
昨日おとといと、東北宮城は石巻に遠征をしてきました。
そう、欧州ホットハッチ団の石巻オフへの参加です。
オフ会の開催要項が発表されたとき、そのテーマ性の強さで早くから参加表明をしていました。ところが(このブログで理由を書くことは差し控えますが)オフ会の日の直前期になって、小生としては予想できなかった出来事があり、(団長・幹事団他参加される方々には申し訳ないと思いつつ)オフ会参加そのものを取りやめようかと思いました。一方で、今回の参加では表明時点において既に2人参加を予定していたのですが、もし小生の個人的な事情で参加を取りやめてしまうと、一緒に参加した(石巻に行くことを楽しみにしていた)某交代運転手氏にも迷惑になると思い、当初に予定どおり参加することとしました。
参加するに当たって、幹事団の皆さまと、一部の団員の皆さんの助言をいただいたこと、この場を借りて御礼申し上げます。
今回の石巻オフへ参加して、本当に良かったです!
前置きは長くなってしまいましたが、本題へ。
今回のオフ会レポは、①旅情編②ツーリング編と分けて書き記します。テーマ性の強い内容は、この①の方で。
自宅を出て交代運転手氏と合流、朝6時過ぎに出発。寄り道せずにまっすぐ石巻を目指しました。トイレ休憩も黒磯・吾妻のPAのみで10時半には石巻河南ICへ。
まずは、リクエストに上がった、牡鹿半島入口の「蛤浜」なる場所にある古民家カフェ「はまぐり堂」へ。

駐車場と比べて急しゅんな崖の上に、そのカフェはありました。
カフェで歓談しながら昼食。
とっても身体に良さそうな食材ばかり。夜の宴会でガッツリ食べる予感がしていた(!?)ので、昼間は優しい食事にして正解でした。
時間の流れを50年ぐらい前に戻したような光景。

カフェの席からは、浜辺を一望できます。
下方を見ると、土台だけが残っているところがあります。
深い入り江にも、波が押し寄せてきて町をのみ込む。3.11の遺した光景ですね。
そんな感慨にふけっていたら集合時間が近くなり、集合場所の石巻グランドホテルさんのロビーに急行。無事、集合時間の20分前に到着(^^;)
集合後、自己紹介を終えて徒歩で石巻駅に向かいます。ここでチャーターバスに乗り込み、ボランティアガイドさんの案内による「石巻・大震災まなびの案内」を体験しました。
2時間ほどのコースですが、町全体が津波で流されてしまった地域と、その地域を高台から見届けることができる公園が主な案内場所です。
ここは、町全体が流された地域。
震災以降つい近年まで、ヘドロ臭が漂っていたそうです。害虫が数多く発生しましたが、震災ボランティアの方々他多くの人々の力で何年もかかって駆除し、やっと最近になって更地に戻せたのだそうな。被災図(写真)を見せていただきましたが、目を覆うような光景でした。で、現在、ほぼ跡形の無い光景を目の当たりにすると、言葉が出なくなりました。また同時に、多くの人の地道かつ大きな力が町を取り戻し続けている、そんな、生きる鼓動のようなものも感じられました。
高台にある日和山公園にて。
旧・北上川の河川敷を望みます。ここも震災前後で大きく町の様子が変わったとのこと。右岸の更地が、実は新興住宅地で、短い方では住居を購入して数ヶ月で被災した事例もあったとか。
目にするだけではなく、人(語り部)から話を聞く、あるいは震災関連の文献を読んでから被災個所を目にすると、やはりというべきか、より深く心に残ると感じました。
翌日は、「ツーリング」で女川町に。
ここは、新しい女川駅。
女川町は、町全体をかさ上げして、あらゆるものを従前よりも高い場所に移転している真っ只中だそうです。
商店街と金融機関を、町の中心部から少し離れた高台に移転している場所があります。
「きぼうのかね商店街」と言います。
レトロな造りになっています。
町が出来上がったら、再び中心部に移転するのでしょうか。
(おまけ)
2日目の早朝、石巻駅に散歩。
石ノ森彰太郎さんのキャラクター「サイボーグ009」のキャラが出迎えています。
電車は「南武線」と間違えるような仙石線の電車。
色は違いますけれどね。
階段を見ると。。。
仮面ライダーのモチーフが(!!)
小さいながら「朝市」も開かれていました。
※ツーリング・夜宴等の模様は②に続く。。。
ブログ一覧 |
オフ会 | 日記
Posted at
2015/07/20 23:13:00