
去る3月8日、秩父鉄道1000系に「乗り鉄」してきました。
このきっぷは秩父鉄道の1日乗車券で、今度の連休をもって列車生命を完全に終える「秩父鉄道1000系」の引退記念の写真をモチーフにしています。
この1000系は、元国鉄電車の
101系で、その101系は中央線の特別快速電車の初代としても知られていますね。だから「乗りに行ってきた」ってのもあります。初期型が世に出て50年経つので「古い電車」であるのに間違いはないのですが、その割に古さを感じさせないのは、ちょっと前までのJR通勤電車の主力だった103系(101系の改良型といえる存在)の外観がよく似ているからなのか、それとも使用年数が長いからなのか、はたまたその両方なのか。どちらにしても、凄いことなのかな、と思います。
乗ってみると、その底なしに甲高いモーター音に感動を覚えました。コイルバネのドッシンバッタンな乗り心地も、また懐かしき。
始発の羽生駅にて。
懐かしさを感じさせる車内。
関東平野の広さを感じさせる車窓。
この車窓が、秩父地域に入ってくると一気に変わってきます。
この駅は、秩父駅を通り越した「武州日野駅」ですが、実際に長瀞周辺から先月襲った大雪の残骸をそこかしこに見かける風景に出会いました。雪が降ってから3週間は経っているのに、まだこれだけ残っていたという事実にまず驚愕しました。そして雪が降ってから2週間近く鉄道が復旧できなかったのが何故なのか、この雪の深さを見ると、その理由が何となく垣間見えた気がしました。

深い雪と陽の光と通勤電車とのコントラストが、驚きと言うか違和感と言うか、何か複雑なものを感じました。
2時間ほどの乗車で、終点の三峰口駅へ。
他の電車たちとの3ショット。
撮り鉄さんも、多数(笑)
普段、秩父鉄道に乗ると、西武秩父駅と隣接する「御花畑駅」より奥に行ったことがなかったのですが、今回初めて、終点まで乗りました。
駅前にも、大雪の残骸が!
折り返し電車に乗って、御花畑駅まで戻ります。

御花畑駅は、芝桜の丘への秩父鉄道の最寄り駅という性格から?「芝桜駅」というサブネームが付いています。
昼食がてら、御花畑駅と西武秩父駅(徒歩数分)の商店街通り(と言っても実質は観光客向けのみやげ物屋さんばっかしですが)をそぞろ歩いて、西武線の普通列車に乗って帰宅の途に着きます。
帰宅したら、翌日の信州EJGVイチゴ狩りオフに向けて体力を整えるべく、車を動かさずに自宅待機していましたとさ(笑)
(おまけ)
最近、西武秩父駅ではアニメのカラーリングの周遊路線バスが走っているんですね。

Posted at 2014/03/20 00:00:35 | |
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電車でGO? | 日記