
先日、ゴルフⅥTSIコンフォートラインを、まとまった時間で運転できる機会に巡り合えたので、記事として残しておこうかと思います。こちらの車のオーナーは、EJGVコアメンバーのsyochanさん。
何分、忘れっぽくなってきたので、頭に残っているうちに書かないと(笑)
走行区間は、新名神高速の甲南PA→新名神→亀山JCT→東・名阪道→四日市JCT→伊勢湾岸道→刈谷PAの、概ね100kmほどの区間です。
コンディションは、天気:小雨、路面状況:セミウェット、渋滞状況:東名阪道全線(亀山~四日市)で渋滞というものでした。
助手席にオーナーのsyochanさんに乗っていただいて、いざ出発!
運転席は、こんな感じです。
見慣れたGOLF一族のインパネ。青光りするⅤ型よりも、普通に白く光るⅥ型の方が、好感が持てます。青い光は、見る時間が長くなってくると目がチカチカしてイケません。Ⅵ型の白い光の方が目に優しく感じられます。
新名神と伊勢湾岸道では、路面状況が良好で交通の流れもスムーズで快適でしたので、ある程度、高速走行性能が分かるような走り方をしてみました。具体的に何㎞アベレージで走ったかを言うのは避けておきます。
アクセルを踏んで回転を上げ、高速合流車線に入るまでの加速感、必要にして十分、そして力強いですね。踏めば踏んだだけ、きちんと前に車を蹴飛ばしてくれます。そして息の長い加速感、有り余るほどのパワー感とかトルク感を感じるかと言ったら嘘になりますが、何のこれしき!これ以上過剰だとドライバーに「持て余し」感を与えてしまうだけです。いいところを突いているなぁ、と思わせる自然なパワー感なりトルク感です。エンジン音や排気音も、小生のⅤ型GTIと比べるともちろん静かですが、それを抜かしてもハイレベルな静かさを保っているのでは、と思います。これ以上静かなのは、Ⅶ型ゴルフや一部の高級車だけでしょう。それでいて、ドライバーには嫌みのない音をしっかりと聞かせてくれるので、運転してて安心なのです。何も聞こえなさ過ぎて車の調子が分からなくなるようなことは、おそらくないはずです。
ハンドリング・足の動き、世界的ファミリーカーなだけあって、面白さは感じにくいのですが模範的な自然さを感じさせてくれるもの。車がドライバーの運転に優しく応えている、そういう印象。タイヤは16インチ。。。だったかな?国産車の主流派の車と比べ、だらけたハンドルさばきを許容することはないのですが、それでも運転の楽しさを与えてくれながら肩肘張らない運転ができるところが良いのでしょうね。
個人的には、もう少しブレーキがしっかり効いてくれると嬉しいのですが、どうやら踏めば踏んだだけしっかり効くようです。
さて、ゴルフⅥですと、パドルシフトが標準装着されていて、これにパドルを大きくするキットを付けています。マニュアルモードにすると、変速しやすくなるところが最大の美点であり、また下り坂でのエンジンブレーキを使うポイントに持っていってギアをほぼホールド状態にできるところが、イイですね。
最後に、渋滞路。DSGの制御が進んでいるのか、嫌な発進(症例に出ているような急発進とか)は一切なく、使いやすいですね。チョロっと動いている時は、2速ホールドで走るのですが、少しスピードが上がるとギアがポンポンと上位ギアに移っていくようです。
短時間で何が分かるかは問題にしなくてはいけないでしょうが、少なくとも東名阪道の渋滞では不便さを感じることはありませんでした。VGJ(インポーター)の意見が本国のエンジニアリングにもしっかりと聞こえていて、その都度フィードバックしているのでしょう。
あとは、いろいろな装備品がいつ、どんなタイミングで壊れていくのか。そこが課題でしょう。でも最終型に近い車ですから、仕上がりは信じられないほどのハイレベルでしょう。
いやぁイイ車でしたよ!
syochanさん、機会があったらまた運転させてくださいね♪
Posted at 2013/07/17 22:05:41 | |
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