プロスタッフの「PRO-B-14 鉄粉スポットスプレー」と鉄粉取りゴム粘土を買っておいたので、洗車の際に鉄粉取りに初挑戦しました。写真無しで申し訳ないけど、鉄粉取りは鉄を錆びさせるわけで、カメラについたら困るのです。

　まず普通にシャンプー洗車し、ゴシゴシ拭き取る前の濡れた状態でスプレーしてみました。スプレーは硫黄臭さと、後付け芳香で２重に臭く、顔を近づけて作業するので、とても苦しかったです。どこかで嗅いだ匂い、、、もし成分がチオグリコール酸アンモニウムであれば、これはパーマ液の匂いです！！

　車は１年物のCX-5と５年物のヴィッツの２台です。鉄粉があると紫に染まり、それが水で流れて紫の筋が出来るので、濡れた状態のほうが発見が簡単です。意外にボンネットには少なく屋根に多かったのは、ボンネットのほうが傾斜が急で、汚れが乗りにくいからでしょうか。ホイールはアルミなのでもらい錆びしないため、気にしませんでした。

　タイヤの後ろ側にあたるボディーにはやはりたくさん、しかもサイズの大きな鉄粉がついていました。小さなものはこのスプレーで溶けるという噂ですが、酸じゃないのでそれほど簡単に溶けるとは思えません。また、今回、作業中に２ミリ径くらいの飛び石傷の下に錆びたボディを発見してしまいましたが、こういう珍しくない傷に気づかずに強いスプレーをかけるとボディーを侵食するので、やっぱり溶解力はそれほどではないと思われます。
　そうはいっても、車色（特に黄色）や塗装を選ぶという注意書きはよく読んだ方が良いと思います。