目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
リモコンエンジンスターターとキーをポケットに入れて一緒に持ち歩くと、キーでエンジンスターターのボタンが押されていつもピロピロ鳴っています。2つのキーの側面形状が片方が凹型、片方が凸型で、もう押してくれといわんばかりの組み合わせ。そこを対策します。
2
製品にはPUクッション(ポリウレタンクッション)と書かれていて、よくノートパソコンの放熱のために足として貼ったりするものです。ホームセンターのホーマックで購入しました。割と強力な糊がついているので剥がして貼るだけです。
3
ボタンとボタンの間にちょうど入ります。コツは貼り付け先のゴムの汚れを取ることで、別な強力粘着テープを何度か貼って剥がすと汚れは大体取れます。そして貼り付けたら、キー側の凹型形状のせいで糊付け面内部に気泡が入っているはずなので、それを爪でクッション中央を押して抜いてから、しばらくクランプをかけておきました。そうすることでゴム相手でもそれなりに強く接着されます。
4
完成すると、キー同士がぶつかり合っても、リモコンボタンが押されることがなくなります。こちらの面に2個と反対の面に1個貼り付けるだけで用を為すので、余ったクッションは剥がれたときの予備として使えばいいです。
リモコンエンジンスターターの仕組み上、ボタン1つの誤動作でエンジンがスタートしてしまうことはなく、せいぜいアンサーが誤作動するだけです。実害はなくとも、ポケットでピロピロ鳴るのは変なので、ちょっといじってみました。
5
追記:
予想通りですが1か月に1箇所くらいのペースでクッション剤が剥がれます。ポケット内でキー同士が擦れ合うせいと、キー側は凹んでいてクッションの底面は平らなので、間に空気が入りやすいのだと思います。
6
再チャレンジ中です。クッション材が剥がれやすい原因は底面積の割に出っ張りが大きく擦れることだったので、接着面積を増やし、薄くする方向で検討しました。ゴム糊を盛り上げる手法では2度と剥がれなくなり、リモコン側のゴムが境界線で破れることが予想されます。せめて両面テープでの接着にとどめたいです。しかしリモコン側は微妙に凹んでおり、そのカーブに合わせない限り接着面積は稼げません。そのためにスイッチの回りをぐるりと盛り上げ、リング状に接着する方法を考案しました。
7
材料は東急ハンズで見つけた「お湯で柔らかくなるプラスチック」で、これをコップのお湯で溶かしながら、整形してリモコンに貼り付けます。これなら本体側のカーブに正確に沿わせることができますが、今度は表面がなかなか綺麗な平面になりませんし、厚くてスイッチ部分を抜くことも上手くできません。
そこで、薄く透明なプラ板をカットし、スイッチ部分を紙用パンチでくりぬき、ヤスリで形を整えてから、そこにお湯で柔らかくなるプラスチックを貼り付けていきました。最後にプラ板ごと加熱して、リモコンに押しつけます。こうして形が出来たら、両面テープでリモコンに貼り付けました。
今度は剥がれず、長持ちしています。防護はファンクションスイッチとカーファインドスイッチの2つで充分と考えたのですが、実はストップスイッチも防護しないと、ポケットの中で音はピロピロ鳴るのでした。後日、追加工事します。
最初のクッション材から見ると、ずいぶん面倒な工作になりました。いずれシリコン製のカバーが販売されたら、お役ご免になる改造です。
8
最終的にsugruというシリコンゴム粘土で作り直しました。新たに整備手帳を書きます。
[PR]Yahoo!ショッピング
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( キーカバー の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク