
先週末から3泊で四国に出かけていましたが、今回も前例を踏襲し、自走せずに「入口まで交通機関で現地入りし、現地で車を借用」してみました。
今回も、タイムズカーレンタル(旧マツダレンタカー)でSクラスの車を借りることにしました。今回は、レンタカーを最終的に予約したのが出発1週間前という、荒業に等しいことをしたので、車の車種を限定しないSクラスで借りることに。
「まぁマツダだからデミオだろう。デミオでも、ぎりぎりで借りたから現行の初期型か、まかり間違えれば先代型が来るかもな」
と思っていた矢先に、高松駅前のレンタカーの営業所にて小生と対面した車がコレ。
そう、現行デミオのイメージリーダーカーの1台「スカイアクティブ車」でした。
意外でしたね。「古くて10万キロオーバーの過走行車」を割り当てられるかと思っていましたから。
ちなみに、現行デミオを新車時に借りたのも、ここ高松駅前の営業所でした(要するに旅のお供で借りた訳です)。スペックは、平成24年夏納車、車重1.0t、1.3L、CVTのスカイアクティブ車です。ま、でも7.1万㎞走行車ですけど(笑)
スカイアクティブな部分の、メーターは、こんな感じ。

上の扇状グラフの部分が、「ドライバーがどんな走り方をしているかを視覚で訴えさせてくるもの」です。急ハンドルや急ブレーキをかけると、左右の扇の部分にグラフが表示されます。乗り方が良いと、真ん中の部分の扇型に表示されます。燃費走行が出来ている場合は黄緑表示に、スムーズなコーナリング走行が出来ている場合は青く表示されます。でも、これがなかなかうまくいかないんですよ、、、、(^^;)
ギミックとしては面白いので、音響を聞かずに運転に集中したいときにはこのグラフの変化をBGM(視覚だけど)にするのも一興かもしれませんよ。
さて、小生の場合旧マツダレンタカーの会員証を持っているので(現在はタイムズカーレンタルに契約変更していますが)、車を借りるのはマツダ車、特に値段が安くて台数が多いデミオに乗る機会が多く、新旧合わせて10台(すなわち10回)借りて乗っています。よって、デミオという車がおおよそどういう乗り味かは分かっているつもりです。
でも、スカイアクティブ車は、やはりちょっと違っていましたね。相変わらずの「キビキビ走るけど高速走行はそれほど得意ではない」走り味でしたが、違うのは「アイドリングストップの多さ」と「発進時のGの掛かり方の穏やかさ=発進加速の鈍さ」ですかね。
その特性が、いかに燃費に影響を及ぼしているのがよく分かる、下の数値たち。

初日の走行。

2日目の走行。

3日目の走行

最終日の走行。
ロングランで天気が良かった、初日と2日目の燃費数値が素晴らしい値です。2日目は、もう少しで20㎞/lになんなんとしていましたから(!!)これに勝るのは、北海道で4日間乗り倒したスズキのスプラッシュだけです。あちらは峠道の少ない北海道の道しか走っていないので直接比較をするものではないのですが、常にL当たり20㎞/lオーバーでした。
3日目は大雨でエアコンを入れっぱなしにしていたうえに、岬見学でずぶ濡れになった身体を乾かすためにアイドリングを長時間していたっていうのもありましたが、それでも終わってみれば17km/lオーバーですから、優秀です。
4日目は、屋島の山の往復と、ほぼレンタカー屋さんへの回送だけだったので、たいしてよい値ではありません。でも注目してほしいのはオドメータ。実際には1023.4㎞走っているのですが、トリップメーターは相変わらず1,000㎞以上を表示してくれないようです(>_<)
それでも、16-7㎞/l以上走ってくれるスカイアクティブ車です。
こうなると、やれ加速力だぁコーナリングだぁハンドリングだぁシートの座り心地だぁなんてことを論ずる気にもならなくなりますね(爆)。
エラいよ!デミオ君!ありがとう!
マツダの底力を感じた1台でした。
(お知らせ)
なお、旅行本編のお話を日記にするのは、週末以降の予定です。
Posted at 2014/05/15 23:36:51 | |
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