
今のランクルに乗り始めて早や3年と8ヵ月。最初の一年はランクルでの年間走行距離が2.5万キロを超えてたけど最近はかなり落ち着いてきました。現段階での走行距離は43952kmやった。といっても他の車でカナリ走ってるから年間で40000kmくらいは走ってるみたいズラ。ランクルの走行距離は今日にでもK.TOPさんに抜かれるんとちゃうか!?
車いじりももうそろそろ落ち着いてきて、自分の中では結構飽和状態に近いんやけどホイールだけはずーっと考えがまとまらずに色々な葛藤に日々悩まされてんねん。昔から言い続けてる事ですが、ディスクは絶対に黒!!リムは出来ればメッキってのが僕の理想。
時間を追って挙げていくと、まず初めに候補に挙がったのがロデオドライブのラウウェル。お次にコニール。ほんで次に気に入ったのがWORKのLS606SUV20インチ。
しかし最近になってこれらは重たいという事が気になり始めたんすわ。その重たいという要因の一つに大径やからってのがあんねんけど、他の要因として鋳造ホイールやからある意味しゃーない。(もちろんランクルは純正品も鋳造)そこで最近僕が急激に興味を持ち始めたんが鍛造ホイールやねん。
ここで少しだけ鋳造と鍛造の有料講座でもしよか。(既にご存知の方はとばして下さい)
鋳造とは溶けた金属を型に流し込んで成型する方法で、メリットとしては鋳型さえあれば比較的簡単に作れるので、大量生産向きで低コストを実現させてます。鋳型には砂製の砂型や金属製の金型があんねん。当然の事ながら鋳造品のデザインも鋳型によって決まるから、デザイン性が高くて様々な造形の製品を製作する事が出来るのも大きなメリットかな。
それに対して鍛造とは熱せられた金属に何千トンといふ圧力をかけて成型する方法やねん。この成型法の最大のメリットは何と言っても高強度やわ。熱せられて変形しやすくなった金属をプレスする事によって金属内部の空隙をつぶしーの、結晶を微細化しーので結晶の方向を整えて高金属の粒子間の空間をなくし、密度を上げてより強度を増すという事。よって、スポークを細くしても強度が保たれるため、軽量化が可能やねん。
鍛冶屋さんがハンマーで金属をド突いてるのもその一例やな。日本刀とかもめちゃんこ強いやろ?あれも醤油こと!
車購入当初は現在のホイールのデザインも余り好きでは無くてすぐに交換するつもりやってんけど最近はこのホイールにも少しずつ愛着が湧いてきました。それは、このホイールはシグナス専用意匠という事と、例えば10年後にこの車を客観的に見た時、トヨタのオリジナルホイールをはいとった方が「新車時からずっと大切に乗ってます感」が出るんちゃうんかなと思って!!僕は、古い車がオリジナルの状態を保っているのってそれだけですごく魅力を感じるので20年後、自分の車もそんな状態で維持出来たらいいなと思ってるんですわ。
でももし、換えるなら鋳造のデザイン性の高さから造り出されるファッショナブルなホイールも大きな魅力を感じさせるけど、鍛造の高強度且つ軽量なホイールも捨てがたく、甲乙つけられないので現在はいまだにホイールを買うに至ってませんねん。
さーてどないしよ。
Posted at 2009/10/27 12:08:03 | |
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