=pwp-inakichi=のブログ一覧

ここは、サロマ湖の展望台へ登る道なのですが…

狭いダートロードです。道幅は1車線ちょいしかなく、すれ違うことはできません。対向車が来たらどちらかが空地まで下がる必要があります。

道が整った北海道で、こういうことってあるんですね。
メジャーな観光地の展望台なので、まさかダート道なんて想像していない訳ですよ。
しかも、この道は国道からの入り口からもうこのとおりのダートだったものでさらにビックリでした。

当然ながら、展望台から下りて舗装された道道に車を運ばせた時タイヤチェックしたのは言うまでもありませんでした。

宗谷岬から一般道の一本道を延々と5時間、道東はサロマ湖にやってきました。

ここは険しい道を登った先にある展望台から見たサロマ湖です。日本一の湖・琵琶湖とはスケールが違いますが、サロマ湖も相当に大きな湖です。展望台から見てると地平線が見えるほどですから、その大きさが分かろうというものです。

ここに限った事ではありませんが、展望台から見るのは好天の日に限りますね。

いい天気でカラリと晴れ上がりました。
ただ風は強く、気温は18℃くらいしかありませんでした。でも、ジメジメした真夏の関東とは打って変わった気候で、ここは別天地なのだなと強く実感できた時でした。

さて、ここは宗谷岬。
宗谷海峡より真北を望んでいます。

どうやらうっすらと陸地が見えますね。

サハリンでしょうか。

事実、稚内の博物館にも立ち寄ったのですが、サハリンとの関係を感じさせる様々な遺品やら日本領だった時代の写真があり、稚内の人々にとってサハリンは特別な場所なのだと強く感じさせられました。反面、北方領土もそうですが、国境に近い人々にとって約70年前に終わったはずの第2次世界大戦は、まだ完全に終わっていないのだとも感じさせられ非常に複雑な思いに駆られました。

ここは稚内市内から宗谷岬に向かう国道238号線です。
左手には宗谷海峡が控えていて、海がすぐそばにあります。

なのに、このまっすぐな道は何なのでしょう。まるで滑走路のようです。飛行機がこの道からでも飛んで行けそうです。

なのに、実はすぐ近所に稚内空港があったりする訳で面白いものです。

ここはJR北海道・稚内駅の構内です。
稚内駅周辺は再開発の只中で、駅そのものも建て替えています。

そこで、この写真。
日本最南端のJR指宿枕崎線・西大山駅から何と3,059kmあるそうな。

日本ってやっぱり長いのだなと感じさせる表示板です。