
母親が後期高齢者になったこと、家業を畳んだこと、さらに父親が運転免許を更新しなくなったことで実家の車が余ってしまったので、両親2人の車2台ずつ4台をすべて売り払って新たに買ったのが、表題の車。
トヨタのパッソです。
パッソには大きく分けて2種類の顔があるんですが、実家の車は街中でよく見かける異形ライトの顔・・・
ではなく、何年も前からタイムスリップしてきたような保守的な顔の方の車です。
※2枚とも借り物写真です。
次期モデルの登場が噂されているような末期モデル。
だからなのか、それとも製作しているダイハツの考え方なのかは分かりませんが、乗ってみた感じがこちらの想像よりも良かったですね。
親と会った日に運転代行をしたときの感想を書きます。
タイヤサイズが14インチながらオプションでアルミホイールを履いているせいかのか、車両重量が900kg台だからなのか、ハンドリングが思いの外機敏でした。
かといって、ダイレクトとかリニアリティに富んでいるというものでもありませんけれど。足回りも、ロールはするんだけれど、4本のタイヤが路面を捉えていて車が横っ飛びするような挙動はほとんどありませんでした。
2016年の現行型の登場以来、ダイハツの開発担当チームが顧客の声をしっかりと聞いて地道に改良を重ねてきたんだろうと思います。
パワートレーンは、1Lの自然吸気。非力なことは間違いなく、バイパス道路への合流にはちょっと気を遣う場面はありますが、車の性能なり性格を思うと、これで必要十分なんでしょう。ブレーキの効かせ方も、車の正確に合わせたゆったりしたものです。
シートはベンチシートなので、読まれる皆さまの想像されるとおりの座り心地と思ってもらって間違いないと思われます。
今どきの車ですから、安全装備もひととおり付いていて、高齢者の運転には安心です。
さて、持ち主である小生の母は上がりの車にするつもりでパッソを買ったはずですが、母は年に5、6回、片道100km以上の運転をしたがるので、その移動距離ではパッソだと飽きが来ないか気になるところです。今年の秋に免許証の更新を控えているので、もしもスンナリとクリアできたら数年後には車が変わってって「上がりの車」ではなくなってしまうかもしれませんね(笑)。
そうそう帰省できない現状ですが、帰省したときには生暖かく見守ろうと思った、そんなある夏の日のことでした。
Posted at 2021/08/20 22:32:46 | |
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