2012年02月12日
ナンカンタイヤNS-2について、自分なりに評価軸が定まってきたので書いておきます。
まだ2千km位しか走っていないのでタイヤ寿命とか耐久性についてはわからない部分もありますが、それ以外の点については自分なりにはだいぶ評価が定まってきたと思います。
ネット上では、アジアンタイヤということもあって「安かろう悪かろう」を書かれている方が多いのですが・・・実際に私が自分で使って(いや、早くも使い倒しての領域か)みての感想を書いてみます。
エクストラロードということもあってか、タイヤの空気圧は長距離走行時は前後とも2.7に合わせています。
(走行安定性・ハンドリング)
特にグリップが利くとかいう特性はありません。グリップ面では「普通のタイヤ」だと思います。でも私のGOLFとはマッチングが良いようです。
ハンドリングは、舵を当てただけ、自然に曲がってくれます。グリップに頼り過ぎない運転を心掛ければ、思いのほかヒラヒラと素早く応答してくれます。どんな山道でも、グリップに頼った走らせ方というかカーブの曲げ方はしていませんので、私のような用途ではこの特性で充分です。
前回のBS-MY-01と比べ、路面の状況を、タイヤを通してつかみやすくなりました。
(乗り心地・ロードノイズ)
この点がもっとも評価が高いですね。MY-01に比べて、ロードノイズは明らかに少なくなりました。オーディオの音量を1ないし2メモリ少なくしてちょうど良いくらいです。前回も書いたと思いますが今回もそれは変わりません。静かでオールラウンドなスポーツ系タイヤのミシュランPP2に比べても遜色無しです。今のPS3は、知りませんが…
もともと足の硬い車なので、コンフォートな乗り心地にはなり得ないと思いますが、GTIのサスやショックの特性とはマッチしているのでは?と思います。快適な部類だと思います。
(ウェット時は?)
はっ水性は結構高く、雨の路面でもしっかりハンドル操作ができます。先月末の大雨の伊豆でも、しっかりハンドル操作ができました。除雪されたての路面でドライなのかウェットなのかアイスバーンなのか、道を凝視しながら走ってみないと分からない路面でも、しっかりした応答性を確保してくててて、ドライバーに道路状況を把握させやすく、結果的に安心感というか心理的余裕を与えてくれているところがまたマルな点です。
(サーキットでは?)
ファミリーランで食いつくような攻めた走り方をしていないので何とも言えませんが、素直な操縦性が好印象でした。本格的にサーキットを走る走行には、向いていなさそうですけどね(笑)
総じて、かなりの好評価です。
値段がPP2の2/5なわけですから、これは強敵なタイヤかも・・・
そして、ウェブでは分からないようなこまめな改良を重ねているとか・・・>ナンカンタイヤの開発陣
あとは、マメにローテーションをしてどれだけ走行距離を持たせられるか、その点につきますね。過走行な私の車だと。(^^)
Posted at 2012/02/12 00:51:33 | |
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