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2015年04月27日 イイね!

S1を味見する

S1を味見する昨日の午後、かねてから「試乗してみたい!」と思っていたアウディS1をディーラーにて試乗しました。








昨年末の発売当初「試乗車は出回るのか怪しい」と聞かされていたのですが、半年近く経つ今では、オフィシャルサイトの試乗車検索コーナーで調べれば、お店こそ限られるものの試乗はできるものなんですね。

おとといが(人によっては、ですが)GWの始まりとのこともあり、郊外で乗るよりは(道が空いていると予測が付く)都心部で乗った方がより良いと判断し、都心部のディーラー(写真↑)にて試乗申し込み。当日の3時間前なのにアッサリとOKが出ました。

コースは環七を含む大通りと、ディーラーの裏路地を走るというものでした。この裏路地が意外に手ごわく、小さなA1とかA3・A4なら問題ないのですがQシリーズとかTT、A5以上だと車幅で手こずるのではないかってぐらいのクセモノでしたね。でも、そういう中大型車だと、セールス氏が交代するかな?


また、前置きが長くなってしまいました(^^;)

では、本題。

S1どころかA1もそうなのですが、「小さくても廉価でもAUDIはAUDI」なんですよ。それは、座って計器類を眺めて触るだけでも感じ取れる代物です。



その高密度感というか高級感、スゴいというのか何というのか。MB車とかBM車だと車種の多さもあってか車種によって高級感に差があったりするように(個人的には)思えるんですが、ことAUDIだとそういうことは見られませんね。
ステアリングやシフトノブも、これぞAUDI品質という感じです。

さて、スマートキーがアームレストに置いてあることを確認して、インパネ中央部寄りにあるエンジンスタートボタンを、クラッチとブレーキを踏んだ状態で押します。ブオン!と勇ましい音がします。明らかに狙った勇ましさで、もはや旧型の我が愛車よりも威勢良くエンジンがうなりを上げます。
クラッチを丁寧に慎重につないで発車。全く軽いというかそのスペックに見合わないほどの軽いクラッチとシフト操作。交差点を曲がって、少しアクセルを開けてみます。2000CCターボで40kgm近いトルクのある車なのに、クラッチをつないでギアチェンジをするのがやり易いことやり易いこと。小生の愛車だと明らかにクラッチから強いトルクを感じさせて「慎重にクラッチ操作をしなくては」と心のブレーキがかかってしまうのですが、このS1だとそんなことはありません。4駆のなせる業なのか電子制御装置が進んでいるからかは分かりませんが、ギアチェンジでひっかかりも全く感じませんでした。しかも減速ギアに入れるときにブリッピングしながらしても、オーバーレブなり(回転数の調整不足から来る)急な減速Gなりが来ることもなく、回転数だけ上がるだけで平穏無事にギア操作ができてしまうことにとにかくびっくり、というか拍子抜けというか。MT車に乗っているはずなのに、ずいぶんと車側からの制御を感じる乗り味でした。セールス氏には話してみたのですが「ズボラな運転操作をしても、車のコンピューターが運転手をしっかりと守ってくれる」と感じました。そして面白かったのが、MT車なのに「現在何段に入っているか」「今何段に入っているがもっとシフトアップせよ・シフトダウンせよ」と車のオンボードインパネコンピューターが指示を出してくれるんです。さらにビックリなのが、これはセールス氏がおっしゃっていたんですが「この車は構造上エンストは無い。エンストしそうな挙動になると車の側で状況を察知して(軽く、ですが)善後策を講じるとか。もちろんのこと、坂道発進を助けてくれる「ヒルアシスト」も搭載しているんだそうな。
こうなると「MTに乗ってるはずなのに車がどんどんオレ(運転者)を助けてくれる」とオーナー氏が錯覚してしまいやしないかと思うぐらいでした。小さいけど、どっしりとした高級車に乗っている感覚。
裏を返せば、乗り手にこう思わせるのではないかと思ってしまいます。

「ずいぶんと車に乗せられているなぁ」

MT車なのに、あり得ない発言で失礼しました(笑)

ですから、裏を返すと「長距離長時間走行でS1のスゴさをドライバーに訴えかけてくる」とも言えます。高いギアに放り込めば、車の方で高速巡行してしまうのではないか、とも。とにかく長距離走行ではストレスを感じさせない車になりうる存在でした。

足回りの減衰力を調整するシステムも利用してみましたが、最も操作系を重くできる「ダイナミック」でもハンドルの据え切りとかブレーキのタッチ、シフト操作やクラッチの操作においてもやりやすかったですし。わだち路面でも35%扁平であることを忘れてしまうような穏やかな乗り心地でしたね。

言わば、「小さくても高級なスポーツカーかつGTカー」と言い換えられます。

とにかく、その高級感と気難しさの無い乗り味、そしてクラッチ操作をしなければ「この車ってMTだっけ!?」と思わされる、そういう乗り味でした。

「乗せられている」感が強い、とも言えます。

その強いトルクでクラッチ操作をラフにすると、あっという間にクラッチがダメになり、その交換賃を払うことで初めて「高価なものがいろいろと付いてて、その部品たちに今まで守られていたんだな」と感じことになってみたり。国産車のスバルWRX-STI(現行型)の方がよほどダイレクト感が強い乗り味です。

箱根などの高速度ワインディングを走ってみると、また感じ方が変わるんでしょうけどね。

以上、S1のファースト・インプレッションでした。
Posted at 2015/04/27 20:57:09 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗記 | 日記

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