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今日は朝からラジオ体操して、班の朝礼に混ざってごあいさつして、またラインに立ってました。
昨日やってた歪取りに加えて、途中からバリ取りも。
スプラインに金型当ててプレスして、ワイヤーブラシでゴシゴシして、エアブローして終わり。
これが地味に手作業で、歪取りが全自動だから、1人2役できるわけです。

で、全自動で動いてくれてる歪取りの機械が、目を離すとしょっちゅう異常出して止まってる。
まだ導入したてで試行錯誤してる段階らしいけど、班長さん呼んだりで仕事がちっとも進まない。
ま、コッチも機械屋。
設計者の意図が何となくわかって、「異常を出さない動かし方』ってのも見つけはましたが。

やっぱり、机上の設計と現場では、動き方とか意図してるものが違う。
これを身を持って感じました。

それとともに思ったのが、昨日も書いたけど、『センサー』の大切さと難しさ。
組長さんも話してたけど、安全を追求したゆえに使いにくい機械もたくさんある。
安全装置が邪魔せず、でもちゃんと安全な機械が理想の機械。
行き着く先は、センサーでした。

機械が何か作業してるところに手を突っ込もうものなら、光電センサーが直ちに反応してストップ。
もちろん大事な安全装置なんだけど、ワークを補充する時にもセンサーに引っかかって止まったり。
ワークの有無を検知する光電センサーが、イマイチ調子悪かったり。
歪み具合を測る多分変位センサーが、ワークを押し返しちゃって止まったり。
まぁ、多々あるわけですが、センサーって大事だなぁ、って思いながら1日仕事してました。

しかも偶然、バイト中に洗車機が止まっちゃって、エラー番号では車高異常だけど、原因不明。
お客さんを帰して車体を左右から把握する光電センサーを一通り見てみたら、ビックリ。
「車高高すぎ」を判別する光電センサーに蛾がとまって遮っていたのでした。
だから、何をどう調整してリスタートかけても、ずっと「車高高すぎ」です。

そんなわけで、生産技術って面白いな～ってのと、センサーって難しいな～ってのを感じた1日でした。