
仰々しいタイトルをつけてまいました。
国産メーカーに限らず、自動車メーカーは各々車をカテゴライズして作ってますわ。カテゴリーというか、セグメントというか、ジャンルというか、サイズというか、排気量別というか、形別というか、ドアの枚数別というか何というか。その中でも僕はフラッグシップモデル(旗艦モデル)について考えてみたズラ。欧州LサイズセダンではベンツのSクラス、BMWの7シリーズ、アウディーのA8、ワーゲンのフェートンみたいに。
例えば、トヨタvs日産で言うと
セルシオvsシーマ
クラウン(GS)vsフーガ
アルファードvsエルグランド
ランドクルーザーvsサファリ
ヨークvsブラッド・ピット
みたいな感じで。どの車も、やっぱりメーカーの意図するところが明確に見えてて明らかに車の味付けが違うから乗ってみてホンマにおもろいし、開発者の気持ちが凄くわかり易かったズラ。ほんで今回はセルシオvsシーマの味付けに着目してん。(主に30系とF50やで。)
まず、30系がデビューして車を見て思ったのは(あくまでも見た目)「これはまるでSクラス(W220)やなぁ」ですわ。この先代に当たる20系セルシオを運転してみて思ったのは(こっちは実際に運転して)「これはまるでベンツのEクラスそのものやないか!」ていうのを鮮明に覚えてます。
ほんでそれから数年経って30系に生まれ変わったセルシオはSクラスに匹敵するまで昇華されていて、乗った感じもその見た目に相応しい物に進化しておりました。
セルシオに関しては、本当にモーターを主機関としているかの様な滑らかさと静粛性があり、レシプロエンジンもここまで来たんやなと思ったゾラ。ほんでそれが後期、いわゆる「最後のセルシオ」になった時は本当に円熟の域に達していて、見た目も洗練され、エンジンはそのままにして6ATになりました。その6ATは至極滑らかで快適そのものだという事は間違いないねんけど、少々燃費を意識しすぎたシフトスケジュールになっていて5ATの前期モデルほど刺激的な走りはしにくくなっていたというのも事実ですわ。特徴としては、すぐにシフトアップしようとする部分が露呈してました。
でもそれが、この時代に求められるものであり、まっとうな進化であったと僕は思います。
なにより、名神から東名経由の大阪~東京を13km/lの燃費ではしってくれましたからこの6AT、ええ仕事してますわ。
総じて、この車は如何に運転者や同乗者を快適に目的地までたどり着かせるかという事に主眼を置いて造られた車ではなかろうかと思います。
対するF50シーマですがデビュー時、そのバルカンユニットを搭載したヘッドライトは僕に強烈なインパクトをあたえてくれましたわ。
エクステリアはセルシオよりも押し出しが強くてアクが効いたデザインになってて、インテリアも普段は顔を半分だけ覗かせているだけのモニターが、ナビ使用時にはポップアップしてくるというちょっと凝ったシステムを搭載してったけなぁ?
ほんでこの車、カテゴリーこそセルシオと同じ所に属してるんやけど走り出してみるとその性格はセルシオとはまるで別物でんねん。
どれだけ車内に走行音(ロードノイズ、メカニカルノイズetc)を入れないようにと考えられているセルシオに対してシーマはメカノイズが非常によく車内に入ってくるんすわ。でも決して不快な音では無くてドライバーを刺激してくる様な、意図して車内に入ってくる様な音やねんこれがまた!アクセルを踏んでみてもそのレスポンスはセルシオよりも鋭くて、踏み込んだ時の音もセルシオよりもある種レーシーですわ。ゼロ発進からフルに踏むと、セルシオは乗員に負担がかからぬよう出来るだけ滑らかに加速しようとするんやけどシーマは遠慮なくガバっと車を前に押し出すといった所です。そこは排気量で200㏄のアドバンテージが効いてるって事なんやろか?
ただ、シーマが国産ラージサイズセダンに属していて、高級サルーンという位置づけをされているだけにこのような特徴は「セルシオよりもうるさくてじゃじゃ馬なので劣っている車」という評価を付けられがちやと思いますわ。日産はひとくせ付ける車作りをしてると思うんやけど、それに対してトヨタは万人受けする無難な車を作るのでいつも車の販売台数はトヨタに軍配が上がるのではないかという僕の勝手な評論になりました。ツウ好みな車をつくりのが日産てこと!醤油こと!
一つ、僕がシーマの気に入らない所を上げるとすると、セルシオのステアリングホイールが断面に対して360°木目やのに、一方のシーマのそれは運転手に面している所しか木目が使われてなくて、他は革仕様になっている事。(写真参照)なので車外からステアリングを見るとただの革巻きステアリングにしか見えなくて高級感がグっと落ちるんですわ。外から見て木目のステアリングがみえると「おっ、高級感があってええやん!」てなるのにシーマにはそれがない!!
中途半端な事するから全体の高級感が損なわれているええ例ですわ!!
Posted at 2009/12/01 19:00:42 | |
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