キッキング・プレート外し『知っ取るケ』

“しょぼい小ネタ”第二弾です。
今日から『知っ取るケ』シリーズとします。
※今の所、これにて一端休止予定。

約1年前、納車翌日にあれこれバラす必要に駆られ、正直な所、結構ビビりながら作業しました。
案ずるより産むが易しで、現代の車どこそこ量産効率やメンテ効率を上げたり、コスト低下狙って、スナップオンタイトな作りであります。
私同様“迷える子羊さん”達に捧げるべく、貼っておこうと思います。
どうか、先輩方怒らないで下さい。

必要なモノ
・あなた－あなた以外何もいらないの、じゃ、あんまりですね。
この際、雑巾位用意しておくとついで拭き拭き出来るかもしれません。
作業ライトなんてあると中身を色々観察出来て楽しいかもしれません。

前席側キッキング・プレート
前方の①部分に指をねじ込んでツメ勘合を外します。②は後方です。
③～⑤で上に引っ張ります‐外れ(ると思い)ます。

裏のツメ勘合の位置を把握して実行されると良いと思います。
私は運転席側の小物入れ内カード・フォルダーを撤去して純正同様に前車よりETCを移植搭載したのですが、共締め(共嵌め)構造になっている為、ココから始まって、キッキング・カバー、ダッシュボード・サイド・カバー、木目パネル、スタート・スイッチ類パネル、ダッシュボード下パネルを順次外した覚えがあります。

サイド配線が露出します。
電動シートならば、その電気配線分岐部も確認可能です。
このクリップが私的には感動してしまいます。
まずそのままの形状でキッキング・プレートのツメ受けを形成すると共に、配線の位置ガイドを兼ねています。

クリップ上のロック部を指で開放すると配線の自由度が上がります。

さらにその下のロックを開放すると純正カーペットの位置ガイドとしても機能している事が理解出来ます。

凄いぞっ!!　1個3役っ!!　
マルチロール・ファイターちっくっ!!　

私はこの先このクリップを『F-4PhantomⅡクン』と呼びますっ!!

(※2度目にこの文章を読まれた方はここでこのページから離脱される事をお奨め致します)

キッキング・カバーの外し方
厳密にすれば助手席側はコンソール・ボックス下のパネルを外した方が良いのですが、格別困難ではありませんので、キッキング・カバー開放だけに用事があるならばそのまま行けます。
後方にスライド荷重をかけて引っ張ればロック開放します。
初めて外される方はロック解放した段階でライト等活用して肉眼でどこに位置決めされているのか確認した方が良いかもしれません。
復帰する時は、少し知恵の輪の様に捻りながらコンソール・ボックス下パネルと干渉しない様に挿入する必要があります。
これでサイド奥にある各種配線コネクタにアクセス出来ます(ボクには用事は無いけどね)

キッキング・カバー(助手席側)の表裏はこんな感じでツメが出ています。

後席側キッキング・プレート
手順は前席同様です。クリップがひとつ少ないだけです。
プレート裏の画像で察して下さいませ・・・あまりの地味さに飽きて来ました。
座席と若干干渉しますが、外せます。

サイドの配線が露出します。
私の愛車にはDOPのバック・カメラ用配線が雑に追加されていましたので、何箇所か結束を追加して自分感性の納得点に修正致しました。

以下画像３紹介の４行目から読んで下さい。
(※永遠に黙読が終わらなくなる可能性があるので注意して下さい)