先週の宮ヶ瀬詣での後、ディーラーで3台試乗。
問題なのは、1週間経ってしまったことで、それぞれの車の印象がぼやけてしまったことでしょうか(^^;)
まずは、ルノー・メガーヌGT220・HB。
前の週に同車のワゴンに試乗したのですが、より自分の使用目的に合いそうな車ということで、あらためてHBを試乗。スペックはワゴン同様に2Lターボ・6MT・右ハンドルです。
例によってセールス氏が同乗しているので、無理なことは一切できないのですが、その範囲内で感じたことを書いていきます。
気にいった点
①ゴルフほどではないけれど、カッチリしたシフトフィール
②よく効くブレーキ
③いつまでも身を委ねたくなるような、すこぶる座り心地の良いシート
④ハンドルを握っているだけで、どんな路面を走行しているかをしっかり伝えてくれるほど豊富な、ステアリングインフォメーション
気になる点
①実際の幅(1.81m)以上に幅の広さを感じてしまった車幅
②車幅が広い割にタイトに感じるABCペダルの配置
③街中ではトルクの薄さを感じてしまうこと
④小回り性をセールス氏に尋ねたところ口をつぐんだこと(カタログ値不明)
⑤微妙にかさばるカードキー(笑)
車としては、とってもよくできた車だと思うのですが、「気になる点③街中でトルクの薄さを感じてしまうこと」に対する違和感をどうしても拭えませんでした。わがゴルフよりも最大トルク値が6kgmほど違うし車重も50kgは軽いはずなのに、街乗りでトルクの薄さを感じた、ということは街乗りではターボパワーをなかなか感じられないのに突然大トルクが炸裂する、ということなのでしょうか。
だとすると、古典的な「ドッカン」ターボ車、ということになりますが、この車に求められるものとは少し違うような気がしました。
次に、ルノー・ルーテシア・ゼン0.9L。

ルーテシアに追加された、「軽快な飛び道具」。従来の1.2L(4気筒)からちょうど1気筒分切り取った(!?)3気筒0.9L、5MT車です。
非力と言えば非力な車なのかもしれません。3気筒車らしく、国産軽自動車のようなエンジン音がします。でもMTで乗ると加速感は息の長いものですし、自然な乗り味。いったん速度に乗せると非力さを感じずに済みます。MT車だからかもしれませんけどね。相変わらず座り心地の良いシート、軽めのハンドルなのにステアリングインフォメーションがしっかりしていること。どっしりとした足回り。そして、とにかく運転し易い車という印象を受けました。あと、排気量と気筒数から来る経済性も、この車の魅力らしいです。
自分がこの2台を選ぶとしたら、どうなるか?従来どおりの用途なら、メガーヌなんでしょうけど、ルーテ0.9の乗り易さも捨てがたい魅力があります。
ルノーの試乗の後。「10分走れば、ライオンさんに会える」との導き(?)を感じ、プジョーディーラーへ。
ハイドラをONにしていたら、某みん友さん(前●者さん)もみえていたようで、駐車場に入れたとき、一声ありました。

この車が、2代目プジョー308。小生の元・愛車の「孫」的車です。小生の車は4気筒2L・NAでしたが、こちらの308は3気筒1.2Lターボ車です。2代も後になると、車は随分変わってしまうものです。先祖たる306以前の車種の面影は、何一つ見当たりません。外観上で奇をてらったところが全く無く、「ゴルフと全く同じ土俵に立っている」と言ったら分かり易いかと。フロントの3角窓とか、リアゲートが寝気味であるとか、口の大きいフロントグリルとか、そういったものがすべて廃止されたのが今回の308。
内装というかメーターパネルは、奇抜ですね。タコメーターの針の位置。。。ハンドル径が小さくてポストが手前にある、というのは弟分の208と共通です。
乗り出してみると。。。3気筒であることを忘れさせてくれる静かな室内、1.2Lターボというよりは2L超エンジン級のトルク感を感じ取れるようなエンジン特性。
ATということもあったのでしょうが、今回の3台の中で最も乗り易さとか肩肘の張らなさを感じたのは、この308でした。先代よりも乗り易くなっているとも思いましたし。個人的には、かなり意外な結果でしたね。
車って、やはり乗ってみないと分からないものです。試乗ですから、「乗った」うちには入らないのでしょうけど。
乗り比べしてみた後、あらためて今の愛車GOLF-GTIの良さを感じたりしてしまいました。
身体が愛車に慣れてしまっている証しでしょうかね。
~おしまい~
Posted at 2015/02/08 23:04:34 | |
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試乗記 | 日記