2014年12月12日
買ってすぐに聞いた音は、高音がザラザラで低音はスカスカ。
「これを買ったのは失敗だったか?」と思ったSONY MDR-10Rですが、10日目にしてようやく満足できる音になってきました。
ただし、そのためにはちょっとしたセッティングも。
このヘッドホンは耳かけ型なのですが、私の頭の形と相性が悪いのか、普通に耳にかけただけの音はやや音の密度が薄くて不満。ヘッドホンの両側から軽く手を添えると、密着度と容積の変化で、密度も上がり最低音もよく鳴るようになる。
そこでユニット同士をつないでいる部分を、頭のてっぺんあたりで少しだけ内側に曲げてみたり、装着する際は頭のてっぺんに少しテンションがかかるようにするなどして、パットの密着度を上げました。柔らかく軽い装着感がウリなのですが、そこはあえて音質優先で。
また手を添えていると、低音でユニットの外側のケースが振動しているのがわかります。
軽く手を添えて振動を抑えてやると、低音の量感やキレが良くなるので、何か良い制振材を探してケースの外側に貼ってやろうと考えています。
装着の仕方だけで音が大きく変わってしまう。
ヘッドホンのセッティングも奥が深いですね。
Posted at 2014/12/12 02:46:10 | |
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