試聴に使用したディスクは、先日試聴して再度確認ということで、【Perfume Second Tour 2009「直角二等辺三角形TOUR」】と、【カラヤン指揮/ウイーンフィルのブルックナー交響曲8番】。このディスクは1979年聖フローリアン教会におけるライブ収録です。
プリメインアンプ SONY TA-FB9
スピーカー audio pro AVANTO FS-20
サブウーファー YAMAHA NS-SW500(B)
※今まであまりのバランスの悪さから、DVDを見るときだけその都度サブウーファーの調整を行っていましたが(調整しても納得できる状態にはなりませんでしたが)、今回はオーディオチェックCDを使用してバランスを調整した後、そのまま固定にしています。
【Perfume Second Tour 2009「直角二等辺三角形TOUR」】
《Panasonic DIGA DMR-BRT220》
バスドラばかりが鳴っていて、ベースラインは分解能力が低く不明瞭。最低音域は、聞こえてはくるものの完全に不足。なぜかシンバルの音がかすれそうなくらいに小さい。中音域は明るい音色ではあるが、聞こえてくる音がバラバラな印象でバランスが悪い。ナローな特性というだけでは片づけられない感じ。
《Pioneer DVL-919》
いい意味でアナログ的な印象。シンバルは明るいけど耳にやさしい。ツイーターをソフトドームに変えたみたい。ベースラインもきちんと聞き取れる。もともとバキバキのテクノサウンドが、角が取れた耳あたりの良い音となり、なんだか後ろにバンドがいて生演奏しているようなイメージ(笑)
余韻が感じられ、サラウンドを使用しない通常のステレオの試聴だが、十分会場の空気感が感じられる。
【カラヤン指揮/ウイーンフィルのブルックナー交響曲8番】
《Panasonic DIGA DMR-BRT220》
聴き始めてすぐは、とても華やかな音で高音質な印象。古い録音とは思えないような。ただしよく聞いてみると響きが少ない。どう表現したらいいかわからないが、どうもバランスが悪い。tuttiの部分で「あれ? ここのトロンボーンの音はどこに行った?」とか、「ヴァイオリンはきれいに聞こえるけど3人くらいに減ってしまった?」とか、ヴィオラ・チェロのバランスが悪いとか、ティンパニは皮をたたく音ばかりで響きがないとか… なんだか上手い奏者の音ばかり聞こえてくるアマチュアオーケストラのコンサートみたい。音の厚みが足りないせいかな? かなりクセが悪いです。
《Pioneer DVL-919》
上から下までバランスが良く、安心して聴くことができる。このプレーヤー、余韻がいい。音に厚みがあって、クラシックの視聴には向いているかもしれません。サブウーファーを購入してから初めてこのディスクを聴いたが、つながりの不自然さもなく、コントラバスやティンパニの音に深みが出た。
DIGAはBUMP OF CHICKENをブルーレイで見たときは、それほど印象は悪くなかったんですけどね・・・
ブルーレイなら本領を発揮するのか?
それともBUMPの編成で音数が少ないからよかったのか?
8月にPerfumeのブルーレイが出たら確認できますね。
そもそも最低価格帯のブルーレイレコーダーで、オーディオ的に満足しようというのも無理な話かもしれませんね^^;
それにしてもこのバランスの悪さは… Panasonicさんは画像だけでなく音の方も派手好き?
今回この中古プレーヤーを購入しなかったら、私の中でDVDは音が悪いと決めつけてしまうところでした。
せっかくなので、DVL-919でCDも聴いてみました。
ディスクは、STANLEY CLARKE BAND featuring Hiromi
こちらは、ややクリアさが足りないかな。音像は大きいく奥行き感も足りない。残念ながら我が家の3万円のCDプレーヤー(SONY SCD-XE800)とも勝負になりません。でもこのやさしい鳴り方は嫌いじゃないですね。
最後に・・・ 私がトロンボーンで参加したアマチュア・オーケストラのDVD^^;
サン=サーンス 交響曲第3番「オルガン付」
音質以前に音程やら演奏に問題があるのはご愛嬌^^;
でもアマチュアゆえの熱さはあると思います。
ヤマハの新しい楽器(YSL-882V)を初めて使用したコンサートだったけど、こうして聞いてみると悪くはない(笑) 地元ケーブルテレビの撮影でしたが、パイプオルガンのペダルの音もまあまあきれいに録れています。
※結論※
・ライブ関連のDVDはパイオニアを使用(音が不自然なのは、やはり気持ちが悪い)
・PV関連と映画は、内容によって使い分け
Posted at 2013/06/26 19:29:15 | |
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