
大笹牧場を午後4時に出発し、旧栗山村から県道23号川俣温泉川治線を西へ上り、ここ川俣温泉の奥鬼怒林道入口に来たのが午後4時50分頃。
ブンブンぶっ飛ばした訳でなく、途中川俣大橋や温泉噴泉口などでコンデジを構えながら来たのでさほどガスも食わず、のんびりしたものだった。しかし、川俣大橋付近では多くの大きめの蜂(多分クマバチやスズメバチ)や虻(ウシアブ?)が飛び交っており、まともに車を下りられたものではなかった(とはいっても橋のたもとでは写真を撮ったけど、車に戻る時は常にダッシュしていました)。
やっと川俣温泉の噴泉口の先の奥鬼怒林道入口に来た。逆に大きめのモトクロス系バイクが戦場が原側から来たので、これは林道に入る時間さえ守れば通り抜けられると確信し、林道奥鬼怒線に入った。
ここは、1台目の愛車「マツダユーノス500」の時に1回来たことがあるだけなので、もはやどんな道だったかの記憶はなかった。しかも10年以上前のことだから当然と言えば当然か。ただ、舗装はされてたか…それくらいの記憶だ。
さて、奥鬼怒線に車を転がしてみる。もう全線勾配の九十九折りと尾根伝いのSカーブがずっと続くのだ。そのうち飽きてきはしないかと思うのだが、実際には飽きる前に舗装された道そのものがスリリングで気が抜ける暇を与えてくれなかった。
道そのものは舗装されててそこそこは広い(と言っても1~1.5車線)のだが、何よりも台風の後な訳で倒木が…落石が…随分と道端に落ちていてこちらの通行を阻んでくれていた。またところどころ道に穴ぼこが空いており、これまた気を抜けなかった。それでも何回かは枝をタイヤで踏んでいた。
枝や軽石を踏んだ後、広いところでタイヤを確認し、タイヤにそれらのかけらが残っていないかどうかをチェック。耳の神経を集中させて、空気の漏れる音が出ていないかどうかもあわせて調べた。まずは厄介なものを踏んでいずにまた空気の漏れ音も聞こえることもなく通過できたので一安心。
時間帯のせいか、対向車は1台も来なかった。というよりもこの道を通過するのは、やはり険道好きな者しか来ないのだろうか。国道なりそれを補完する道路だとバタッと生活車両や観光目的の普通車が通るのだが、それは一切なかった。やっぱり時間切れで封鎖されるのが怖かったのだろうと思われた。
でもまぁ、道に障害物が多いので飛ばすことは一切できない。常に2~3速を使って速度よりも駆動力やエンジンブレーキレスポンスの効き具合を優先させた。
この道を通過したのは、20㎞強で40分ほどで全線走破し、奥日光・戦場が原の光徳牧場に到着した。頻繁に使う道路ではない割にはゆっくりめに走れたと思う。
多分、ベストシーズンは秋の紅葉シーズンなのだろう。尾根伝いに男体山の背が見えたりするんだけど、見えると「おぉ~っ!」と叫びそうになるのは世の常とか。秋の紅葉は相当ダイナミックな予感がする。そんな時期に来てみたいが、週末は大混雑するので諦めざるをえないのが寂しい限りである。
Posted at 2011/07/25 21:58:58 | |
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