エアコンのガスを全自動で補充(スズキ EC22S型 ツイン)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
先週2023年6月21日(水)の、丸目HA2型アクティトラックへのエアコンガス補充から、約1週間。
スマイルツイン(スズキ EC22S型 ツイン)のエアコンもさっぱり冷えないので、ガスを入れてみることにしました。
入れてみるというか……
こんなに冷えない現状で、どのぐらいガスが残ってるの?という興味です。
先週の丸目HA2型アクティトラック(旧々R12aガス)とは違って、スマイルツインは旧R134aガス。
Snap-Onのエアコンサービスステーションが使えるので、全自動でラクラク。
まずはボンネットを開けて、高圧側Hポートと、低圧側Lポートの場所を確かめる。
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エアコンサービスステーションの、ホース接続部のカプラー。
精度が高いと言えばいいのか、これの取り付けも取り外しも、めっちゃ簡単に、しかもカッチリ、安心ラクラク。
先週、アストロのマニホールドゲージを使ったばかりなので余計に、落差を感じます。
3
高圧側Hポートと、低圧側Lポートに、ホースを接続完了したところ。
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ボンネットを開けて、その辺をぐるりを探すと、エアコンのシールが貼ってある……ことが多いはず。
スズキ EC22S型 ツインは「旧R134aガス」で、規定量は「530g±30g」つまり【500g〜560g】となっています。
シールが貼ってない(修理などの際に剥がされた?)個体も多々あるとは思うけど、もちろん、整備マニュアルを見れば記載されてるはず。
まぁ、こうやって出てくるだろうから、ググったほうが早いとは思うけど。
5
エアコンの吹き出し口には、付属の温度センサーを。
最新モデルの新車だと、真夏の炎天下でも「9℃」とか。
過走行のポンコツ軽自動車だと「25℃」とか「30℃」とか。
もっと酷いと「35℃」とか。←外気温と変わらない
温度センサーを挿さなくても(忘れても)普通に全自動でやってくれるけどね。
BeforeとAfterの違いを確かめる意味でも、忘れずに挿したほうがいいと思います。
6
Snap-Onのエアコンサービスステーションは、大きく3種類。
最新R123ryFに対応したシングルと、旧R134aに対応したシングルと、その両方に対応したデュアル。
それぞれに、初代モデルと、今年2023年に新登場した第2世代「2」とがあります。
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これは、最新「R123ryF」と旧「R134a」の両方に対応したデュアル(Dual Pro)の、第2世代。
「Dual Pro II」というそうで。
(でゅあるぷろ、つー)
初代(第1世代)との違いは、熱く熱したガスを吹き込んで回収率を上げる、ホットガス機能(HGS)だそうで。
この機能は、私は常にONにしています。
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低圧側の青いメーターと、高圧側の赤いメーターと、2つ並んでいるのは、アストロのマニホールドゲージと同じ。
でも、これを見ることはほとんどありません。
何しろ、全自動なので……
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整備工場など、プロの整備士さん達の現場でこの機械を導入する最大のメリットは、この「全自動」ではないかと。
スタートボタンを押したら放置してOK、その間に他の仕事を進められる。
人件費とか売り上げとか、きちんと数字を積み重ねていかなくちゃいけない現場で、全自動のメリットは大きいはず。
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詳しい操作は省略するけど。
全自動コースを選んで、エアコンオイルを注入するかどうかを選んで、整備マニュアル等々で確かめた規定量を入力する。
そして「スタート」ボタンを押す。
あとは、全自動で勝手にやってくれます。
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あ。
1つだけ注意点が。
タンク残量がそれなりにないと、「スタート」ボタンを押しても動かない。
「ガスを補充してください」と言われます。
「1600g+規定量」だったかな?
今回の例だと、1600g+530gで、2130g以上が目安。
(今回は2150gだったので、ギリギリでセーフ)
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足りなければ、最初の画面に戻って、大量に買い置きしてあるガス缶を1つずつ取り付けて、「ガス補充」ボタンを押す。
まぁ、これも全自動で吸い出してくれるから、ラクなんだけど。
この時、車体に取り付けた赤いホースと青いホースは、いったん取り外さないと。
構造上、車体側のエアコンガスも全部、吸い取っちゃうみたいです。
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なので……
手順としては、まず最初に、規定量を確かめる。
そしてエアコンサービスステーションのガス残量が足りなければ補充して、それから赤と青のホースを取り付ける。
こっちを先にするのを習慣づけたほうが、二度手間にならないと思います。
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そんなことを書いてる間に、全自動で作業完了。
そろそろ終わったかな?と見ると、結果がプリントアウトされています。
感熱紙なので、私はコンビニに行ってコピーを取って、それを車検証と一緒に保管するようにしてますけど。
今回の回収量は「170g」だったそうで。
規定量530gあるはずなのに、170gということは、残量32%だったということ。
100%(530g)きちんと入ると、こんなに違うのか!とびっくりするぐらい、冷えるようになりました。
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ちなみに……
この仔は、この先ずっと大切に乗り続けるつもり。
なので、定番とされるWako'sのパワーエアコンプラス(PAC-Plus)などのエアコンオイル、今回は入れませんでした。
なぜかといえば、すぐにまたガスを抜くつもりだから。
エアコンサービスステーションのオプション機能、ガス管(エアコン回路)のクリーニングも、すぐにやるつもりだから。
(オプションキット、まだ買ってないけど)
ひとまず、しばらくは今回のガス補充だけ(エアコンオイルは入れず)で様子見です。
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スマイルツイン
(スズキ EC22S型 ツイン)
2023年6月27日(火)
・エアコンガス補充(残170g→530g)
★オイル PAC-Plusは注入せず
(配管クリーニングのオプションキット待ち)
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