
自分の車とは関係ない画像を転載…m(__)m
先日、久方ぶりにショップの社長から連絡があり、「P-VW-inakichiさん、この際クラッチも交換したいのですが」と。
そう、私の車、2008年に7,000㎞の車を購入して以来、事件が起きる直前の(約)157,000㎞まで、1回もクラッチを替えたことがありません。社長がおっしゃるには、エンジンを下ろすいい機会なので、走行距離と今後の使い方を考えるとお金をかけてでもクラッチ(周りも含めて全部)を交換すべきですよ、と。
実際覚悟はしているけど、やはり来る時が来たのか、という思いも。で、交換するつもりです。
以前乗っていたプジョー307のMT車も、売りに出す131,000㎞までこれまたクラッチを交換せずにきてしまいました。
2台のクラッチのフィーリングで共通しているのは「滑っている感じがせずにまだまだ使えそうな感じがしていた」ということでした。ま、替えると違うのはいろいろなところで書かれているので、それは車が(もし)帰ってきた時の楽しみにしてここでは書かず、過去のことを中心に書いていきます。
プジョーのとき、どう使っていたかというと、1速と2速のギア比があまりに離れていたので(いわゆる「ギアが遠い」)、クラッチミートのタイミングを合わせて2速発進していたことが多かったですね。1速から2速にギアを変える時、そのストロークの長さも相まって「よっこらしょ!」とギアチェンジをしていました。そして、クラッチのミートポイントが今のGTIと比べて相当手前でして、ちょっと触って半クラッチかな?という状態でも直結していましたね。だから、半クラッチ的動作はほとんどしていなかったように思います。バックしているとき、自分では半クラッチかな?と思える領域のクラッチ踏みでも既に直結していたような感覚でした。
一方、GTIは307に比べるとクラッチのミートポイントは奥まっている(それでもミートポイントは手前の方らしいけど)せいか、毎回毎回クラッチをきちんと踏んでからギアチェンジをする習慣を身につけています。バイワイヤを使っているせいかブリッピングやダブルクラッチのような楽しみ方は無理なのですが、それでも回転落ちに合わせたギアチェンジしていると楽しいものです。
先日も某所でクラッチ交換の話が出て、自分の車のことを話したら(15万㎞以上でまだ無交換)皆さんに驚かれました。そういうものなのか?と。
確かに、今までプジョー307の全く同じ車で私より走行距離を乗っていない方の車でもクラッチが滑り気味とかの違和感を感じたり、知り合いが中古のフィアットバルケッタを買ってまもなく横に乗せてもらってクラッチの滑りを感じてしまったり(このバルケッタは直後に手放してしまいました)。中古車だと前のオーナーがどのように使っていたかでクラッチフィールに大きな差が出てしまうのか、とこのバルケッタを試乗した時に感じたものでした。
自分の場合は、半クラはバック時しか使っていません。街中の極端な徐行では、すぐにでも止まらなくてはいけないような時に半クラを使うことはあっても、普段の街中徐行では1速+ブレーキングで対応していると思います。特に意識はしていないんですけどね。でも、これには理由があって、半クラ状態ですと、GTI君はクラッチペダルに相当なトルクがかかっているのがクラッチのつながり具合とともに分かってしまうんです。これは無理がかかっているな、と左足から感じてくるわけで、直感的に「これ以上無理に半クラをしかけるとクラッチそのものに無理がかかってきて壊れちゃうな」と、一種のクラッチの限界を感じてくるんですよ。シチュエーションにもよりますが、加速時にしろ減速時にしろ、即座にクラッチをベッタリと踏んで直結させるかペダルから左足を離すかしてしまっています。そしてギアチェンジは素早くそしてスムーズに、そして(できているかどうかは別として)ATよりもなめらかで振動を起こさないギアチェンジを心がけています。
そして、走行環境を常に渋滞(ないしはストップアンドゴー)の回避に置いているので、東京圏に住みながらでもクラッチは持ちこたえてきているのかな、と思ったり。
あと、サーキットの走行会に出ていないこともクラッチの持ちにつながっているのかな…!?!?
あくまで、ごく普通のことをしているだけなのに、クラッチの寿命の差が出てしまうのはなぜなのか?
未だに自分なりの結論は出ていません。残念ながら…
さて、ネットで調べてみると、クラッチペダルをフットレスト代わりにして足のせしてしまう方もいるとか。これはウソというかネタなのかもしれませんが本当ならびっくりしてしまいます。半クラ状態のまま長時間走っているの?と思わずにはいられないので。
また、2ペダルのシングルクラッチMTですと、使い方によっては15,000㎞でクラッチの寿命が来てしまう例もあるとか。これまたびっくりしてしまう話です。私だったら、10回クラッチ交換する計算になりますね(爆汗)。
車が戻ってきたら、またクラッチと対話ができて、それでいてクラッチに負担をかけない運転とはどういう運転なのか?を模索してみようと思います。
Posted at 2012/09/19 22:15:36 | |
トラックバック(0) |
ひとりごと | 日記