この477号線走破シリーズも、この巻で最後にしますが、この区間は最も激しさというか凄さを感じさせる場所です。あり得ないほどの急坂、どう見てもあぜ道にしか見えない国道、年期の入り過ぎでひび割れが酷い舗装、どれをとっても強烈です。しかも、小さな空き地(というより舗装されていない路側帯)では1組ずつ2ヶ所で写真を撮っている家族(あるいはグループ)を見かけました。こんなに細い道でヒョイとグループを見かけた時、内心では驚いてしまいました。もっとも、当方は危険を抑えるために、周期的に警笛を鳴らしながら走っていたこともあって、向こうの方々もきっと「東京近郊ナンバーの車が1台きりで何のつもりで迷い込んでいるのだろう?」と思ったことでしょうね。
百井の里の標識です。いくらカーナビがあるとはいえ、標識の存在は絶大です。この標識をちゃんとに読まずカーナビばかりを頼っていると、次の写真の場所で確実に疑心暗鬼になり当惑するはずです。
それが、ここです。カーナビだと民家に突っ込んでしまいます。手前の標識をちゃんとに見る必要があります。

上の写真の、別アングルから。いかに道が狭いかが分かろうというものです。もちろん離合する場合は下の民家の駐車場に来るしかないですね。この先も、なかなかすれ違いが難しい場所が延々と続きますが、ここを出発して1分足らずで滋賀ナンバーの車とすれ違う羽目になります。

ここが最も狭い場所かな?ここまでの道はガードレールのない1.0車線幅の勾配緩めのSカーブの登り坂が続いていました。この先の右カーブで、まず1組の停車グループに遭遇します。

この辺りから、下り坂が大変急になります。1速エンブレ+フットブレーキでゆっくり(多分20km/hそこそこ)坂を下っていきます。

最も坂が急な区間です。道が膨らんでいる(スピードが出ないようにするため)上に舗装が割れているので、全く気が抜けません。

やっと坂を下り切りました。この先の三叉路をUターン状に右折すると、花脊の里に到達しますが、まずこのUターン状の交差点を曲がりきれるかが1つの大問題でしょうね。
私たちはここを左折し、鞍馬の里経由で京都市内に向かいました。
R477号線の話題はここでおしまいです。
ご高覧お疲れ様でした(笑)
Posted at 2011/09/29 21:48:15 | |
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