】

　むぅ～当時の資料が少ないですが、確かにこの顔のスカイライン居ましたが、インパルのスカイライン
って言ったら・・・・コレですよね・・・・

　昭和最後のスカイライン？になるんですかね、今のGTレースのナンチャテ〇〇〇的な車じゃ無く
当時のグループA規定

（連続する12か月間に2,500台以上生産された4座席以上の車両がホモロゲーション（公認）の対象。
　また、改良型のホモロゲーション取得として、変形オプションには2,500台、スポーツエボリューションには、500台以上の追加生産が必要、これらはエボリューションモデル、あるいは正常進化モデルが出場可能）なんて規定が有って市販車ベースって事で応援にも自然と力が入ったものです。
三菱ワークスのスタリオンが本格参戦。スカイライン、BMWとの三つ巴に。

トヨタ・チーム・トムスMA70スープラを投入し、デビューウィン（菅生）。
日産もR31スカイラインのエボリューション・モデルGTS-Rを投入。

1985年～1989年までは途中で三菱が撤退してしまいましたが、国産車の活躍に胸躍ったものです。
1990年にR32スカイラインGT-Rがデビューして、GT-Rの、あまりの強さに各メーカーが撤退してしまう事
になちゃうんですが・・・・・
　何か夢が見れた頃ですよね、市販車とレース車両は違うって解っていても、何か
「あのレースで走っているのと、同じ車が買える！」って勘違いできた時代、ベースは市販車でしたから
ね、特にスカイラインは国内レースでズゥ～と活躍してましたからね。

　今のシルエットフォーミュラ化してしまったSUPER GTじゃ、勘違いもできなくて冷めて見ちゃうの
かも？レースを見て愛車で勘違いできた、あの頃って良い時代だったなぁ～（遠い目）