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安藤二七美の"丸目 HA2" [ホンダ アクティトラック]

整備手帳

作業日:2023年4月28日

丸目HA2型 アクティトラック セルのB端子への配線も新しくした

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 3時間以内

1
セルが回らないまま、押しがけで大分県を出発。
京都にたどり着いたら、エンジンを停めてひと眠り。
下り坂で押しがけ再スタート、さらにもうひと晩がんばって東京へ。
東京に帰り着いたら、セルが回らない件の修理スタート。
その4は、セル本体のB端子への電圧も低かった話です。
(HA2型 アクティ・トラック)
===
前回その3で、S端子への配線を新しく引き直した。
その結果、S端子への電圧は少し上がったけど、それでもセルは回らない。
そこで、B端子の電圧を測り直してみました。
そこの画像は撮ってないんだけど、今回の動画の最初の部分には映ってます。
静止状態では、きちんと常時12Vが来ている。
だから「B端子への電気は大丈夫」だとカンチガイしてしまった。
ところがところが、エンジンキーをひねると、電圧が大きく下がる。
セルが回らない本当の理由は、こっち(B端子の電圧低下)なのでした。
===
おそらく、バッテリーの+端子からセルのB端子までの、配線の経年劣化。
バッテリーの+端子からセルのB端子までの、配線を新しくしよう。
だけど、バッテリーの+端子からセルのB端子までの配線には、車種にもよるけど200Aから250Aぐらいの大電流が流れるわけで。
カー用品店とかホームセンターで普通に売ってる「2sq」程度の線では細すぎて、溶けてしまったり、燃えてしまう。
……と考えてAmazonで買ったのは、100sqの黄色い10m巻き。
100sqは、だいたい約300Aまで大丈夫だそうです。
2
実際に届いてみたら、予想以上に太くて、そして重かった。
被覆まで含めると、太さ16mmもあるのでした。
3
さすがにここまで太いと、電光ペンチやニッパでは歯が立たない。
ディスクグラインダーで切断します。
4
100sq用の丸型端子も、もちろん大きい。
ちなみに、HA1型/HA2型アクティトラックのバッテリー端子と、それからセルのB端子も、端子の穴は「8mm」でOKです。
丸型端子の100sq対応、8mmは「R100-8」で検索するといいみたい。
5
太さ16mmもあると、被覆を剥がすのもひと苦労。
100sq対応のコードストリッパーなんて、あるのかなぁ?
6
ディスクグラインダーで切断して、被覆を剥がして、黄色い絶縁キャップを忘れずに通してから、丸型端子を取り付けたところ。
7
さすがに、こんなに太いと、普通の電光ペンチでは歯が立たない。
100sq対応の、ハイドロプライヤー(油圧式の圧着ペンチ)を使いました。
===
100sqの黄色いケーブルとか、100sq対応の丸型端子とか、100sq対応の圧着ペンチとか、そんなものを買い込んでどうするんだよ!……と、笑うかもだけど。
バッテリーの+端子からセルのB端子への大電流は、ある意味、古いクルマにとっては生命線の1つ。
20歳とか30歳超えの、他のポンコツ各車にも使えると思うんですよね。
実際に届いてみたら、想像以上に太かった。
なので、100sqを使うのは、バッテリーの+端子からセルのB端子への直結線だけ。
他の各部をつなぐのは、60sq程度でも十分なはずだし、配線を曲げやすかったり使い勝手も良さそうだけど。
この油圧式の圧着ペンチは、もちろん60sqにも対応。
60sqの黄色や黒のケーブルと、丸型端子も注文済みです。
8
配線の準備ができたら、次は取り付けの準備。
ここで、Wako's(ワコーズ)の接点復活剤の登場です。
9
まずは、セルのB端子にたっぷりと吹きつけて、ゴシゴシと拭き取る。
10
Wako's(ワコーズ)の接点復活剤でキレイになったB端子に、100sqの黄色いケーブルを取り付けたところ。
S端子のほうには、絶縁テープをぐるぐる巻きにして、その上から保護のためにビニールテープを巻いてます。
11
同じように、バッテリーの+端子にも、接点復活剤をたっぷりと。
そして、ペーパータオルでゴシゴシと。
12
いや、まさかこんなに汚れてるとは思わなかった。
+端子だけでなく、ー端子も同じようにキレイにしました。
13
そして、+端子とー端子に取り付ける金具も念のためにゴシゴシ。
14
Wako's(ワコーズ)の接点復活剤でキレイになった+端子に、100sqの黄色いケーブルを取り付けたところ。
もちろん、これは仮付けです。
15
とりあえずの、完成図。
バッテリーの+端子から、荷台の上に置いたセルのB端子へ、100sqのケーブルで直結。
これを撮った後で、もちろん、ブースタケーブル(黒)で、セル本体とバッテリーのー端子も直結に。
この状態でエンジンキーをひねってみたら、きちんとセルが回ってエンジンがかかったよ!……というのを、1分の動画にしてみました。
===
この100sqの黄色いケーブル「長いバージョン」は、今後の(他のアクティトラック等々の)テスト用に保管。
荷台の下を通してつなぐ「短いバージョン」をこれから作って、そっちを取り付けます。
(続く)

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