
もう10日ほど経ってしまいましたが、紀州ドライブ番外編ラストを。
表題のとおり、奥瀞道路とその前後の酷道を走破しています。
前日の本宮入りまで、国道169号の和歌山県北山村区間が全通していることを、実は知りませんでした。旅館に到着して食事・風呂とひととおりやるべきことを済ませてから、道路サイトを片っ端から調べたところ、どうやら通れるらしいことが分かりました。
でも、当初はここを通るのは不可能だろうと判断していました。その原因は、もちろん一昨年秋の台風災害です。168号線は比較的早く開通したとはいえ、前回訪れた時にはまだ痛々しい傷跡が至るところにありましたから。そして、昨年6月の南紀酷道オフのときでも、まだ未開通でした。ですから半分は諦め気味で調べてはみたのですが、どうやら通れるらしいことが分かりました。逆を言うと「通行止」表示が無かったという言い方のほうが正しいかもしれません。
ということで、日曜の11時に本宮大社付近を出発。旧・熊野川町付近でR169号に折れます。
国道311号と分かれる辺りから、道が険しくなります。311号も、険しくなります。
この辺りは、台風の時にはほとんど水没してしまったようです。木が裸くさいところは、間違いなく雨水に浸かっています。もちろん、道もこのとおり、剝がれてしまっています。
今回の最凶区間の1つでしょうか。見上げる上までえぐり取られているのが分かります。自然の驚異をまざまざと感じますね。
ここは、表題写真を撮った場所の別アングルから見た荒涼とした風景。1年半近く経っても、リアルに残っています。でも、逆を言うとよくぞここまで復活したな、という方が適切なようです。
道がきれいになっていますね。ここは、1年半の間に完全にやり直して新たに道を作り直したと思われます。
やがて、快走路が目の前に広がってきます。ここは「奥瀞道路」という快走路です。
いずれ、本宮近くの終点までこのような快走路が出来て旧道の酷道区間は無くなるようになるんでしょうが、それまでにはあと何本もの長大なトンネルを掘る必要がありそうです。
紀伊半島にもあります。「自分がどの県に居るか分からない区間」が。
関東の渡良瀬川沿いだけではないようです(笑)
奥瀞道路から、また険しい区間を通過することを余儀なくされます。
このトンネルは、手彫りです。う~ん、リアルだ(^^;;;;)
道の駅「おくとろ」に来ました。ここまで本宮から1時間以上。
ここまで来ると、あとは快走路だけかな?と思いきや、三重県境の七色ダム付近でまた狭あいな峠道が待ち受けています。この区間は、大した距離がないのですが、その前の厳しい狭あい路のおかげでもう狭あい酷道を通るのに飽きが来てしまっていました…(^^;)
三重県の紀州路に別れを告げ、もうすぐ紀勢自動車道に入ります。
2日間を過ごした紀伊半島とも、お別れです。
紀勢道を大内山ICで入り、途中事故渋滞で亀山スマートICから四日市ICまでフラワーロードなる広域農道と脇道を走行し、四日市から再び高速へ。
伊勢湾岸道(御在所・刈谷で休憩)→東海環状道→中央道(恵那峡と駒ヶ岳と双葉で休憩)→甲府昭和IC→実家→R20→大月IC→中央道→八王子IC→自宅
というルートで、翌日の雪に遭う前に帰宅しましたとさ。
お疲れさまでした(笑)>自分
Posted at 2013/01/22 22:43:38 | |
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