目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
エンジン・ミッションを下したついでにフロントメンバー周りの整備をやりました。
車体をかなり地面近くまで下げておいたので、取り外しはフロアジャッキと平台車で何とか引きずり出せました。
ACコンプレッサーは上から紐でぶら下げてあります。
ステアリングラックASSYは事前に下ろしていたので意外と軽かったです。
※画像は取付け時の物を使い回しています。
ちなみにスタビの取り付けが上下逆だったので、この後また取り外す羽目になりました(爆)
2
メンバーを固定しているブッシュもリフレッシュ対象の為、取り外します。
圧入されているのでプレスが必要ですが、場所が場所なので長ボルトで代用しました。
材料は建材で使われる分厚い座金(Zマーク)とM16の寸切りボルト、CL7のハブベアリングから外したアウターレースとVU管のソケットになります。
抜き取り一発目は固いのでベアリングアウター、詰んだらVUソケットという感じで使い分けて抜き取りました。
3
外せるものを全部外したら洗剤で丸洗いです♪
錆が出ている部分はカップブラシ等で磨いてから錆転換剤(ENDOX)を塗布し、防錆スプレー(イサムCBエコ防錆)を吹いて仕上げました。
4
最後にブッシュを挿入して搭載準備完了です。
純正ブッシュも考えましたがゴムが劣化するのを嫌いM&Mのリジッドブッシュにしました。
剛性感アップにも期待しています♪
圧入はカジリ防止と腐食防止を兼ねてアンチシーズ剤をたっぷりと塗布して入れました。
こちらは純正と違い軽圧入なので楽勝です。
5
ラックエンドは車載状態では作業性が悪いので、この機会に新品に交換です。
ラックの脱着自体はスプラインの噛み合わせさえ間違わなければ簡単なので、マーキングをしておけば問題ないです。
ボルト類を外して引き抜けば楽に取れました。
ラック側の抑えは22mmの薄型スパナ(ホムセンの安物)とエンド側は32mmの自作SSTです。
締め付けトルク:74Nm
※トルクレンチを延長している分、本来は計算が必要ですが、程度の問題なので適当に。
計算式は旭ツールのWEBに載ってます。
ついでにラックのギアについているグリスを拭き取り、塗り直しました。
(市販のリチウム)
6
自作SSTのアップです。
専用品は純正、汎用を含めても結構良いお値段。。頻度を考えると勿体ないかな。。
安物のクロウフットレンチをグラインダーで薄く加工し、不要な爪部分を削除しました。
材料費は数百円です(笑)
超ロングエクステンションを使えば車載でも使えるかも?
7
緩み止めのワッシャーは車載状態でどうやってカシメるんでしょう??
専用工具もあるようですが、、、
今回は外れた状態だったので、Vブロック替わりにホンダ純正パンタジャッキを当てがって普通にタガネで潰しました。
8
マウントブッシュは純正新品に交換。
メンバーをリジッド化するので路面入力からの逃がしポイントとして、あえて純正ゴムにしておきました。
個体差によってはリジッドブッシュを圧入する際、ラック側が破損することも有るそうです。
抜き取りと圧入は適当な長ボルトとパイプ、ワッシャーがあれば余裕です。
圧入時の潤滑は石鹸水でいいようですがビードワックスが有ったので、これを塗って入れました。
乾いたら滑らなくなるし、腐食の心配も無いので良いかなと思います。
ブーツ&バンドは純正を使用したので、カシメ用のSSTを導入。
最近ではamazon等で格安で売っているので買ってみました。
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