
さる土曜日、関東圏の外環状の高速道路が、やっと環状というか扇形になった開通をしました。
「圏央道・相模原愛川IC~高尾山IC14.8km開通」
です。
この開通で、
「東名高速」と「中央道」と「関越道」が1本の道でつながったのです。
料金が高いうえに都心部近郊区間ということで深夜割引30%しかないのがネックですが、この開通で間違いなく東京都心部への車の流れは減るはずです。また、並行している一般道の幹線の環状道路・南北縦貫道路(国道16号線・129号線・407号線など)の交通量は、間違いなく減るはずです。
理由は、所要時間が全く違うからです。鶴ヶ島から厚木までが一般道経由で2時間以上、ややもすると3時間前後かかっていたのが圏央道の利用で4~50分ぐらいになる、というのですから効果は計り知れないものがあると言えます。
さて、中央道と関越道がつながったのが2007年3月でしたので、7年と3ヶ月経過して東名高速とドッキングしたわけです。海老名市から八王子市の八王子JCTまでの区間、山がちなところが多くトンネルを数多く掘らなくてはいけなかったこと、また厚木市・海老名市付近では市街地と相模川の土手部分をまたぐようなルートを取っているということで、数多い難工事だったのではと想像されます。
その点、埼玉県側、特に狭山市より北側の部分は関東平野を高架で結ぶのであっさりとできるのではないか、と考えられていました。少なくとも、圏央道の最初の区間が開通した時(=20世紀末)は。でも実際には用地買収が非常に難航したのと、国道17号線の桶川市の区間の工事を(首都高の大橋JCTのように)地下深くに行っているということで、実際には現在も工事が行われていて開通していません。残念ながら。それでも、17号線の東区間で1%だけ用地買収未済箇所が残っている(今年2月現在)だけなのだそうで、2014年末(2015年3月末?)を目標に開通させるとのこと。2020年の東京オリンピック開催決定で話を進めやすく、その結果工事が順調に進んでくれるとよいのですが。
東北道まで圏央道がつながると、宇都宮まで中央道の八王子ICから2時間切る見込みで、現在より1時間以上速くなって便利になるんですよ。。。
と、いうことで(!?)、実は開通日(6月28日)に行ってみました。
①朝の厚木PA(東名方向)
②夜の八王子JCT-相模原愛川IC間のトンネル(東名方向)
確かに、八王子JCT~相模原愛川ICの所要時間は10分強でした。今までだと、日中の交通量の多い時間帯だと1時間以上かかっていた区間ですから、隔世の感ありでした。
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Posted at
2014/07/02 22:21:46