【フィアット５００発表】

【フィアット５００発表】桜が早くも開花、日伊の美意識を融合させ披露

フィアット・グループ・オートモービルズ・ジャパンは、新型「フィアット５００」の日本導入にあたり報道向け発表会を２月２２日に実施した。

　会場となったのは、東京都内にあるイタリア文化会館・東京。イタリア文化会館・東京は、日本におけるイタリア文化の普及と日伊の文化交流を目的とした多目的施設。その施設の意義も含めて、フィアットの担当者曰く「新型５００の発表に最も相応しい場所」として選ばれた。

　さて、イタリアブランドの新車発表ということで、国の芸術性を押し出した展示かと予想していたわけだが、発表会場の入り口は意外にも純和風。着物姿の女性と桜に囲まれての出迎えとなった。
　何よりも驚きなのは、花開いた桜の存在。これには通行人も足を止め、新型フィアット５００ともども珍しげに見学。フィアットの広報本部長を務めるサラ・セレリさんによると「日本の花見の慣習に敬意を表して、桜を開花させた」とのことだ。

　入り口は和のテイストだが、その裏に回ると一転してイタリアらしさが登場。エキシビジョンホールには、ジュリアーノ・ゲッリ氏がフィアット５００への情熱を表現した新型フィアット５００「夢見る者への１台」を展示。その周囲を、イタリアの芸術作品で取り囲んだ。
　日本とイタリア双方の文化や美的感覚を尊重しあった発表会となった。

　新型フィアット５００の発表にあたり、イタリアから駆けつけたフィアット・オートモービルズのＣＥＯを務めるロレンツォ・システィーノ氏は、「今、ここ東京にいることを大変嬉しく思っている。新型フィアット５００と一緒に日本に来ることを大変楽しみにしていた」と挨拶。
　次いで、「桜は咲くことで多くの人々を幸せな気分にさせる。シンンプルながら完璧な美しさで多くの人々を魅了する〝桜〟のように、新型フィアット５００は、多くの人々がうれしさを感じられるお花見のような、イベントの一部となれるキャラクター」と新型フィアット５００を紹介した。

　日本市場の印象と投入への意気込みについては、「トレンドに敏感で、奥深い美的感覚を持ち、ヨーロッパブランドへの関心の高い日本は、我々自動車メーカーにとっては重要な市場。この新型フィアット５００とともにフィアット社は新たな時代を迎えたが、この大きなハートの小さなクルマが、日本にも新たな時代を到来させると確信している」と力強く自信を示した。

総排気量1240cc、直列4気筒SOHC8バルブエンジンを搭載した、ATモード付き5速シーケンシャルトランスミッション“デュアロジック”、3ドア、右ハンドル仕様

メーカー希望小売価格は225万円、特別限定ローンチモデル“フィアット500 1.2 8V ラウンジSS（スペシャルシリーズ）Fiat 500 1.2 8V Lounge SS”200台限定で
メーカー希望小売価格は233万円ですかぁ～、
じゃ、やっぱ、フィアット500アバルトは300万コースですかね？

　コレ、きっと売れるんでしょね。
で、会場にスペシャルゲストとしてモンキー・パンチ氏が登場！

最新作『ルパン三世 ＧＲＥＥＮ ｖｓ ＲＥＤ』でフィアット車を活躍させることを約束。

そのプロモーション映像を公開したそうですよ。