
現在もひんぱんにお付き合いのあるみん友さん2人から、愛車GOLF-GTIの乗り味について、以前、こう言われたことがある。
「P-VW-inakichiさんの車って、動きが軽いよね」
そうなのか?
そんなことは、あり得ないはずだ。実際に車重は1440kgある。前に乗ってたプジョー307XSは1270kgだったから200kg近く重いのだ。
その中の1人は、こう続けた。
「僕の周りでもGOLF-V-GTIに乗っている人がいる。みんなDSGだけど、同じ車のはずだよね。GTIって、高速安定性があってクルーザーのようだったりどっしりしてたりしたんだけど、P-VW-inakichiさんの車の動きは明らかにきびきびしてて軽いんだよね」
この話を聞いた時の場面は、箱根ターンパイクの大観山~箱根町バス停の県道で、私の運転で同乗体験いただいた時の話である。
もう1人は、こう話していた。
「僕のルーテシアと同じか、それ以上に車の動きが軽く感じるんだよね」
この場面は、栃木・奥鬼怒のR121旧道を走行中、私の運転に同乗していただいた時の話だ。
で、くだんのルーテシア、GTIよりも200kg軽い車で、馬力はほぼ一緒だがトルクはターボ車のGTIとNA車のルーテシアRSでは当然違うし、何より車の大きさが全く違う。でも聞くところによると、ルーテシア(この車は現行RS)のシャシーが日本仕様車はツーリング向けにしつらえている、という。それと関係があるんだろうか?それは、ルーテシアのオーナーではない私には体感として知ることはできないことだ。
私の車は、1度ショックを純正からザックスのショックに換えたことと、フロントブレーキパッドを強化したこと、そしてタイヤをアジアンタイヤに換えたくらいだ。上記の箱根ドライブの時は、まだ純正のコンチネンタルのタイヤを履いていたはずだ。
つまり、ほとんど何も換えていないに等しい、のである。
ドイツの車だから、想定している路面はアウトバーンだったりサーキットだったりするはずだ。
でも、私の乗り方は、確かに高速道路を使った長距離移動も多いが、一方で箱根や筑波山といった片側2車線の尾根に作られたワインディングを走ることよりも、全体幅が1.5車線程度の狭く険しい九十九折れの山道の登り下りをすることの方がずっと多い。そして走る高速道路も、東名よりも中央道の方がはるかに走る回数が多かったりする。
だとすると、自分の走り方は、もしかしたらGOLF-GTIが想定しているシチュエーションとは、もしかすると少し違うのではないか?と思ったりする。言いかえると、ドイツ車的な使い方をしていないのでは?ということになる。
私のような使い方をしていると、車の方も乗り味が変わってくるのだろうか。
いろんな雑誌やウェブメディアの試乗レポートを読みながら考察していても、いまだに答えが出てこない。
でも、自分がハンドルを切ると、曲がりたい方向にちゃんと車は曲がってくれる。あまりやるべきではないだろうが、急なハンドルを切っても遅れることはなく、思ったとおりに移動してくれる。
私の愛車というのは、そういう車だ。
Posted at 2012/06/20 22:37:16 | |
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