ポータブル電源を色々使って見た
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現状、動作試験を兼ねているので、大まかな接続はこんな感じで、バッテリー3台を使用しています。
車両のAC100Vから、AORA80(768KWh)通常450W充電
→PD100Wで、JuiceGo(276KWh)
→UPS500(容量不明)。3Aぐらいの充電
→ドラレコ
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まず、AORA80です。
AC100Vだと、標準モードで450Wぐらい。
急速充電で600W近くで充電出来ますので、空の状態から満タンまで最短で1時間ちょっとあれば充電出来ます。
色んな切り替えは、スマホアプリで行います。
今の所、後部座席に置いて有るので、PD100Wで接続していますが、将来的には、トランクに入れる予定です。
シガーソケットを延長して、運転席付近まで引っ張る形になります。
出力は沢山有ります。ACも定格1000W、最大で2000Wまで出せます。
なお、Charger1とのセット価格で、69800円でした。(楽天で購入・ポイントは別途)
車に積むのにはオーバースペックですが、災害時の電源確保も兼ねて・・・というところで考えれば、コスパがいいモデルだと思います。
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次に繋がっているのが、JuiceGoです。
入力は最大100W、出力もほぼ同じ。
AC100Vも持ってますが、最大130Wまでです。ちょっとした物に使う程度ですね。
別途パネルを用意すれば、ソーラー充電も出来ます。
薄型なので、助手席の下がそこそこ高さがあれば、入るかな?という所です。
Amazonで、最安値の時で、19999円で購入出来ます。(数ヶ月前にその価格で購入し、現時点でもその価格になる時があります)
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最終的にドラレコ前に入っているのは、このUPS500です。
ぶっちゃけ、12Vの単なるバッテリーで、おまけ程度にUSB-Aが付いてる程度です。
ただ、充電が12V2Aの為、24W程度です。遅いのに加え、ドラレコへ給電しながら充電すると、停車時のドラレコへの電源供給は24時間とかは無理で、数時間がいい所(ドラレコ機種に寄る)
自分の通勤充電(50分)では、満充電まで全然届かないので、ドラレコの稼動も2時間程度でした。
なお2万超えの価格ですので、ポタ電と比べても割高だし、単機能です。
これと別のメーカーから同様の物が多数出てますが、仕様はほぼ同じです。
ただ、小さいって所だけがメリットです。
助手席の座席の下に余裕で入ります。
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最終的な接続の理想は、こんな感じを予定しています。
AORA80はトランクに置くことが前提です。
バッ直で12Vを取り出し、AORA80へ、360W充電(後述)
→シガーソケット延長し、座席下にJuiceGoを入れて、USB-C PDアダプタ(100W)経由で充電。おそらく充電中は60Wまで落ちる
USB-Cの5mケーブルで100W充電でもいいのですが、シガーソケットの方が、融通が利くかな・・・と。
もしくは、両方引っ張っとくか?
(12V直結充電も出来ますが、JuiceGoは、空の状態だとPD入力からしか充電再開出来ないのです)
その後は、JuiceGoのシガーソケットを、12V直結でドラレコへ。
現在付いているUPS500は、引退となります。
JuiceGoを残す理由は、災害時など、AORA80を避難所などに持って行って使う場合であっても、ドラレコの常時電源を確保しておく為です。
あとは、AORA80を使い切った場合でも、まだあるという奥の手ですかね。
そんな自体が来る事がない事を祈りますが(笑)
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さて、いくつか注意点です。
まず、AORA80の充電ですが、通常は何も考えずに出来るCharger1経由でのバッ直充電を予定しています。
これは、12Vを昇圧してポタ電に供給してくれる物で、最大56V10Aまで供給可能です。
そうなると、12V側は50A程度の消費になりますが、通常のガソリン車であれば、全然平気で、オーバーしても電圧が落ちる程度で済みますが、HVの場合は、12V系を作り出しているのがDCDCコンバーターの為、MAXで120A(カムリの場合)までしか使えません。
灯火類やシートヒーター、パワーシートを全て使うと、250Vで4A弱程度まで消費しているのが確認出来たので、使用ピークは12V換算で80Aと見て、引き出せても40Aが限度。安全マージン見て、30Aとしておきます。
そうすると、360W程度での充電が限度ということになるので、Charger1の設定は36V程度にしておくのが良さそうです。
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急速充電が必要になった時の為に、ACも繋げておき(トランクにコンセントあるからね)、必要ならスイッチ入れて、Charger1とACの併用での急速充電すれば良さそうな感じ。
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なお、余談ですが、AC100Vは、購入したディーラーでは50Hzの設定で出しているそうです。
切り替えは、トランク内のインバーターの所にコネクタがあり、外してあると50Hz。繋げてあると60Hzと、設定自体は簡単に変えられるそうですが、トランク満載って所でもあるんで、トレーをどかすのが一苦労になるので、ちょっと片付けする予定ではあるので、その時に設定を確認してみます。
今まで何も気にしてなかったのですが、ポタ電のモニタで、入力が50Hzになっていたので、気になってディーラーで聞いたら、そのディーラーでは50Hzで統一して納車しているそうで、特に言われた時だけ60Hzにしているそうです。
60Hz地域で、周波数依存の家電を使う可能性がある人は、確認しといた方がいいかも知れません。
まぁ、遠征とかで50/60の両方使いたいって人は、簡単にアクセス出来る様にしとくか、スイッチいれるなどするといいかも知れませんが、当然、切り替えは、AC100V切った状態で・・・って事にはなります。
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