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国道41号を飛騨金山で別れ、国道256号線を西進して郡上八幡に向かいます。

この256号、旧・和良村までは実に快適なワインディングで道幅も適度、見通しも良く田園風景も乙なのですが、郡上八幡に差し掛かるところで急に急峻な九十九折れが現れてきます。

道幅はさほど狭くないのですが、何せ舗装路面が荒れていて、足回りが硬い車だと路面からの突き上げなりハンドルの取られ方が唐突というか相当激しくなってきますし、身体的にも辛抱を強いられる区間です。走行しているのは10分ちょいなのですが、苦痛な方には苦痛かもしれませんね。

山降りをする割に展望が良くないのもマイナスです。

白川町に入り、国道41号線を北上し始めたそのとき、後ろから轟音が！

名古屋から来た特急列車「ひだ」号です。しばらく並走するのでスピードを落として何枚か車内から撮影してみました。振り子装置が付いているので、カーブに差し掛かると車体が傾斜し、ちょっとしたハングオンにような姿勢になります。これが結構格好いいんだな。

(注)運転中に撮影に没頭してしまうと運転という行為がおろそかになることがありますので、マネしないでね(笑)

せせらぎ街道に行く道すがら、恵那市から白川町に向かう県道68号線(正確にはちょっと入った県道402号線沿い)にある「坂折棚田」です。

結構大きい棚田で、見ごたえがありました。植えられた苗が青々としてて山の青さとも同化してて、見事な青さでした。この青々さ加減だけでも見る価値のある棚田でした。

輪島や熊野の丸山千枚田のような1つ1つの細かさとは違うのですが、これはこれで写真に収めたくなるような見事な景観でした。

私以外に5～6組の観光客の方がみえていましたが、いずれも地元岐阜県ナンバーの方でしたね。
まだ「知る人ぞ知る」存在なのでしょうか？