
【珠海(中国・広東省)】
ソビエト連邦崩壊後、外貨不足に悩んだロシア政府は、中国に対しロシア空軍の誇りだった「スホーイ(Su)-27」戦闘機など大量の兵器を売りさばき始めた。
それから15年、今度は中国が兵器安売り大量販売に動き出した。
ロシアの戦闘機、駆逐艦、潜水艦やミサイルに200億~300億ドルを支払い続けてきた中国は、ロシアの技術を解析し、とうとう
自国で、最高度の技術を要するエンジンまで製造できる力を学び取った。
そして、中国がこうした兵器を南アジアやスーダン、イランなどに販売することによって世界の紛争地域の軍事バランスが変わる可能性が出てきた。
また同国が空母や空母搭載機の開発を進めれば、台湾の安全や米国の西太平洋支配が脅かされることも考えられる。
11月に中国の珠海で開かれた航空ショーにもそうした変化が表れていた。これまで戦闘機、ヘリコプター、輸送機をずらりと並べ、アクロバット飛行のチームで観客を魅了していたロシアのパビリオンは閑散としていた一方、中国は、ほぼ全面的にロシアの技術に基づいた技術の粋を大々的に展示していた。
そして
中国とパキスタンが共同開発した「JF-17」戦闘機に乗った
パキスタンのアクロバット飛行チームがスポットライトを浴びた。
中国が急速に技術力を高めたことで、米国の兵器計画にも影響が及びかねなくなった。
米国が昨年、世界最先端の「F-22」戦闘機の開発を中止したのは、1つには中国が少なくとも15年は追いつけないと考えたからだった。
しかしその後
中国は、同様なジェットを8年~10年で実用化すると発表した。
米国も今は10年で追いつかれるとみている。 (画像はロシア・MiG 1.42 ステルス)
中国の成長ぶりを示すいい例が中国の戦闘機「J-11B」だ。これはロシアが、Su-27と酷似していると主張する1人乗りの戦闘機だ。
米国の「F-15」や「F-16」に相当する。
中国は1996年、Su-27を200機ライセンス生産するため、ロシアに25億ドル(約2100億円)を支払った。
この契約では、生産されるJ-11はロシアの航空電子技術やレーダー、エンジンを使用し、中国が輸出することは禁じられていた。
ところが中国は2004年に105機を作ったところで、この機種は基準に合致しなくなったとして突然契約を解除。
そして
3年後にロシアの不安は的中した。
中国政府は、国営テレビでSu-27そっくりのJ-11Bを発表。
中国はJ-11は90%自国技術で製造されており、航空電子技術もレーダーもロシアのものより優れている、ロシア製はエンジンだけだ、と胸を張った。
さらに今では中国製のエンジンを積むに至っている。
ロシアは即座に当時進行中だった艦載機「Su-33」の販売交渉を中断した。
その後、交渉は再開したが2機だけ買いたいという中国の要望に対し、より多くを売り込もうという戦略だ。
Su-33を販売するスホーイ・アビエーション・ホールディングは、
中国が2011年か12年には空母を完成するとみており、
それに間に合わせるにはロシア製の艦載機を買うしかないだろうと踏んでいる。
一方、
中国はロシアのエンジンを搭載した、より安いJF-17を途上国に販売することを狙っている。
ロシア政府も、同国と取引のないパキスタンへの販売は容認した。
しかし事情筋によると、昨年、
旧ソ連邦(独立国家共同体)のアゼルバイジャンが購入を検討し始めたと知ったときは激怒したという。
中国製の戦闘機を買う可能性のある国としては
スリランカ、バングラデシュ、ベネズエラ、ナイジェリア、モロッコ、トルコなどが挙げられる。
スーダンはすでに購入した。
今年、エジプトとの交渉で、中国はJF-17を
ロシアの「MiG-29」より1000万ドル安く提案した。
これを契機に、
スホーイ社長はロシア政府に、中国に対する同国製エンジン販売を止めるよう求めた。
露政府は販売は止めていないが中国が最先端のJ-11Bを販売するようになれば。
法的な措置を取ることを検討しているという。
また11月
、海外への武器輸出の際に知的財産権に関する条項を付ける新法案を提出した。【文:ウォール・ストリート・ジャーナル日本版】
チャイナパワー恐るべしwww
ソビエト連邦崩壊前から、着々と経済発展させる為に色々と搾取してたんですね、スホーイ27の
チャイナ製J-11ってのを作って、あぁ~外見似ているけどちがうもぉ~ん(ミタイナ
結果ロシア側からライセンス契約に違反しているって非難轟々、でロシアがSu-27/30のライセンス権を完全移譲する代わりに違法コピーの疑いがある行為を中国が止めなさいねって事で話は済んだのかと思いきやwww
JF-17問題でゴォラァ~武器の知的財産権作ってやるからな!とロシアから反撃が・・・
結構ロシアとも問題抱えてるんですね中国は・・・・
空母ったて中国はオーストラリア、ウクライナ、ロシアの中古ないし建造途中の航空母艦を計3隻購入がウクライナ海軍は中国本国で海上カジノとして使用するって事で売ったら「マカオの中国系会社」はダミー会社で・・・・・何故か?

中国は国産空母の建造を強く望んでいて、参考の為、海軍の技術者によって徹底的に調査されたんですって、でバラバラにして、補修して作り直したら中国製空母になるとかで中国理論ではねwwwww
次世代のソビエト連邦・ドイツ帝国にでもなりたいのか?中国、
(1935年に受賞したカール・フォン・オシエツキーは、受賞時にはドイツの政権を奪取していた国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)のゲシュタポの手により強制収容所送りにされていた。彼に対する平和賞をナチズム批判の明確な意図があるとして、ヒトラー政権はその後ドイツ人がノーベル賞を受け取ることを禁止した。)
中国がナチみたいになったら、日本人は中国版アウシュヴィッツ強制収容所行き決定でつなwwww
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他所の国は軍備毎年上がってるんですがねぇ~、日本だけ年々減額されてますねぇ~・・・・
国民もいい加減平和ボケから目を覚ます時かもですよ・・・・・イザって時に本当にアメリカが守って
くれるか疑問ですもん、次期主力戦闘機すら決まってないwww
今だF4ファントムが飛んでいるなんて個人的には好きなんですが・・・
初飛行は1958年5月27日

の飛行機が今年は2010年ですもん・・・・いくら改造したからって、戦争になれば的ですよ・・・・

さすがに・・・(F-4EJ 「07-8680」除く)カン・クリだからwww
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Posted at 2010/12/12 02:12:12 | |
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